Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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∽ Salone del Gusto
今回のトリノ行きはユーヴェの試合が第一目的だったのですが、丁度上手い具合に10月26日〜30日の5日間に渡って、「Salone del Gusto」というスローフードの見本・即売市をやっていたのでついでに行って参りました。
いや、「ついで」などと言ってしまうのは申し訳ないような食の大イベントなんですけどね、ほら、ユーヴェの試合の前にはそんな大イベントも霞んで見えるということで。因みにSalone del Gusto とは「味覚のサロン」という意味です。
隔年開催のイベントでして、2年前にも一度行ったことがあるんですが、いやぁ、今回も食った食った。てか、今回の方が食べたなー。ちゃんと朝ごはんを抜いて戦いに臨んできましたよ!

場所は駅から1番バスで15分ほど行ったリンゴット・フィエレという見本市会場。私が行ったのは10月30日の最終日だったこともあり、月曜日とは言えかなりの混雑振りでした。日曜日は混むだろうからとわざわざずらして行ったのに、どうやら日曜日よりも混んでいたらしい。因みに大人の入場料は20ユーロ。
会場は大きく3ブロックに分かれていて、ワイン通り、チーズ通り、サラミ通り、お菓子通りなどの区画に沿ってずらりとスタンドが並んでます。参加店舗は600以上とのことでなかなか圧巻の風景。
タダで試食させてくれるところもあれば、例えばサラミならちょっとしたパニーノにして2ユーロぐらいで売ったりしてるところもあったりと様々です。

こちらはプロヴォローネというチーズの切り売り。そのまま食べても美味しいですが、熱を入れるとお餅見たいに伸びるのでそれもまた良し。いつも既にカットしてある物を買っているので、デカいままのは初めて見ました。

こちらの写真は別のチーズ屋さん。チーズは試食を出しやすいこともあってか殆どのスタンドで無料にて味見をさせてもらえ、チーズ好きには正に天国でした。
が、あちこちで散々試食をしているうちになんだか分からなくなってきて、結局最初の方にあったフランスのチーズ屋さんで一つ買っただけで終了。

日本からはやはりお寿司屋さんが。結構繁盛してましたよ。懐かしさに引かれて私もお昼ご飯に握りを食べたのですが、ご飯が柔らかくてイマイチだったなー。
こんなことならばお腹に溜まるお寿司を食べないで、ひたすら試食に専念するべきだったと、戦術ミスを後ほど痛感することに。
いや、「ついで」などと言ってしまうのは申し訳ないような食の大イベントなんですけどね、ほら、ユーヴェの試合の前にはそんな大イベントも霞んで見えるということで。因みにSalone del Gusto とは「味覚のサロン」という意味です。
隔年開催のイベントでして、2年前にも一度行ったことがあるんですが、いやぁ、今回も食った食った。てか、今回の方が食べたなー。ちゃんと朝ごはんを抜いて戦いに臨んできましたよ!

場所は駅から1番バスで15分ほど行ったリンゴット・フィエレという見本市会場。私が行ったのは10月30日の最終日だったこともあり、月曜日とは言えかなりの混雑振りでした。日曜日は混むだろうからとわざわざずらして行ったのに、どうやら日曜日よりも混んでいたらしい。因みに大人の入場料は20ユーロ。
会場は大きく3ブロックに分かれていて、ワイン通り、チーズ通り、サラミ通り、お菓子通りなどの区画に沿ってずらりとスタンドが並んでます。参加店舗は600以上とのことでなかなか圧巻の風景。
タダで試食させてくれるところもあれば、例えばサラミならちょっとしたパニーノにして2ユーロぐらいで売ったりしてるところもあったりと様々です。

こちらはプロヴォローネというチーズの切り売り。そのまま食べても美味しいですが、熱を入れるとお餅見たいに伸びるのでそれもまた良し。いつも既にカットしてある物を買っているので、デカいままのは初めて見ました。

こちらの写真は別のチーズ屋さん。チーズは試食を出しやすいこともあってか殆どのスタンドで無料にて味見をさせてもらえ、チーズ好きには正に天国でした。
が、あちこちで散々試食をしているうちになんだか分からなくなってきて、結局最初の方にあったフランスのチーズ屋さんで一つ買っただけで終了。

日本からはやはりお寿司屋さんが。結構繁盛してましたよ。懐かしさに引かれて私もお昼ご飯に握りを食べたのですが、ご飯が柔らかくてイマイチだったなー。
こんなことならばお腹に溜まるお寿司を食べないで、ひたすら試食に専念するべきだったと、戦術ミスを後ほど痛感することに。

こちらはスパイス屋さん。激辛唐辛子が1ユーロだそうです。その他にサフランなんかも売ってました。

上はモデナのバルサミコ酢屋さん。バルサミコ、高い奴は本当に高いんだよねー。とてもじゃないけど手が出せませんでしたよ。
一方、下はイタリアのクリスマス菓子、パネットーネとパンドーロのメーカー。
試食させてもらいましたが、スーパーで売ってる量産品とは格段の違いでした。いや、そもそも比べるなっつー話ですが。買いたかったけど、なにせモノがでかすぎるので試食のみで我慢。


上はドイツパンのお店。美味しそうだったんですが、これまた結構な大きさ、というか長さで、持って帰るのが大変そうだったので泣く泣く断念。ケシだの向日葵の種だのかぼちゃの種だの、シリアルたっぷりのドイツパン、大好きなのですよ。

こちらはシチリアのフライ屋さん。オリーブやモッツァレッラなどのフライを売ってます。家庭調理用の商品だけでなく、揚げたても売ってるのでその場で食べることも出来るんですが、ここに辿りつく頃には既にかなりお腹一杯になっていたので揚げ物は回避。

サラミ、ソーセージのお店。おじさんが試食中です。私も味見させてもらいましたが、いい感じの塩気で美味しかった。

ドイツのチーズとハム、サラミのお店。ここはチーズとサラミとベーコンをオープンサンドにして売ってました。商品はもちろんのこと、おじさんがいかにもドイツっぽい。

こちらはボローニャ名物のでっかいソーセージ、モルタデッラのお店。タイプ的には魚肉ソーセージでしょうか。ピスタチオが入っているものと入っていないものがあります。試食はダイス状に切ってありましたが、私は薄切りの方が好き。でも旨かった。

ラード屋さん。生ハムの脂身部分の上質なものだと思って頂ければいいかも。これもやはり薄切りにして食べるんですが、凄く柔らかくてとろっとしていて、肉の脂身が苦手な私でもこれはイケました。

こちらはサン・ダニエレ産生ハムの試食。生ハムは上のような機械で薄切りにします。あ、後ろにぶら下がってる生ハムは作り物ですよ、念のため。
生ハムと言えば日本ではパルマ産が有名ですが、サン・ダニエレ産の方がより繊細かつ穏やかな風味で、個人的にはこちらの方が好みかな。売っていれば是非とも買いたかったのですが、何故か試食コーナーのみだったのが残念。でも、見た目も淡いピンクで美しく、流石のお味でございましたよ!

ハムやチーズだけでなく、野菜や果物などの生鮮品のスタンドも出ています。こちらはシチリアの桃を扱っているスタンド。

照明が凄かったせいで白っぽい写真になってしまいましたが、こちらはアイリッシュビールのスタンド。皆さん美味しそうに飲んでました。

一方こちらはグリーン・ビールだそうな。本当に綺麗な緑色で面白そうだったんですが、何せお酒が飲めないので見るだけでおしまい。普段は別にお酒が飲めなくても痛くも痒くもないのですが、こういう時は行ける口の人はいいなぁと思うよな。
実際、ビール、ワイン、リキュール類があちこちで試飲出来るし、チーズやサラミを始めとして様々なつまみ類があるので、お酒が飲めればより楽しめると思います。

こちらちょっぴりマンチーニ似のおじさん。いきなりベンチの上に立って首のカウベルを鳴らしつつ、「は〜い、シチリアのペペロンチーノだよ〜、食べてかないの〜?辛くない、辛くないよ〜、ほ〜ら、そこの奥さんも寄ってって〜、遠慮はいらな〜い、全然辛くな〜い!」 などと怪しい笑顔全開で試食の呼び込みを始めました。
配っているのはツナの詰め物をした丸唐辛子のオイル漬けで、アンティパストやワインのつまみにぴったりの一品です。あっという間になくなってました。
もちろん私も1つ貰ってきましたよ。辛くないなんて嘘じゃねぇか!と思ったけど。まぁ、私は辛いの好きなのでとっても美味しかったんですが、残念ながらちょっと前に別の店で同じものを買っちゃったばっかりだったんだよねー。
結局11時〜2時半頃まで約3時間半掛けて会場を一周し終えました。流石に疲れたよ、胃も足も。
最初の方はそれなりに買い物もしてたんですが、色々試食している内にお腹一杯になり過ぎて、もういいや、という気分に。帰りのことを考えると瓶モノや生モノはあまり買えないしね〜。
そんなわけで結局買って来たのは、フランスのチーズ、フランスのガレット、ドイツの豚肉のパテ、トマトと鱒のソース、ペペロンチーノのツナ詰めの計5点でした。が、こうやって写真を整理しているとあれ買えばよかった、これ買えばよかったと今更ながら思ってしまいますよ。誰かが 「スローフードは1日目は試食に専念し、2日目は買い物に専念するべく最低2日間は行くべき」 と言ってましたが、確かにそうかもなぁ。
まぁ、試食は呆れるほど、具体的にはその日の夕食がいらないほどしてきたので、十分堪能しました。怒濤の試食攻撃に耐え抜いた自分の胃袋を褒めてやりたい。
今度また行く機会があれば、これまでの経験を生かし、十分に戦術・戦略を練ってアグレッシブに戦いたいと思う所存です。
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