Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
カテゴリー「◇ 雑記」の記事一覧
- 2025.04.29 [PR]
- 2006.12.28 ◇ 一足遅れですが。
- 2006.12.23 ◇ メロンパンと私
- 2006.12.14 ◇ 人形とギプス
- 2006.11.26 ◇ 「マリー・アントワネット」
- 2006.11.25 ◇ 日中友好
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

イタリアの伝統的なクリスマス菓子と言えばパネットーネとパンドーロ。
パネットーネはドーム型で、レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツが入ったミラノのお菓子です。上の写真がそれ。
一方パンドーロはヴェローナのお菓子で、やはり円柱形ではあるのですが、上から見るとギザギザの星型というか歯車型というかそんな感じ。中には何も入っておらず、粉砂糖を掛けて食べるのが一般的です。
どちらも重量約1kgくらいが標準の大きさで(因みに上の写真のパネットーネは直径18cm高さ16cmでした)、パネットーネ(大きなパン)、パンドーロ(黄金のパン)という名前の通り、ケーキというよりはブリオッシュ系の甘いパンといった感じなのですが、柔らかくて素朴でほんのり甘くてなかなか美味しい。
きちんとしたお菓子屋さんのものはそれなりのお値段がしますが、既製品は4〜7ユーロ位かな。クリスマスシーズンになるとスーパーの中は各メーカーのパネットーネ&パンドーロの箱が山と積まれて壮観の風景になります。
で、クリスマスが終わるとケーキが値崩れするというのはこちらも同じでして、今日休み明けのスーパーに行ったら、なんと、一箱1ユーロでした。
・・・なーんつって、「なんと」 だなんて、まるで何も知らずに行ったら偶々安かったの、みたいな風を装ってみましたが、そもそもこれを狙ってたんだけどねー。
上の写真を撮った後に早速、紅茶と共に頂きましたよ。美味かった。
下は贔屓にしているパン屋兼お菓子屋さんの飾りパンドーロ。中をくりぬいて、プレゼーピオ(キリスト降誕のシーンを表したお人形)が入れてあります。


私の住んでる街は小さいので、通りのイルミネーションなどもショボ・・・ あ、いや、非常に慎ましい感じです。しかも今年は何故だか広場のツリーも出ていないんだよなー。どうしちゃったんだろう。
でも、お決まりのメリー・ゴー・ラウンドは今年もしっかり回っておりました。


そしてもうひとつのお約束がこちらの観覧車。毎年12月に入ると、街の中心地の広場の見晴らし台(?)みたいなところに立ちます。なんか、気が付くといつの間にやら出現していて、あぁ、そういやもう12月だった、としみじみ思わされるという寸法です。
で、見ればお分かり頂けるかと思いますが、ボックスになってなくて椅子が剥き出しなんで、とんでもなく寒いんだわ、これ。
そんなわけで、あまり実用向きとは言えませんが、オブジェとしてはなかなか好きです。逆光にそびえる観覧車(無人)って哀愁漂ってていいよな。
PR
そういやドラミちゃんってメロンパンが好物だったんだよなー、とYahooトップを見ながら思い出したわけですが、あれだな、ドラえもんのドラ焼きといい、ドラミちゃんのメロンパンといい、どうやら私はこの兄妹と食べ物の趣味が合わないようだな、残念ながら。
餡子がダメなのでドラ焼きは言わずもがななのですが、実はメロンパンもイマイチ苦手だったりするのです。別に食べられないわけではないんですが、好んで食べようとは思わないんだよなー。よくある、「食べ過ぎて嫌いになった」というやつなのですよ。子供の頃大好きで、ことあるごとにメロンパンを食べてたら、ある日突然嫌になっちゃったんだよね。我ながら 「中庸」 「ほどほど」 という言葉を知らんのか、とつくづく呆れますが。
まぁ、そんなこんなでもはや口にしなくなって15年以上が経とうかというメロンパンなのですが、クリーム入りだのチョコチップ入りだのコーヒー風味だの、メロンパンの世界も日進月歩ですよね。ちょっとびっくり。
挙句の果てには 「高級メロンパン」 なるものもあったりして、えー、それってどうなの、メロンパンって「隣のみよちゃん」的な庶民ぽさが売りなんじゃないの、なんかこうそれって、「知性派石崎了」 とか 「おしゃれな浦辺半次」 とか 「ナウでヤングなヘルマン・カルツ」 とかに近い違和感っていうか根本的なコンセプトの間違いを個人的には感じるんだけどその辺どうよなどと思ったりするわけですが、まぁそこはひとまず置いておいて、日本のパン屋さんっていいよなー。
世界各国の正統派パンからその店独自のお惣菜パンやおやつパンまで、ホント色々あって面白い。私はそれほどパン党ってわけではないのですが、それでもたまに行くと目移りして、あれもこれもとやたらと一杯買ってしまいます。
イタリアは全体的にパンが今一つ、というか今三つくらいなので、日本的パン屋さんが進出したら結構繁盛するんじゃないかなと思うんだよね。日本に来たことのあるイタリア人の友達も、「日本のパン屋最高!」 と興奮気味に言っていたので、きっと受けると思うんだけどなぁ。
そういや、パンと言えば、イタリアに 「buono come il pane(パンのように良い人だ)」という言い回しがあるんですよ。因みに 「buono」は、「良い、善良な、美味しい」という意味。Buon giorno (ブオン・ジョルノ、こんにちは) とかのbuonoですね。
で、昔こっちで語学学校に通ってた頃、「○○のように××だ」という言い回しについての授業がありまして、先生が上記を例に出したところ、ドイツ人の女の子がすかさず、「でも、イタリアのパンはbuonoじゃないよね」と突っ込んでおりました。先生はちょっとむっとした顔をしてたけど、まぁ、相手はドイツパンだからなー、ちょっと分が悪いよなー。
そんでもってパンでもう一つ思い出した。昔NHKでやってた影絵のアンデルセン童話 「パンを踏んだ娘」 は無茶苦茶怖かったよなー。あの、「パンを・踏んだ・娘〜♪パンを・踏んだ・娘〜♪」ってやつ。
こえー。今思い出しても怖い。恐怖の旋律。あれがトラウマになってる人は結構多いんじゃないかと思います、てか、外国の童話って色々容赦ないよなー。
何はともあれ皆さん、パンは踏んではいけませんよ。絶対に。
餡子がダメなのでドラ焼きは言わずもがななのですが、実はメロンパンもイマイチ苦手だったりするのです。別に食べられないわけではないんですが、好んで食べようとは思わないんだよなー。よくある、「食べ過ぎて嫌いになった」というやつなのですよ。子供の頃大好きで、ことあるごとにメロンパンを食べてたら、ある日突然嫌になっちゃったんだよね。我ながら 「中庸」 「ほどほど」 という言葉を知らんのか、とつくづく呆れますが。
まぁ、そんなこんなでもはや口にしなくなって15年以上が経とうかというメロンパンなのですが、クリーム入りだのチョコチップ入りだのコーヒー風味だの、メロンパンの世界も日進月歩ですよね。ちょっとびっくり。
挙句の果てには 「高級メロンパン」 なるものもあったりして、えー、それってどうなの、メロンパンって「隣のみよちゃん」的な庶民ぽさが売りなんじゃないの、なんかこうそれって、「知性派石崎了」 とか 「おしゃれな浦辺半次」 とか 「ナウでヤングなヘルマン・カルツ」 とかに近い違和感っていうか根本的なコンセプトの間違いを個人的には感じるんだけどその辺どうよなどと思ったりするわけですが、まぁそこはひとまず置いておいて、日本のパン屋さんっていいよなー。
世界各国の正統派パンからその店独自のお惣菜パンやおやつパンまで、ホント色々あって面白い。私はそれほどパン党ってわけではないのですが、それでもたまに行くと目移りして、あれもこれもとやたらと一杯買ってしまいます。
イタリアは全体的にパンが今一つ、というか今三つくらいなので、日本的パン屋さんが進出したら結構繁盛するんじゃないかなと思うんだよね。日本に来たことのあるイタリア人の友達も、「日本のパン屋最高!」 と興奮気味に言っていたので、きっと受けると思うんだけどなぁ。
そういや、パンと言えば、イタリアに 「buono come il pane(パンのように良い人だ)」という言い回しがあるんですよ。因みに 「buono」は、「良い、善良な、美味しい」という意味。Buon giorno (ブオン・ジョルノ、こんにちは) とかのbuonoですね。
で、昔こっちで語学学校に通ってた頃、「○○のように××だ」という言い回しについての授業がありまして、先生が上記を例に出したところ、ドイツ人の女の子がすかさず、「でも、イタリアのパンはbuonoじゃないよね」と突っ込んでおりました。先生はちょっとむっとした顔をしてたけど、まぁ、相手はドイツパンだからなー、ちょっと分が悪いよなー。
そんでもってパンでもう一つ思い出した。昔NHKでやってた影絵のアンデルセン童話 「パンを踏んだ娘」 は無茶苦茶怖かったよなー。あの、「パンを・踏んだ・娘〜♪パンを・踏んだ・娘〜♪」ってやつ。
こえー。今思い出しても怖い。恐怖の旋律。あれがトラウマになってる人は結構多いんじゃないかと思います、てか、外国の童話って色々容赦ないよなー。
何はともあれ皆さん、パンは踏んではいけませんよ。絶対に。
そろそろクリスマスってことで、街の広場には毎年恒例の観覧車も立ち、お菓子屋さんからランジェリーショップ(何故かやたらと多い)まで各店のウインドウは大張り切りなわけですが、そんな中、近所のおもちゃ屋に等身大の凄くリアルな赤ん坊の人形が飾ってあってちょっぴりビビリました。
いわゆるミルクのみ人形って言うのかな、寝かせると目を閉じたりミルク飲んだり涙流したりするようなタイプの人形でして、青い服着た子とピンクの服着た子が仲良く並んでおしゃぶりを咥えてたのですが、なんつーかこう、こっちの赤ん坊を模してるんで赤ん坊のくせに妙に顔が渋くてですね、大きさといい顔の感じといい妙にリアルで凄く怖かった。こんなもんクリスマスにプレゼントされたら泣く、朝起きて枕元にこれがいたら絶対トラウマになる、っていうくらい怖かったよ。
えー、あのですね、実は昔からリアル系の人形がちょっと怖いのです。好きとか嫌いとかの問題ではなく、怖い。しかもリアルなだけでなく等身大と来た日にゃ・・・
そういや子供の頃友達の家に遊びに行ったら、3歳児くらいの大きさのむちゃくちゃリアルな日本人形が居間に飾ってあって、あれは猛烈に怖かったなぁ。絶対夜中に高速で動いたりしてるに違いないと思いましたよ。
ところで、いきなり話はがらりと変わりますが、さっきYahooを覗いてみたらトップに時事通信社配信による 「松井秀のギプス」 と題された写真がありまして、ちょっと興味を惹かれてクリックしてみたのです。
そしたらリンク先には確かにギプスの写真がころっと一つ転がってましてですね、なんつーかまぁ、本当に普通の単なるギプスの写真だったので、「ははぁ、なるほど、これはギプスだな」 などとアホの子のような感想を抱きながら暫し呆然とし、その後、「”ギプスの写真”と書いてあるリンクを開いたら実際にギプスの写真があったというのはごく当たり前の事なのに、どうしてこんなに微妙な気分なんだろう。私は一体ギプスの写真以上の何を期待していたんだろう」 などと自問自答してみたり、「5月11日の試合で骨折した時に使用したらしいけど、多分その試合は凄いビッグゲームで、これはきっと歴史に残るメモリアル・ギプスなのに違いない」 などと想像してみたりしたわけですが、まぁ、ぶっちゃけ、ギプスそのものよりもどちらかと言えばそこに添えられた直筆メモの方が気になりました。
その直筆メモ、「ニッポン放送のみな様へ このギブス臭いです」 と金色のマジックで書いてあるのですが、ふとあのやたらとごつい彼の姿を脳裏に思い起こし、やー、これは本当にきっとさぞかし臭いだろうと・・・ あ、いやいやいや。
てかさ、ギブスじゃなくってギプスではなかろうかと思うんだけど、その辺りどうよ?どうなのよ、松井。
いわゆるミルクのみ人形って言うのかな、寝かせると目を閉じたりミルク飲んだり涙流したりするようなタイプの人形でして、青い服着た子とピンクの服着た子が仲良く並んでおしゃぶりを咥えてたのですが、なんつーかこう、こっちの赤ん坊を模してるんで赤ん坊のくせに妙に顔が渋くてですね、大きさといい顔の感じといい妙にリアルで凄く怖かった。こんなもんクリスマスにプレゼントされたら泣く、朝起きて枕元にこれがいたら絶対トラウマになる、っていうくらい怖かったよ。
えー、あのですね、実は昔からリアル系の人形がちょっと怖いのです。好きとか嫌いとかの問題ではなく、怖い。しかもリアルなだけでなく等身大と来た日にゃ・・・
そういや子供の頃友達の家に遊びに行ったら、3歳児くらいの大きさのむちゃくちゃリアルな日本人形が居間に飾ってあって、あれは猛烈に怖かったなぁ。絶対夜中に高速で動いたりしてるに違いないと思いましたよ。
ところで、いきなり話はがらりと変わりますが、さっきYahooを覗いてみたらトップに時事通信社配信による 「松井秀のギプス」 と題された写真がありまして、ちょっと興味を惹かれてクリックしてみたのです。
そしたらリンク先には確かにギプスの写真がころっと一つ転がってましてですね、なんつーかまぁ、本当に普通の単なるギプスの写真だったので、「ははぁ、なるほど、これはギプスだな」 などとアホの子のような感想を抱きながら暫し呆然とし、その後、「”ギプスの写真”と書いてあるリンクを開いたら実際にギプスの写真があったというのはごく当たり前の事なのに、どうしてこんなに微妙な気分なんだろう。私は一体ギプスの写真以上の何を期待していたんだろう」 などと自問自答してみたり、「5月11日の試合で骨折した時に使用したらしいけど、多分その試合は凄いビッグゲームで、これはきっと歴史に残るメモリアル・ギプスなのに違いない」 などと想像してみたりしたわけですが、まぁ、ぶっちゃけ、ギプスそのものよりもどちらかと言えばそこに添えられた直筆メモの方が気になりました。
その直筆メモ、「ニッポン放送のみな様へ このギブス臭いです」 と金色のマジックで書いてあるのですが、ふとあのやたらとごつい彼の姿を脳裏に思い起こし、やー、これは本当にきっとさぞかし臭いだろうと・・・ あ、いやいやいや。
てかさ、ギブスじゃなくってギプスではなかろうかと思うんだけど、その辺りどうよ?どうなのよ、松井。
ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」を観て来ました。宣伝CM見だとなにやら斬新な感じでちょっと期待していたのですが、えー、正直な所、ちょっぴり肩透かし気味だったかも。
や、決して面白くなかったわけじゃないんですが、新しいアントワネット解釈とか切り口というわけでもなく、これといって映像的な冒険があるわけでもなく、なんかこう、非常に普通だったなぁと。
てか、あれです。内容はまんま 「ベルばら」 です(全部読んだことはないんですが)。まぁ、流石にオスカル様とかは出てこないけどね。
時代物にポップスをBGMとして合わせてちょっとミュージカルチックなあたり、なんとなくたけしの「座頭市」を思い出したのですが、でも、あれは盲目の人にとって音やリズムが意味するところをタップで凄く良く表していて、音楽の選択に説得力あって面白いなぁと思ったけど、今回はそう言う意味であんまり必然性がないっつーか、単に奇を衒ってみましたっつーか、でもそのせいで逆にありがちっぽくなってるっつーか、なんつーかまぁ、そんなことを偉そうに思ってみたり致しましたですよ。
そうそう、映像的な冒険と言えば、途中で突然画面の右端が切れ、反対側の端に青と黄色の綺麗な縦線模様が入ったのですよ。パーティーかなんかの場面だったので、このちょっぴりサイケな色合いは何か効果を狙ってるんだろうか?でも一体どういう意味が?と一瞬本気で考えたのですが、どうやら単に映写技術ミスだったらしく、5分ほどして普通に戻りました。まぁ、単なるミスに釣られて妙な深読みした私もアホだけど、もうちょいしっかりしてくれ、映写技師の人。
まぁ、そんなこんなで多少期待外れだったところもあるのですが、こういう時代物は衣裳や舞台装置を見てるだけでも十分楽しめていいよね。
あと、ルイ16世役の人がとってもいかにもな感じでちょっと嬉しかったり。なんか好きなんだよなー、ルイ16世。
あと、いつも不思議に思うことなのですが、仮面舞踏会だと素性を隠せるからお忍びで云々とかってやつね、あれ、仮面っていっても目元だけしか隠してなかったりするんで、ぶっちゃけどこの誰だか丸分かりなんじゃないかという気がするんですが、その辺どうなんだろう。全く知らないならともかく、知ってる人だったら顔見るまでもなく後姿だけでも結構誰だか分かるもんだと思うんだよな。
そういうのは分かった上でのお遊びなのかなぁ。バレてるのは暗黙の了解でそこはお互い野暮は言いっこなしってことなのかなぁ。
色々と疑問は残るのですが、考えても調べても今ひとつはっきりしないんで、とりあえず仮面舞踏会で出会う岬君と源三さんを想像して軽く萌えておきましたよ。いわゆる一つの乙女のたしなみってやつです。
や、決して面白くなかったわけじゃないんですが、新しいアントワネット解釈とか切り口というわけでもなく、これといって映像的な冒険があるわけでもなく、なんかこう、非常に普通だったなぁと。
てか、あれです。内容はまんま 「ベルばら」 です(全部読んだことはないんですが)。まぁ、流石にオスカル様とかは出てこないけどね。
時代物にポップスをBGMとして合わせてちょっとミュージカルチックなあたり、なんとなくたけしの「座頭市」を思い出したのですが、でも、あれは盲目の人にとって音やリズムが意味するところをタップで凄く良く表していて、音楽の選択に説得力あって面白いなぁと思ったけど、今回はそう言う意味であんまり必然性がないっつーか、単に奇を衒ってみましたっつーか、でもそのせいで逆にありがちっぽくなってるっつーか、なんつーかまぁ、そんなことを偉そうに思ってみたり致しましたですよ。
そうそう、映像的な冒険と言えば、途中で突然画面の右端が切れ、反対側の端に青と黄色の綺麗な縦線模様が入ったのですよ。パーティーかなんかの場面だったので、このちょっぴりサイケな色合いは何か効果を狙ってるんだろうか?でも一体どういう意味が?と一瞬本気で考えたのですが、どうやら単に映写技術ミスだったらしく、5分ほどして普通に戻りました。まぁ、単なるミスに釣られて妙な深読みした私もアホだけど、もうちょいしっかりしてくれ、映写技師の人。
まぁ、そんなこんなで多少期待外れだったところもあるのですが、こういう時代物は衣裳や舞台装置を見てるだけでも十分楽しめていいよね。
あと、ルイ16世役の人がとってもいかにもな感じでちょっと嬉しかったり。なんか好きなんだよなー、ルイ16世。
あと、いつも不思議に思うことなのですが、仮面舞踏会だと素性を隠せるからお忍びで云々とかってやつね、あれ、仮面っていっても目元だけしか隠してなかったりするんで、ぶっちゃけどこの誰だか丸分かりなんじゃないかという気がするんですが、その辺どうなんだろう。全く知らないならともかく、知ってる人だったら顔見るまでもなく後姿だけでも結構誰だか分かるもんだと思うんだよな。
そういうのは分かった上でのお遊びなのかなぁ。バレてるのは暗黙の了解でそこはお互い野暮は言いっこなしってことなのかなぁ。
色々と疑問は残るのですが、考えても調べても今ひとつはっきりしないんで、とりあえず仮面舞踏会で出会う岬君と源三さんを想像して軽く萌えておきましたよ。いわゆる一つの乙女のたしなみってやつです。
今までこちらで出会った外国人、というか非イタリア人は、レベルの差こそあれイタリア語がしゃべれる人だったのであまりコミュニケーションの問題というのを感じたことがなかったのですが、昨日初めてイタリア語の知識が限りなくゼロに近い中国人と知り合いました。イタリアに来てまだ2週間なんだとか。
会話をしようにも英語も微妙なのでにっちもさっちも行かず、暫しお互い困り顔で見詰め合っていたのですが、言ってもダメなら書いてみろ、私らには漢字という素晴らしい文化があるのだよ!っつーわけで口頭と筆談のちゃんぽんにしたら、なんだかとっても楽しかった。
まぁ、筆談って言ったってもちろん文法を知ってるわけじゃないんで、漢字を並べるだけなんですけどね。
その人は日本でも漢字を使うということを知らなかったらしく、私が漢字を書いたら初めは凄くびっくりしておりました。因みに、まず一発目に書いた字は、「油」。
「え?なんで?どうして漢字を知ってるの!?」と若干興奮気味に驚く中国青年。いやぁ、私の今までの人生で、「油」という字を書いてあそこまで驚かれたのは初めてだったよ。たった8画からなる1文字がここまで人の心を動かす、漢字という名のこの悦楽。なーんつってな。
で、その後私が漢字を書くたびに、「おぉっ!」とか言って凄い嬉しそうなんで、なんかこう、同じアジア人同士、やっぱり仲間だよな!偉大なる漢字は友好の架け橋!みたいな気分に。
で、出身はどこかと尋ねたら、「シーアン、知ってる?」というので、もちろん、と答えつつ 「西安」 と書いたら、これまた無茶苦茶喜んでらっしゃいました。なんか凄くいい事をした気分。いやぁ、私の今までの人生で 「西安」 という字を書いてあそこまで(以下略)。
ま、街の名前は知っているものの、ぶっちゃけ地図上で場所を指せと言われたらあんまり自信ないんだけどさ・・・
そういや、私の名前にはとっても画数の多い字が一つ入ってるのですが、「これ何て読むの?凄く難しい字だね!」 と驚いていたのには寧ろこっちが驚きました。元祖にそんな風にびっくりされちゃうと、恐縮至極でどうリアクションしていいのか分からんよな。
しかし、画数は多いけど日本じゃ常用漢字だし、別に国字ってわけじゃないんだけどな。中国では使わない字なのかな。まぁ、中国って略字使うからなー。
一方、「葡萄」 を普通にすらすらと書いているのは流石だなと思いましたよ。日常生活で手書きの場合、日本人だったら大抵は 「ぶどう」 か 「ブドウ」 で、わざわざ漢字で書く人は滅多にいないもんなぁ。
まぁ、中国人なんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけどさ。
まぁ、そんなこんなで、いやぁ、漢字って本当に素晴らしいですね!などと水野晴彦ばりに胸の内で呟いたりしていたわけですが、実際、漢字文化の国に生まれて良かったなぁとは折に触れてよく思います。
でも、そんな気持ちとは裏腹に、最近漢字書けなくなったよなぁ。PCの自動変換の影響か、読めるけど書けない字が多くなった気が。咄嗟に出てこなかったりするもんなー。あれ?こういう字だったっけ?とか一瞬でも思っちゃうと、一気にゲシュタルト崩壊起こし始めるし。
ウチの母親がボケ防止のために(?)最近漢字検定をやっているのですが、私も日本に帰ったらちょっくら挑戦してみようかと思ったりしております。折角漢字の国に生まれたからには、存分に堪能しなきゃもったいないしねー。
そうそう、私の漢字に凄く喜んでくれたその人は、お礼に(?)ドラえもんの歌 (日本語。あんなこといいな♪ってやつ) の携帯着歌を聞かせてくれまして、いい大人が二人して、「おーっ!」 「ドラえもーん!」 と喜んでおりました。
あれだな、ドラえもんも漢字と並ぶ友好の架け橋だよなー。偉大だ。
会話をしようにも英語も微妙なのでにっちもさっちも行かず、暫しお互い困り顔で見詰め合っていたのですが、言ってもダメなら書いてみろ、私らには漢字という素晴らしい文化があるのだよ!っつーわけで口頭と筆談のちゃんぽんにしたら、なんだかとっても楽しかった。
まぁ、筆談って言ったってもちろん文法を知ってるわけじゃないんで、漢字を並べるだけなんですけどね。
その人は日本でも漢字を使うということを知らなかったらしく、私が漢字を書いたら初めは凄くびっくりしておりました。因みに、まず一発目に書いた字は、「油」。
「え?なんで?どうして漢字を知ってるの!?」と若干興奮気味に驚く中国青年。いやぁ、私の今までの人生で、「油」という字を書いてあそこまで驚かれたのは初めてだったよ。たった8画からなる1文字がここまで人の心を動かす、漢字という名のこの悦楽。なーんつってな。
で、その後私が漢字を書くたびに、「おぉっ!」とか言って凄い嬉しそうなんで、なんかこう、同じアジア人同士、やっぱり仲間だよな!偉大なる漢字は友好の架け橋!みたいな気分に。
で、出身はどこかと尋ねたら、「シーアン、知ってる?」というので、もちろん、と答えつつ 「西安」 と書いたら、これまた無茶苦茶喜んでらっしゃいました。なんか凄くいい事をした気分。いやぁ、私の今までの人生で 「西安」 という字を書いてあそこまで(以下略)。
ま、街の名前は知っているものの、ぶっちゃけ地図上で場所を指せと言われたらあんまり自信ないんだけどさ・・・
そういや、私の名前にはとっても画数の多い字が一つ入ってるのですが、「これ何て読むの?凄く難しい字だね!」 と驚いていたのには寧ろこっちが驚きました。元祖にそんな風にびっくりされちゃうと、恐縮至極でどうリアクションしていいのか分からんよな。
しかし、画数は多いけど日本じゃ常用漢字だし、別に国字ってわけじゃないんだけどな。中国では使わない字なのかな。まぁ、中国って略字使うからなー。
一方、「葡萄」 を普通にすらすらと書いているのは流石だなと思いましたよ。日常生活で手書きの場合、日本人だったら大抵は 「ぶどう」 か 「ブドウ」 で、わざわざ漢字で書く人は滅多にいないもんなぁ。
まぁ、中国人なんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけどさ。
まぁ、そんなこんなで、いやぁ、漢字って本当に素晴らしいですね!などと水野晴彦ばりに胸の内で呟いたりしていたわけですが、実際、漢字文化の国に生まれて良かったなぁとは折に触れてよく思います。
でも、そんな気持ちとは裏腹に、最近漢字書けなくなったよなぁ。PCの自動変換の影響か、読めるけど書けない字が多くなった気が。咄嗟に出てこなかったりするもんなー。あれ?こういう字だったっけ?とか一瞬でも思っちゃうと、一気にゲシュタルト崩壊起こし始めるし。
ウチの母親がボケ防止のために(?)最近漢字検定をやっているのですが、私も日本に帰ったらちょっくら挑戦してみようかと思ったりしております。折角漢字の国に生まれたからには、存分に堪能しなきゃもったいないしねー。
そうそう、私の漢字に凄く喜んでくれたその人は、お礼に(?)ドラえもんの歌 (日本語。あんなこといいな♪ってやつ) の携帯着歌を聞かせてくれまして、いい大人が二人して、「おーっ!」 「ドラえもーん!」 と喜んでおりました。
あれだな、ドラえもんも漢字と並ぶ友好の架け橋だよなー。偉大だ。