Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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◇ 一足遅れですが。

イタリアの伝統的なクリスマス菓子と言えばパネットーネとパンドーロ。
パネットーネはドーム型で、レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツが入ったミラノのお菓子です。上の写真がそれ。
一方パンドーロはヴェローナのお菓子で、やはり円柱形ではあるのですが、上から見るとギザギザの星型というか歯車型というかそんな感じ。中には何も入っておらず、粉砂糖を掛けて食べるのが一般的です。
どちらも重量約1kgくらいが標準の大きさで(因みに上の写真のパネットーネは直径18cm高さ16cmでした)、パネットーネ(大きなパン)、パンドーロ(黄金のパン)という名前の通り、ケーキというよりはブリオッシュ系の甘いパンといった感じなのですが、柔らかくて素朴でほんのり甘くてなかなか美味しい。
きちんとしたお菓子屋さんのものはそれなりのお値段がしますが、既製品は4〜7ユーロ位かな。クリスマスシーズンになるとスーパーの中は各メーカーのパネットーネ&パンドーロの箱が山と積まれて壮観の風景になります。
で、クリスマスが終わるとケーキが値崩れするというのはこちらも同じでして、今日休み明けのスーパーに行ったら、なんと、一箱1ユーロでした。
・・・なーんつって、「なんと」 だなんて、まるで何も知らずに行ったら偶々安かったの、みたいな風を装ってみましたが、そもそもこれを狙ってたんだけどねー。
上の写真を撮った後に早速、紅茶と共に頂きましたよ。美味かった。
下は贔屓にしているパン屋兼お菓子屋さんの飾りパンドーロ。中をくりぬいて、プレゼーピオ(キリスト降誕のシーンを表したお人形)が入れてあります。


私の住んでる街は小さいので、通りのイルミネーションなどもショボ・・・ あ、いや、非常に慎ましい感じです。しかも今年は何故だか広場のツリーも出ていないんだよなー。どうしちゃったんだろう。
でも、お決まりのメリー・ゴー・ラウンドは今年もしっかり回っておりました。


そしてもうひとつのお約束がこちらの観覧車。毎年12月に入ると、街の中心地の広場の見晴らし台(?)みたいなところに立ちます。なんか、気が付くといつの間にやら出現していて、あぁ、そういやもう12月だった、としみじみ思わされるという寸法です。
で、見ればお分かり頂けるかと思いますが、ボックスになってなくて椅子が剥き出しなんで、とんでもなく寒いんだわ、これ。
そんなわけで、あまり実用向きとは言えませんが、オブジェとしてはなかなか好きです。逆光にそびえる観覧車(無人)って哀愁漂ってていいよな。
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