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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
カテゴリー「∽ 食関連 」の記事一覧
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 さぁ、みなさん、カルネヴァーレが近付いて参りましたよ!
 ってなわけで下の写真はカルネヴァーレ菓子の盛り合わせ。写真だとさほどでもありませんが、30×20cmの紙盆の上に小麦粉!砂糖!油!卵!てな感じでごっそりこってり乗っかっていて、生で見ると結構な迫力です。締めて7.7ユーロ也。

dolcicalnevale

 一番奥の小さな丸い奴はブリゲッレ(brighelle)というお菓子で、フレンチクルーラーみたいな生地の中にカスタードクリームが入ってます。
 一方、手前のケーキっぽいのはゼッポレ(zeppole)。まぁ、形が変わり、名前が変わっただけで材料はブリゲッレとほぼ同じ感じでしょうか。真ん中にアマレーナが乗っております。
 真ん中のお菓子はフラッペ (frappe`)。薄いパイ生地というかパスタ生地というかそんな感じのものをフライして粉砂糖をまぶしたものでして、カルネヴァーレ菓子としては一番メジャーなんじゃないかな。赤いのはシロップで色付けしてあるバージョンで、お店にはこの他に蜂蜜漬けバージョンもありました。
 このお菓子は地方によって名前が違って、北部ではキアッキエレ (chiacchiere) と呼ばれます。因みにキアッキエレっていうのは 「おしゃべり」っていう意味なんですが、これは多分、食べるとパリパリ音がするからなんだろうな。・・・ってのはあくまでも私の想像で、あるいはもっとちゃんとした由来があるのかもしれません。
 一方トスカーナ地方ではチェンチ (cenci) と呼ばれておりまして、これはズバリ、 「ボロ雑巾」 という意味。まぁ、見た目から付けたんだろうけど、それにしたってもうちょっとなんかないのかよ・・・

 写真にはありませんが、メジャーなカルネヴァーレ菓子としてこの他にストゥルッフォリ(struffoli) があります。
 これは直径7〜8cmはあろうかというでっかい丸い揚げドーナツが蜂蜜にどっぷり浸かってるという、見ているだけで糖尿になりそうなシロモノ。
 以前一度チャレンジしたものの3分の1でギブアップし、それ以来ウインドウを遠めに眺めるだけに留めております。やー、あれは流石にちょっとキツかった。
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 今回のトリノ行きはユーヴェの試合が第一目的だったのですが、丁度上手い具合に10月26日〜30日の5日間に渡って、「Salone del Gusto」というスローフードの見本・即売市をやっていたのでついでに行って参りました。
 いや、「ついで」などと言ってしまうのは申し訳ないような食の大イベントなんですけどね、ほら、ユーヴェの試合の前にはそんな大イベントも霞んで見えるということで。因みにSalone del Gusto とは「味覚のサロン」という意味です。 
 隔年開催のイベントでして、2年前にも一度行ったことがあるんですが、いやぁ、今回も食った食った。てか、今回の方が食べたなー。ちゃんと朝ごはんを抜いて戦いに臨んできましたよ!

edificio

 場所は駅から1番バスで15分ほど行ったリンゴット・フィエレという見本市会場。私が行ったのは10月30日の最終日だったこともあり、月曜日とは言えかなりの混雑振りでした。日曜日は混むだろうからとわざわざずらして行ったのに、どうやら日曜日よりも混んでいたらしい。因みに大人の入場料は20ユーロ。
 会場は大きく3ブロックに分かれていて、ワイン通り、チーズ通り、サラミ通り、お菓子通りなどの区画に沿ってずらりとスタンドが並んでます。参加店舗は600以上とのことでなかなか圧巻の風景。
 タダで試食させてくれるところもあれば、例えばサラミならちょっとしたパニーノにして2ユーロぐらいで売ったりしてるところもあったりと様々です。

provola

 こちらはプロヴォローネというチーズの切り売り。そのまま食べても美味しいですが、熱を入れるとお餅見たいに伸びるのでそれもまた良し。いつも既にカットしてある物を買っているので、デカいままのは初めて見ました。

formaggi

 こちらの写真は別のチーズ屋さん。チーズは試食を出しやすいこともあってか殆どのスタンドで無料にて味見をさせてもらえ、チーズ好きには正に天国でした。
 が、あちこちで散々試食をしているうちになんだか分からなくなってきて、結局最初の方にあったフランスのチーズ屋さんで一つ買っただけで終了。

sushi

 日本からはやはりお寿司屋さんが。結構繁盛してましたよ。懐かしさに引かれて私もお昼ご飯に握りを食べたのですが、ご飯が柔らかくてイマイチだったなー。
 こんなことならばお腹に溜まるお寿司を食べないで、ひたすら試食に専念するべきだったと、戦術ミスを後ほど痛感することに。

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 なんかもうさぁ、本当にノートンはいい加減にして欲しいわけですよ。色々と作業がしにくくて堪らん。

 ・・・とまぁ、それはさておき、よく行くバールでアペリティフ&デザートフェアをやっていたのでちょっくら行ってきました。
 すでに夕飯を済ませていたのでデザートが目的だったのですが、喉が渇いたからとりあえずなんか冷たいものでも飲もうかとカンパリを頼んだところ、チーズだのサラミだのパイだのタルトだのカナッペだののつまみがわんさか出てきてしまい、結局お腹一杯でデザートに辿りつく前に力尽きる羽目に。
 そうだわなー、カンパリはアペリティフだわなー。フェア真っ最中だったんだわなー。つか、食後に食前酒を頼むのがそもそもまちがってるわなー。
 ま、ケーキよりつまみ系の方が好きなんで、個人的にはこれはこれで良かったんですが、なんかこう、こんな筈じゃあ、なか〜ったよね〜♪ってな感じでちょっぴり哀しみTOOヤングな気分でもあります。てか、トシちゃん髪の毛薄くなったよね。

 このバール、LAVAZZAという有名なエスプレッソコーヒー粉メーカーの系列でして、イタリアでは非常に珍しい近代的なバール、というかまぁ、要するにセガフレードとかスターバックス的な店なのですが、どうやらこのフェアも販促キャンペーンの一環だったらしく、来店客に試供品を配っておりました。
 貰えるものは何でも貰っとけっつーわけで、勢いで各50g入りの小パックを3つほど頂いてきちゃったわけですが、帰宅してからよくよく考えてみれば、私、家じゃコーヒー飲まないんだよねー。
 基本的にお茶党で、コーヒー類は飲みたくなったらバールで飲むと決めてるんで、カフェッティエラ(エスプレッソ用のコーヒーメーカー)すら持ってない。つまり、粉を貰っても使いようがないのですよ。
 まぁ、このまま持ってても仕方がないんで誰かにあげるとしても、その前に折角貰った試供品を自分でもそれなりに活用しなきゃもったいないような気がしたので、我が家にコーヒー粉があることはこの先まずないだろうし、パッケージも販促用でちょっと可愛いしということで、ひとまず記念撮影してみました。
 ま、活用の仕方が一般とちょっとズレてるような気もしますが。

carmencita

 えー、我ながら実にどうでもいい写真でウェブスペースを浪費してる感じが満載なわけですが、それはひとまず置いておいて、パッケージ手前の三つ編みの女の子はご尊名をカルメンチータと仰るのだそうです。察するにスペイン系らしい。後ろの彼のソンブレロを見るにメキシカンかもしれん。
 で、この子どうも誰かに似てるなぁと暫く考えていたんですが、さっきふっと思い当たったよ。あれだ、カモラネージだ。
 個人的にカモラネージは武田鉄也に似ていると思ってまして、インタビュー見る度にいつか博多弁でしゃべり出すんじゃなかろうかとちょっぴりドキドキしたりするのですが、かと言ってカルメンチータは別に武田鉄也に似ているわけではないところが、まぁ、この世の中の妙と言うか、奥深さであると言えますね。 

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 毎月毎月月の初めに、ついこの間年が明けたばかりだと思ったのにとか、気が付けばあっという間に○月になってましたとか、もう1年の○分の1が過ぎたんですねとか、早いものでもう○月とか、いよいよ今年も残す所あと○日とか、そういう決まり文句をルーティーンワーク的かつ惰性的に書くのはいい加減やめようと思いつつも、いやぁ、この間年が明けたばかりだと思っていたのに、早いものであっと言う間にもう10月。既に1年の4分の3が過ぎてしまい、今年もいよいよ残す所あと90日弱ですね!

 10月と言えば、10月は全国の八百万の神様が出雲に集まり諸国を留守にするので「神無月」呼ばれ、一方神様が集まる出雲では逆に10月を「神有月」と呼ぶということですが、これって今もそうなのかな。
 島根出身の人に聞いてみたいと思いつつこれまでずっと機会を逃してるのですが、やっぱり出雲一帯の学校では 「10月の異名を答えなさい」 という問題に 「神有月」 と書かないと正解にならず、「神無月」 と書いた場合は△だったりして、出雲大社発行の暦は 「神有月」  になってたりするんでしょうかね。
 なんにせよ、子供の頃にこの話を聞いた時は、へぇ、神様が一杯集まる上に、月の名前まで他とは違うなんてかっこいいなーと、なんとなく出雲の人たちが羨ましかったりしたんですが、それから二十年近く経った今となっては、うわぁ、そんなに神様に一堂に会されちゃったりしたらうっかり悪いこと出来ねぇな、という思いが先立ったりして、どうやらかなり間違った成長の仕方をしてきてしまったような気がヒシヒシとしています。

 さて、出雲とは全くもって何にも関係ないのですが、ここのところ何度か続けてワインのテイスティング会がありました。
 夏の間はバルコニーにテーブル出してやってたんですが、流石に夜の野外は寒くなってきたんで、大人しく室内に逆戻り。なんてったって、もう10月になって既に1年の4分の3が過ぎてしまい、今年もいよいよ残す所あと90日弱なわけですからね。そりゃ寒いはずですよ。
 で、昨日は白1本、赤3本開けたのですが、赤はどれも大当たりだったみたいでみんな大層喜んでおりました。私以外は。

 いや、あのね、ここ3年くらいこうやって集まってはちょこちょことワインを飲ませてもらってるわけですが、そろそろ自分の中で結論が出つつあるかなーと、昨日つくづく思ったりしたわけですよ。
 出来ることならばこの結論に至りたくはなかったなぁ、まだ少しは希望があるんじゃないかなぁと往生際悪くあがきつつも、やはりもうこれ以上はどうにもならんと思うので、すでに10月になり1年も4分の3を過ぎて今年も残す所あと90日弱になったわけですし、ここで一つきっぱり結論を出しておこうと思います。

 結論:赤ワインは口に合わない。

 そうなの。3年間頑張ってみたけど、私たちどうしても分かり合えないみたいなの。
 あ、白は普通に好きです。自分でお金出してでも買いたいなと思うものも10本に1本くらいはあるしね。
 一方、赤は今まで色んなタイプを試した中で、時々飲みやすいと思うものがあっても美味しいと思うことは一度もなかったんで、これはもう根本的に好みに合わないんだろうなぁ。
 銘柄によって色々差はあるものの、基本的な「赤ワインの味」というものがあるわけですが、その基本的な味自体がどうにも好きになれないのです。
 知識をつければ興味も増すかと思いながらも、そもそもあんまり美味しいと思えないので知識欲も掻き立てられず、知識がないので深いことは分からず・・・ 

 ・・・てなわけで、3年の試行錯誤の結果、別に無理矢理好きにならなくてもいいか、という結論に至った次第です。合わないということが分かっただけでも儲けモノだと思っておくことにしますよ。
 あー、すっきりした。
 葡萄が美味しい季節になりましたね!主食=葡萄ってなくらいの勢いで毎日せっせと食ってます。今年の葡萄はかなりいい出来で、ワインも当たり年なんだとか。イタリアワインは2006年は当たり年ですよ、みなさん!
 ・・・なーんつって、こんなこと言ってる本人にとってはワインの当たり年なんてのは果てしなくどうでもいいデータだったりするんですけどね。
 で、どうでもいい繋がりで (それは要するに繋がりがないということなのでは)、葡萄とは全然関係ない写真をひとつ。

fichidindia

 こちらはちょっぴりカラフルなホヤ貝・・・ ではなく、さぼてんの実。イタリアでは「インドイチジク」と呼ばれているのですが、実際のところはイチジクとはかなり違います。味が違うとか見かけが違うとかそもそも種が違うとか、まぁ、色々違いはあるんですが、一番大きな違いは、私はさぼてんの実は好きだけど、イチジクは好きじゃないという点でしょうか (どこまでも自分本位)。

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