Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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昨日今日と霧が凄いです。霧の中を歩いている時のなんとなく過呼吸気味になるあの感じは結構好きなのですが、いかんせん寒い上に見通しがきかない。お先真っ暗っていうかまっ白っていうかそんな感じだしなー。
それにしても、もし東京がこの濃霧に包まれたとしたら交通機関やらなにやら色々麻痺して大変だろうなぁ。
濃いと言えば下でスタローンのこと書きましたが、ロッキーの新作が公開されていたんですね。そうか、それでこの時期にスタローン特集だったのか。全然知らなかったよ!
それにしても、あの拳闘士波乱万丈栄光挫折咆哮根性復活勝利凱旋物語がいまだ続いていたことにちょっとびっくり。スタローンが60才過ぎてるということに2度びっくり。インタビューで、「この年でトレーニングをやるのはきつかったよ」と言っていて3度びっくり。
やー、60過ぎてボクシング映画やるのはそりゃきついよなぁ。凄いなスタローン。
ボクシング映画といえば、2年くらい前だったかにクリント・イーストウッドの 「ミリオンダラー・ベイビー」 を観たのですよ。
通りすがりに暇つぶし程度の軽い気持ちで映画館に入ったもんで作品についての前知識が全くなく、ポスター見て女性版ロッキーみたいな話なのかなーなどと能天気に考えていたところ、途中から非常に鬱な展開になって激しく凹んだ覚えが。
や、深いテーマのいい映画なのですが、こちとらすっかり努力!友情!勝利!っつー少年ジャンプ的サクセスストーリーかと思い込んでいたもんで、いきなり命の尊厳みたいなものを考えさせられることになっちゃって、誠に勝手ながら非常に理不尽な気分になったりもしたのでした。
なんつーかまぁ、例えて言うならば、「罪と罰」 を気楽な謎解き推理小説だと思い込んで読み始め、名探偵の謎解きショーを期待してたのに途中から急に風向きが変わってきて、えぇっ、ちょっとなんでいきなりそんな信仰とかそんな真面目な話になってるのこれ!みたいな。あ、いや、ちょっと違うか。
つか、そもそも例える必要ないか。
それにしても、もし東京がこの濃霧に包まれたとしたら交通機関やらなにやら色々麻痺して大変だろうなぁ。
濃いと言えば下でスタローンのこと書きましたが、ロッキーの新作が公開されていたんですね。そうか、それでこの時期にスタローン特集だったのか。全然知らなかったよ!
それにしても、あの拳闘士波乱万丈栄光挫折咆哮根性復活勝利凱旋物語がいまだ続いていたことにちょっとびっくり。スタローンが60才過ぎてるということに2度びっくり。インタビューで、「この年でトレーニングをやるのはきつかったよ」と言っていて3度びっくり。
やー、60過ぎてボクシング映画やるのはそりゃきついよなぁ。凄いなスタローン。
ボクシング映画といえば、2年くらい前だったかにクリント・イーストウッドの 「ミリオンダラー・ベイビー」 を観たのですよ。
通りすがりに暇つぶし程度の軽い気持ちで映画館に入ったもんで作品についての前知識が全くなく、ポスター見て女性版ロッキーみたいな話なのかなーなどと能天気に考えていたところ、途中から非常に鬱な展開になって激しく凹んだ覚えが。
や、深いテーマのいい映画なのですが、こちとらすっかり努力!友情!勝利!っつー少年ジャンプ的サクセスストーリーかと思い込んでいたもんで、いきなり命の尊厳みたいなものを考えさせられることになっちゃって、誠に勝手ながら非常に理不尽な気分になったりもしたのでした。
なんつーかまぁ、例えて言うならば、「罪と罰」 を気楽な謎解き推理小説だと思い込んで読み始め、名探偵の謎解きショーを期待してたのに途中から急に風向きが変わってきて、えぇっ、ちょっとなんでいきなりそんな信仰とかそんな真面目な話になってるのこれ!みたいな。あ、いや、ちょっと違うか。
つか、そもそも例える必要ないか。
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年末に大掃除やら何やらをしながら特に見るでもなく賑やかしにテレビをつけてたんですが、ある日はスタローン特集で続けて3作品、別の日はシュワルツネッガー特集でやはり続けて3作品が放映されてました。行く年来る年マッチョな年末。
てか、なんで年の瀬にこの二人のラインナップなの!
で、思ったのですが、シュワちゃんは普通に耐えられるけど、スタローンを6、7時間ぶっ通しで見続けるのはちょっと厳しいものがあるよなぁ。役者として特にどうこう思っているわけではないのですが、それより何より濃過ぎる。濃過ぎるよ、君。理論も感情も越える濃さだよ。
えー、そんなわけで、別に必死に観ていたわけでもなく、作業の合間合間に眺めていた程度だったのにも関わらず、結局持ちこたえられずに2本目の半分でリタイアすることと相成りました。内容が詰まらないだとか不快だとかいうわけではなく、画面が濃過ぎて脳が胃もたれを起こした(脳が胃もたれを起こすかどうかはさておき)という理由でチャンネルを変えたのは生まれて初めての経験だったよ。
あれだろうなぁ、筋肉というよりむしろ顔の造作の問題なんだろうなぁ。やっぱあの垂れ目がくどいのかなぁ。
でも例えばポール・マッカートニーって同じくらい垂れ目で結構同じ系統の顔立ちだと思うんだけど、ポールは別にくどいとは思わないんだよなぁ。ラテンとアングロサクソンの違いなのかなぁ。あるいはマッチョ+垂れ目の相乗効果なのかなぁ。
スタローンって言えば 「栄光への脱出」 っつー大昔の作品で(ペレなんかが出てる奴)キーパーやってましたが、あれはまぁ、なんとも非常に微妙でございました。
あんたイタリア系のくせに!イタリア系のくせになんでそんなにキーパーの動きが下手なの!とか思ったよ。まぁ、考えてみれば殆ど言い掛りに近いわけですが。
それはともかく、それまでサッカー選手役を演じる場合、足技だのシュートだのドリブルだのやらなくていいから一番やりやすいのはキーパー役だろうと思っていたのですが、あれ見て認識を改めました。
キーパーのセービング姿の美しさってのは演技でどうなるもんでもないんだよなぁ。ただ横っ飛びダイブや飛び出しパンチングしてみりゃいいってもんじゃないんだよなぁ。腰を落として構える姿勢も簡単に真似できるように見えてやっぱ全然違うんだよなぁ。それにつけてもやっぱ源三さんはかっこいいよなぁ。そりゃ岬君も惚れるわなぁ。
・・・と、ちょっぴり源岬を思い出してみた所でまた次回。
てか、なんで年の瀬にこの二人のラインナップなの!
で、思ったのですが、シュワちゃんは普通に耐えられるけど、スタローンを6、7時間ぶっ通しで見続けるのはちょっと厳しいものがあるよなぁ。役者として特にどうこう思っているわけではないのですが、それより何より濃過ぎる。濃過ぎるよ、君。理論も感情も越える濃さだよ。
えー、そんなわけで、別に必死に観ていたわけでもなく、作業の合間合間に眺めていた程度だったのにも関わらず、結局持ちこたえられずに2本目の半分でリタイアすることと相成りました。内容が詰まらないだとか不快だとかいうわけではなく、画面が濃過ぎて脳が胃もたれを起こした(脳が胃もたれを起こすかどうかはさておき)という理由でチャンネルを変えたのは生まれて初めての経験だったよ。
あれだろうなぁ、筋肉というよりむしろ顔の造作の問題なんだろうなぁ。やっぱあの垂れ目がくどいのかなぁ。
でも例えばポール・マッカートニーって同じくらい垂れ目で結構同じ系統の顔立ちだと思うんだけど、ポールは別にくどいとは思わないんだよなぁ。ラテンとアングロサクソンの違いなのかなぁ。あるいはマッチョ+垂れ目の相乗効果なのかなぁ。
スタローンって言えば 「栄光への脱出」 っつー大昔の作品で(ペレなんかが出てる奴)キーパーやってましたが、あれはまぁ、なんとも非常に微妙でございました。
あんたイタリア系のくせに!イタリア系のくせになんでそんなにキーパーの動きが下手なの!とか思ったよ。まぁ、考えてみれば殆ど言い掛りに近いわけですが。
それはともかく、それまでサッカー選手役を演じる場合、足技だのシュートだのドリブルだのやらなくていいから一番やりやすいのはキーパー役だろうと思っていたのですが、あれ見て認識を改めました。
キーパーのセービング姿の美しさってのは演技でどうなるもんでもないんだよなぁ。ただ横っ飛びダイブや飛び出しパンチングしてみりゃいいってもんじゃないんだよなぁ。腰を落として構える姿勢も簡単に真似できるように見えてやっぱ全然違うんだよなぁ。それにつけてもやっぱ源三さんはかっこいいよなぁ。そりゃ岬君も惚れるわなぁ。
・・・と、ちょっぴり源岬を思い出してみた所でまた次回。
どちら様もあけましておめでとうございます。のんびりしたお正月を過ごされましたでしょうか?
こちらイタリアは常日頃からのんびりしているので、これ以上のんびりは出来ない感じですよ。
さて、今年の初エントリーのタイトルは簡潔かつ力強く、元号と干支にしてみました。
着々と積み重なっていく時の流れに敬意を表し、目前に広がる新たな年に身を引き締め、そしてそれと同時に干支という古来よりの伝統文化を通じて母国日本を思い起こすのに最も相応しいタイトルだと思ったから、というわけでは全然なく、まぁ、実を言えば自分自身の覚書きのようなもんです。
やー、つい忘れちゃうんだよね、元号と干支。昭和の時代は全く問題なかったのに、どうも平成に入ってから元号と干支の存在感やら重要性やら必要性やらが私の中で曖昧になってきたというか希薄になってきたというか、まぁ、そんな感じでして、毎年暮れに 「そういえば来年は平成何年の何年だっけ?」と悩むのが恒例行事となっているのですよ。
そんなわけで、今年の暮れに備えてここに書き記しておいた次第。これで今年は悩む必要なし!備えあれば憂いなし!
ま、その頃にはここに書いたこと自体を忘れてるかもしれないけどね。
因みに去年の暮れ (つまり数日前)は自分の生まれ年から2007年までの対応表をずらーっと紙に書いてようやく今年が 「平成19年の亥年」 であるということを割り出し、さらに年明けに実家に年賀コールをしたついでに念のため確認をしたのですが、その際我が母は 「それにしてももう平成19年か!早いよねぇ、ついこの間2000年問題がどうのこうのって騒いでたのに、もう二昔近く前になるんだねぇ」 としみじみとびっくりしておりました。
どうやら彼女も色々と頭の中が混乱しているようです。
で、一年の幕開けにはすっきり早起きして完璧な朝食を取り、すがすがしい1日を過ごそうと思っていたのですが、大晦日の夜中から3時過ぎまでずっと爆竹の音がうるさくてなかなか寝付けず、結局元旦は到底早いとは言えない時間に起き出し、朝ごはんと言うよりは昼ごはんに近いような時間に適当なあり合わせを食べることに。新年早々、早速つまづいておりますよ。
ま、そんな感じでイマイチ勢いに欠ける1年の始まりではありましたが、とりあえず何事もぼちぼちと、このブログもちまちまともう暫くの間続けて行こうと思っておりますので、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
こちらイタリアは常日頃からのんびりしているので、これ以上のんびりは出来ない感じですよ。
さて、今年の初エントリーのタイトルは簡潔かつ力強く、元号と干支にしてみました。
着々と積み重なっていく時の流れに敬意を表し、目前に広がる新たな年に身を引き締め、そしてそれと同時に干支という古来よりの伝統文化を通じて母国日本を思い起こすのに最も相応しいタイトルだと思ったから、というわけでは全然なく、まぁ、実を言えば自分自身の覚書きのようなもんです。
やー、つい忘れちゃうんだよね、元号と干支。昭和の時代は全く問題なかったのに、どうも平成に入ってから元号と干支の存在感やら重要性やら必要性やらが私の中で曖昧になってきたというか希薄になってきたというか、まぁ、そんな感じでして、毎年暮れに 「そういえば来年は平成何年の何年だっけ?」と悩むのが恒例行事となっているのですよ。
そんなわけで、今年の暮れに備えてここに書き記しておいた次第。これで今年は悩む必要なし!備えあれば憂いなし!
ま、その頃にはここに書いたこと自体を忘れてるかもしれないけどね。
因みに去年の暮れ (つまり数日前)は自分の生まれ年から2007年までの対応表をずらーっと紙に書いてようやく今年が 「平成19年の亥年」 であるということを割り出し、さらに年明けに実家に年賀コールをしたついでに念のため確認をしたのですが、その際我が母は 「それにしてももう平成19年か!早いよねぇ、ついこの間2000年問題がどうのこうのって騒いでたのに、もう二昔近く前になるんだねぇ」 としみじみとびっくりしておりました。
どうやら彼女も色々と頭の中が混乱しているようです。
で、一年の幕開けにはすっきり早起きして完璧な朝食を取り、すがすがしい1日を過ごそうと思っていたのですが、大晦日の夜中から3時過ぎまでずっと爆竹の音がうるさくてなかなか寝付けず、結局元旦は到底早いとは言えない時間に起き出し、朝ごはんと言うよりは昼ごはんに近いような時間に適当なあり合わせを食べることに。新年早々、早速つまづいておりますよ。
ま、そんな感じでイマイチ勢いに欠ける1年の始まりではありましたが、とりあえず何事もぼちぼちと、このブログもちまちまともう暫くの間続けて行こうと思っておりますので、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
早いもので今年も残す所あと3日ですね。ホント早いなー。光陰の野郎、矢の如しどころか、マッハのスピードで去って行きやがったよ。
これがおそらく今年最後のエントリーになると思われるので、何を書こうかと考えたのですが、とりあえず1年のまとめとして2006年、つまり05-06後半と06-07シーズン前半を振り返りながら、テレビや新聞などで見知ったおもしろ横断幕をご紹介してみたいと思います。
思えば今年はW杯を始めとして、サッカー界は盛り沢山でしたよね。てか、イタリア的には良い事悪い事色々あり過ぎたよなー。
さて、まずはインテル。えー、これまでネタの宝庫だったインテルですが、今シーズンは早くも首位独走で既にスクデットをほぼ手中に収めた感があります。
まぁ、戦力的にずば抜けてるんで、当然と言えば当然、予想通りと言えば予想通りではあるのですが、でもさー、そんな優等生なインテルは個人的にはちょっと詰まらないの。どうしてもインテルにはなんか面白いことやって欲しいと思っちゃうんだよねー。自チームサポにすら
「お前らのことは惰性で応援してるんだ」
という横断幕を掲げられ、ネタにされていた昨シーズンが懐かしい。
因みに昨シーズンのインテル関連で一番ウケたのが、ミランサポによる
「クーベルタン男爵はインテリスタだった」
でした。あれね、参加することに意義がある、ってやつね。
インテルは会長のモラッティがヴィエリの電話を盗聴していたということで問題になり、それをネタにした横断幕も色々ありました。「インテル」 と 「インテルチェッタツィオーネ(盗聴)」 を掛けたものが多かったかな。
その他盗聴関連で面白かったのが、ユーヴェのファンサイトで見かけたコレ。
「モラッティ、この番号を盗聴してみろ!610−61stron・・・」
英語で 「4U」=「フォーユー(for you)」、「2 me」=「トゥーミー(to me)」 といった表記をしたりしますが、イタリア語でもそういうのがありまして、上記の数字の部分を読むと、セイ・ウノ・ゼロ、セイ・ウノ・ストロン・・・となるのです。どういう意味かと言えば、「お前はゼロ(能無し)だ、お前はくそったれ・・・」。
「こういう横断幕を作っていく予定」 とあったので、実際にスタジアムに持っていったのかは分かりませんが、上手いなぁと思ったよ。
一方、もうひとつのミラノのチームであるミランは、チームの要のシェフチェンコがチェルシーに移籍したこともあり、今季はかなり苦しいシーズン前半でした。
シェフチェンコが移籍した理由が、「子供に英語を学ばせたい」 だったのですが (まぁ、誰も本気にしちゃいませんが)、それに引っ掛けた横断幕で面白かったのが、
「シェヴァの子供は英語を習いにイギリスに行ったけど、ガットゥーゾはどこにイタリア語を習いに行くんだ?」
ガットゥーゾは南部の出身でかなり訛り・方言がきつく、しかもわりとぼそぼそしゃべるもんでインタビューとかもちょっと聞き取りにくいんだよね。
これがおそらく今年最後のエントリーになると思われるので、何を書こうかと考えたのですが、とりあえず1年のまとめとして2006年、つまり05-06後半と06-07シーズン前半を振り返りながら、テレビや新聞などで見知ったおもしろ横断幕をご紹介してみたいと思います。
思えば今年はW杯を始めとして、サッカー界は盛り沢山でしたよね。てか、イタリア的には良い事悪い事色々あり過ぎたよなー。
さて、まずはインテル。えー、これまでネタの宝庫だったインテルですが、今シーズンは早くも首位独走で既にスクデットをほぼ手中に収めた感があります。
まぁ、戦力的にずば抜けてるんで、当然と言えば当然、予想通りと言えば予想通りではあるのですが、でもさー、そんな優等生なインテルは個人的にはちょっと詰まらないの。どうしてもインテルにはなんか面白いことやって欲しいと思っちゃうんだよねー。自チームサポにすら
「お前らのことは惰性で応援してるんだ」
という横断幕を掲げられ、ネタにされていた昨シーズンが懐かしい。
因みに昨シーズンのインテル関連で一番ウケたのが、ミランサポによる
「クーベルタン男爵はインテリスタだった」
でした。あれね、参加することに意義がある、ってやつね。
インテルは会長のモラッティがヴィエリの電話を盗聴していたということで問題になり、それをネタにした横断幕も色々ありました。「インテル」 と 「インテルチェッタツィオーネ(盗聴)」 を掛けたものが多かったかな。
その他盗聴関連で面白かったのが、ユーヴェのファンサイトで見かけたコレ。
「モラッティ、この番号を盗聴してみろ!610−61stron・・・」
英語で 「4U」=「フォーユー(for you)」、「2 me」=「トゥーミー(to me)」 といった表記をしたりしますが、イタリア語でもそういうのがありまして、上記の数字の部分を読むと、セイ・ウノ・ゼロ、セイ・ウノ・ストロン・・・となるのです。どういう意味かと言えば、「お前はゼロ(能無し)だ、お前はくそったれ・・・」。
「こういう横断幕を作っていく予定」 とあったので、実際にスタジアムに持っていったのかは分かりませんが、上手いなぁと思ったよ。
一方、もうひとつのミラノのチームであるミランは、チームの要のシェフチェンコがチェルシーに移籍したこともあり、今季はかなり苦しいシーズン前半でした。
シェフチェンコが移籍した理由が、「子供に英語を学ばせたい」 だったのですが (まぁ、誰も本気にしちゃいませんが)、それに引っ掛けた横断幕で面白かったのが、
「シェヴァの子供は英語を習いにイギリスに行ったけど、ガットゥーゾはどこにイタリア語を習いに行くんだ?」
ガットゥーゾは南部の出身でかなり訛り・方言がきつく、しかもわりとぼそぼそしゃべるもんでインタビューとかもちょっと聞き取りにくいんだよね。

イタリアの伝統的なクリスマス菓子と言えばパネットーネとパンドーロ。
パネットーネはドーム型で、レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツが入ったミラノのお菓子です。上の写真がそれ。
一方パンドーロはヴェローナのお菓子で、やはり円柱形ではあるのですが、上から見るとギザギザの星型というか歯車型というかそんな感じ。中には何も入っておらず、粉砂糖を掛けて食べるのが一般的です。
どちらも重量約1kgくらいが標準の大きさで(因みに上の写真のパネットーネは直径18cm高さ16cmでした)、パネットーネ(大きなパン)、パンドーロ(黄金のパン)という名前の通り、ケーキというよりはブリオッシュ系の甘いパンといった感じなのですが、柔らかくて素朴でほんのり甘くてなかなか美味しい。
きちんとしたお菓子屋さんのものはそれなりのお値段がしますが、既製品は4〜7ユーロ位かな。クリスマスシーズンになるとスーパーの中は各メーカーのパネットーネ&パンドーロの箱が山と積まれて壮観の風景になります。
で、クリスマスが終わるとケーキが値崩れするというのはこちらも同じでして、今日休み明けのスーパーに行ったら、なんと、一箱1ユーロでした。
・・・なーんつって、「なんと」 だなんて、まるで何も知らずに行ったら偶々安かったの、みたいな風を装ってみましたが、そもそもこれを狙ってたんだけどねー。
上の写真を撮った後に早速、紅茶と共に頂きましたよ。美味かった。
下は贔屓にしているパン屋兼お菓子屋さんの飾りパンドーロ。中をくりぬいて、プレゼーピオ(キリスト降誕のシーンを表したお人形)が入れてあります。


私の住んでる街は小さいので、通りのイルミネーションなどもショボ・・・ あ、いや、非常に慎ましい感じです。しかも今年は何故だか広場のツリーも出ていないんだよなー。どうしちゃったんだろう。
でも、お決まりのメリー・ゴー・ラウンドは今年もしっかり回っておりました。


そしてもうひとつのお約束がこちらの観覧車。毎年12月に入ると、街の中心地の広場の見晴らし台(?)みたいなところに立ちます。なんか、気が付くといつの間にやら出現していて、あぁ、そういやもう12月だった、としみじみ思わされるという寸法です。
で、見ればお分かり頂けるかと思いますが、ボックスになってなくて椅子が剥き出しなんで、とんでもなく寒いんだわ、これ。
そんなわけで、あまり実用向きとは言えませんが、オブジェとしてはなかなか好きです。逆光にそびえる観覧車(無人)って哀愁漂ってていいよな。