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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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 あのう、ここ最近なんだか凄く寒いんですけど。単純に気温だけでなく、風がビュービュー吹いたりしてるんで体感温度がとてつもないことになっております。
 今日もまた吹きすさぶ風の中を歩きながら、私も寒いけど、サイボーグ009もさぞかし寒かっただろうな、しかもあの人たちは風が吹きすさんでるだけじゃなく、涙で渡る血の大河、夢見て走る死の荒野だしな、とか訳の分からんことを考えていたわけですが、そんなに風に吹かれて何をしてたかといえば、もちろん愛のために戦ってたというわけではなく、単に家に帰る途中だったんですけどね。
 いやぁ、辿りついた我が家の暖かいことよ。屋根と壁があるっていいなー。

 と、まぁそれはともかく、昔大好きだったのですよ、サイボーグ009。
 幼少のみぎりには日々サイボーグ009ごっこに興じ、ジョーの真似をして 「加速装置!」 とかやっておりました。まぁ、「加速装置!」と叫ぶや突然スピードを上げて走り出すだけという、今にして思えば 「それ、何が面白いの?」 という遊びだったんですが、何にせよあのアニメが大好きだったのです。多分、二次元的初恋の人は9番氏だったんじゃないかという気がするなぁ。実際、ジョーは実にかっこよかった。
 てか、こうしてみるとあれだな、非常に分かりやすくオーソドックスに面食いなんだな、我ながら。

 でも、凄い好きで友達とごっこ遊びとかもしてたくせに、今となっては話の内容全然覚えてないんだよねー。
 なんかこう、あれを見るといつも漠然と哀しくなった記憶があるのですが、具体的な内容は覚えてないのです。各サイボーグの技とかちょっとしたエピソードの断片程度しか記憶にない。そもそも一体どんな敵とどういう理由で戦ってたのかすらもはっきりと覚えていないのですよ。
 なので、大人になった今、一度原作漫画を全部読みたいなぁと思っているのですが、でもね、なんか今読むと凄いハマっちゃいそうな予感がするのです。で、ハマるだけならいいんですが、腐女子視点で見ちゃいそうな気もするのです。そしてそれは非常にイカン且つ遺憾なのではないかと思ったりするのですよ。

 それぞれに辛い過去を背負った戦士達なんて萌えて下さいと言わんばかりだよなぁ、ジョーはきっと受なような気がするんだけどその場合相手は誰なんだろう、まぁとりあえず001はありえないよなとか考え始めたりして、いやいやちょっと待て、仮にも二次元的初恋の相手に対してそんな爛れた妄想をしては申し訳が立たないでしょう、腐女子の目からサイボーグ達を守らなくては!と自分を戒めつつもすぐにまた、
 そういやサイボーグっていうのはその辺の(どの辺かは各自想像して下さい)機能はどうなっちゃってるんだろうなーとか、確か全身機械ってわけじゃなかったはずだからちゃんと出来る(何が出来るのかは各自想像して下さい)のかなーとか、生身の部分と機械の部分じゃやっぱり感度が(以下略&強制終了)
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 土曜日のユーヴェはレッチェに4−1で大勝。13節目を終えて、これで一位のナポリと1ポイント差の単独2位に。いやぁ、若手ばっかりで期待と不安が半々だったけど、結果を出してくれて良かったよ。

 ダメダメな前半を終え、後半になって一気に大量得点だったのですが、パッラディーノ曰く、「ハーフタイム中にデル・ピエーロがロッカールームに来て(スタンド観戦してた)貴重なアドバイスをくれたお陰で後半の動きが良くなった。言われたことを実行したら結果がでた」、
 そして素晴らしいFKを決めたボジノフ曰く、「いつも練習後にデル・ピエーロと居残りで訓練して、彼からFKのコツを学んだんだ」 とのことで、おぉ、アレ、流石キャプテンじゃないか!と試合結果に更なる喜びがプラスされましたですよ。

 怪我のせいでピッチ上で姿を見ることが出来ないのは残念だけど、試合に出ていなくてもキャプテンとしてチームを引っ張ってくれてるんだなー、若手とベテランが一緒になっていいチーム作りをしてる感じだなーと、これからのユーヴェがとっても楽しみです。


 ところで、ボジノフはこの試合で2点決めたのですが、1点目が決まった後にユニを捲り上げて下のシャツに書いてある 「Ciao Romeo」 (バイバイ、ロメオ)というメッセージを見せたのですよ。
 ロメオさんというのは何十年にも渡ってユーヴェの道具係をやっていた方で、木曜日に亡くなったばかりだったのです。時々チームの写真や映像にも顔を出していたり、デルピが彼のことを話したりしていたのでファンにも結構知られていたんじゃないかな。私も名前は知っていたんで、ニュースを読んだ時はとっても残念だった。
 で、土曜日はもちろん喪章をつけて試合をし、上記のボジノフのメッセージもロメオさんへの最後のお別れの挨拶だったわけですが、シャツをめくって胸&メッセージを見せたということでイエローカードときた。
なんかもうね、なんなのそれ、と。

 や、基本的にこの判定に関して審判をどうこういうつもりはないのです。まぁ、事情を鑑みて見て見ぬ振りは出来なかったのかなぁとは思うものの、何かと審判に対して風当たりの厳しい時だし、そういうルールがあるから適用したのであって彼は審判の職務を忠実に果たしただけとも言えるしね。あるいはそういうルールがあるって分かってるのにそれでも尚且つやる選手がアホだと言えないこともない。
 たださー、根本的にこのルールの存在自体がどうなのよ、といつも思うのです。
 この間のミラノ・ダービーでもマテラッツィが息子への誕生日おめでとうメッセージを書いたシャツを見せてイエロー頂いちゃってましたが、誕生日にゴールのプレゼントなんて微笑ましくていいじゃないのと思うんだよなー。子供は嬉しくて誇らしいだろうなぁと見てるこっちだってなんとなく幸せな気分になるし(ミラニスタはその限りじゃないでしょうが)、別にこれといった遅延行為になるわけでもないしさ。

 まぁ、一時、政治的なメッセージなんかが流行ったからその影響で出来たルールなんだろうとは思いますが、政治的プロパガンダとか人種差別表現とか相手を侮辱するフレーズとかそういう内容がイエローの対象になるっていうならともかく、メッセージを送るっていう行為自体を禁止することはないだろうと思うのですよ。
 まぁ、どこまでがOKでどこからがアウトなのか判別するのが大変という問題があるのかもしれないけどさ、その辺はその場に応じて審判が臨機応変に判断してくれ、っていうか、臨機応変な判断できるような人が審判やってくれとも思うんだよねー。

・・・Read more...

 ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」を観て来ました。宣伝CM見だとなにやら斬新な感じでちょっと期待していたのですが、えー、正直な所、ちょっぴり肩透かし気味だったかも。
 や、決して面白くなかったわけじゃないんですが、新しいアントワネット解釈とか切り口というわけでもなく、これといって映像的な冒険があるわけでもなく、なんかこう、非常に普通だったなぁと。
 てか、あれです。内容はまんま 「ベルばら」 です(全部読んだことはないんですが)。まぁ、流石にオスカル様とかは出てこないけどね。 
 
 時代物にポップスをBGMとして合わせてちょっとミュージカルチックなあたり、なんとなくたけしの「座頭市」を思い出したのですが、でも、あれは盲目の人にとって音やリズムが意味するところをタップで凄く良く表していて、音楽の選択に説得力あって面白いなぁと思ったけど、今回はそう言う意味であんまり必然性がないっつーか、単に奇を衒ってみましたっつーか、でもそのせいで逆にありがちっぽくなってるっつーか、なんつーかまぁ、そんなことを偉そうに思ってみたり致しましたですよ。
 そうそう、映像的な冒険と言えば、途中で突然画面の右端が切れ、反対側の端に青と黄色の綺麗な縦線模様が入ったのですよ。パーティーかなんかの場面だったので、このちょっぴりサイケな色合いは何か効果を狙ってるんだろうか?でも一体どういう意味が?と一瞬本気で考えたのですが、どうやら単に映写技術ミスだったらしく、5分ほどして普通に戻りました。まぁ、単なるミスに釣られて妙な深読みした私もアホだけど、もうちょいしっかりしてくれ、映写技師の人。
 まぁ、そんなこんなで多少期待外れだったところもあるのですが、こういう時代物は衣裳や舞台装置を見てるだけでも十分楽しめていいよね。
 あと、ルイ16世役の人がとってもいかにもな感じでちょっと嬉しかったり。なんか好きなんだよなー、ルイ16世。

 あと、いつも不思議に思うことなのですが、仮面舞踏会だと素性を隠せるからお忍びで云々とかってやつね、あれ、仮面っていっても目元だけしか隠してなかったりするんで、ぶっちゃけどこの誰だか丸分かりなんじゃないかという気がするんですが、その辺どうなんだろう。全く知らないならともかく、知ってる人だったら顔見るまでもなく後姿だけでも結構誰だか分かるもんだと思うんだよな。
 そういうのは分かった上でのお遊びなのかなぁ。バレてるのは暗黙の了解でそこはお互い野暮は言いっこなしってことなのかなぁ。

 色々と疑問は残るのですが、考えても調べても今ひとつはっきりしないんで、とりあえず仮面舞踏会で出会う岬君と源三さんを想像して軽く萌えておきましたよ。いわゆる一つの乙女のたしなみってやつです。
 
 今までこちらで出会った外国人、というか非イタリア人は、レベルの差こそあれイタリア語がしゃべれる人だったのであまりコミュニケーションの問題というのを感じたことがなかったのですが、昨日初めてイタリア語の知識が限りなくゼロに近い中国人と知り合いました。イタリアに来てまだ2週間なんだとか。
 会話をしようにも英語も微妙なのでにっちもさっちも行かず、暫しお互い困り顔で見詰め合っていたのですが、言ってもダメなら書いてみろ、私らには漢字という素晴らしい文化があるのだよ!っつーわけで口頭と筆談のちゃんぽんにしたら、なんだかとっても楽しかった。
 まぁ、筆談って言ったってもちろん文法を知ってるわけじゃないんで、漢字を並べるだけなんですけどね。

 その人は日本でも漢字を使うということを知らなかったらしく、私が漢字を書いたら初めは凄くびっくりしておりました。因みに、まず一発目に書いた字は、「油」。
 「え?なんで?どうして漢字を知ってるの!?」と若干興奮気味に驚く中国青年。いやぁ、私の今までの人生で、「油」という字を書いてあそこまで驚かれたのは初めてだったよ。たった8画からなる1文字がここまで人の心を動かす、漢字という名のこの悦楽。なーんつってな。
 で、その後私が漢字を書くたびに、「おぉっ!」とか言って凄い嬉しそうなんで、なんかこう、同じアジア人同士、やっぱり仲間だよな!偉大なる漢字は友好の架け橋!みたいな気分に。
 で、出身はどこかと尋ねたら、「シーアン、知ってる?」というので、もちろん、と答えつつ 「西安」 と書いたら、これまた無茶苦茶喜んでらっしゃいました。なんか凄くいい事をした気分。いやぁ、私の今までの人生で 「西安」 という字を書いてあそこまで(以下略)。
 ま、街の名前は知っているものの、ぶっちゃけ地図上で場所を指せと言われたらあんまり自信ないんだけどさ・・・

 そういや、私の名前にはとっても画数の多い字が一つ入ってるのですが、「これ何て読むの?凄く難しい字だね!」 と驚いていたのには寧ろこっちが驚きました。元祖にそんな風にびっくりされちゃうと、恐縮至極でどうリアクションしていいのか分からんよな。
 しかし、画数は多いけど日本じゃ常用漢字だし、別に国字ってわけじゃないんだけどな。中国では使わない字なのかな。まぁ、中国って略字使うからなー。
 一方、「葡萄」 を普通にすらすらと書いているのは流石だなと思いましたよ。日常生活で手書きの場合、日本人だったら大抵は 「ぶどう」 か 「ブドウ」 で、わざわざ漢字で書く人は滅多にいないもんなぁ。
 まぁ、中国人なんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけどさ。

 まぁ、そんなこんなで、いやぁ、漢字って本当に素晴らしいですね!などと水野晴彦ばりに胸の内で呟いたりしていたわけですが、実際、漢字文化の国に生まれて良かったなぁとは折に触れてよく思います。
 でも、そんな気持ちとは裏腹に、最近漢字書けなくなったよなぁ。PCの自動変換の影響か、読めるけど書けない字が多くなった気が。咄嗟に出てこなかったりするもんなー。あれ?こういう字だったっけ?とか一瞬でも思っちゃうと、一気にゲシュタルト崩壊起こし始めるし。
 ウチの母親がボケ防止のために(?)最近漢字検定をやっているのですが、私も日本に帰ったらちょっくら挑戦してみようかと思ったりしております。折角漢字の国に生まれたからには、存分に堪能しなきゃもったいないしねー。

 そうそう、私の漢字に凄く喜んでくれたその人は、お礼に(?)ドラえもんの歌 (日本語。あんなこといいな♪ってやつ) の携帯着歌を聞かせてくれまして、いい大人が二人して、「おーっ!」 「ドラえもーん!」 と喜んでおりました。
 あれだな、ドラえもんも漢字と並ぶ友好の架け橋だよなー。偉大だ。
 やー、セルティックがCL決勝T進出を決めましたね〜。正直言ってここが出てくるとはちょっと意外だったのですが、チームを勝利に導いた俊輔のFKが実に美しかった!スタジアムにいたロッド・スチュワートもさぞやご満悦でありましょう。
 まぁ、セルティック自体の出来はいささかアレな感じではありましたが、勝てば官軍だしさ!

 一方、マルディーニが今季一杯での現役引退を表明というニュースには、まぁ、年齢が年齢なので吃驚ってわけではないものの、「とうとうか・・・」 とちょっとしんみりしてしまいましたよ。
 他チームのこととはいえ、偉大な選手であり、今や貴重な存在であるバンディエラがいなくなってしまうのはやっぱり寂しいよなぁ。なんかこう、じんわりとショックだ。
 ウチのバンディエラにはもう一頑張りも二頑張りもして頂かなくては・・・

 ところで更に話は変わりますが、新聞によりますと、この間のアルビノレッフェ×ユーヴェ戦で、アルビノレッフェは過去最高のチケット売り上げ高を記録したんだそうです。
 1万8千人の観客を集め、実に40万ユーロ以上の収益(約6000万円)を上げたそうで、これは04-05、05-06の過去2シーズン分のチケット総売上高合計とほぼ同じ金額なんだとか。凄いなー、1試合で2年分の売上高か。
 
 ユーヴェはイタリアで一番愛されてるチームですが、同時に一番憎まれているチームでもあります。まぁ、常勝軍団がファン以外から憎まれるのは当然と言えば当然だしね。
 ただ、今季はちょっと趣が違いまして、「ユーヴェに勝てればもちろん嬉しいけど、勝てなくてもスター選手を見られるだけで十分満足」 的な人が多いためか、アウェイでもわりと暖かく迎えられているし、Bに落ちながらもA昇格を目指してスター選手たちが健気に(?)戦い、ファンと団結しようとしている姿に、「1チームだけBに落ちたことで他チームサポからも共感を得て、愛されるユーヴェになった」 と言われたりもしております。
 まぁ、それに対して監督のデシャンは 「ユーヴェの好感度が上がったと言われてるけれど、そんなことはない。ウチを嫌いな人は一生嫌いなままだよ。自分としては、弱いが故に愛されるユーヴェより、強くて憎まれるユーヴェの方がいい」 とコメントしてるんですが。
 まぁ、何にせよ、「ユーヴェの好感度は上がったか?」「愛されるユーヴェになったのか?」というのが今季の話題の一つだったりしているわけですが、そんな中でアルビノレッフェの関係者曰く、

 「ウチの財務担当にとっては、ユーヴェの好感度は最高だよ!」

 いや、まぁ、そりゃそうだろうなぁ。一晩で2年分の収益をもたらしてくれるんだもんなぁ。
 てか、Bってやっぱりかなり財政苦しいんだね・・・

 えー、因みに私はデシャンに全く同意です。信頼回復はしたいと思うけれど、愛されたいなどとはこれっぽっちも思わない。
 ユーヴェはユヴェンティーニが愛していればそれで十分さ。他サポに少々愛された所で腹の足しにもならんし、嫌われた所で痛くも痒くもないしなー。
 どれ程他サポに憎まれようと嫌われようと、強くて美しいユーヴェを望んでおりますですよ。
  
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