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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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 昨日は友達が出演するコンサートに招待されておりました。まぁ、ご招待と言っても無料の小さなコンサートなのでそんなに大それた話ではないのですが、彼女の歌を聞くのは初めなので、楽しみにしていたのです。
 で、さてそれじゃまぁそろそろ支度をしようかねまずはシャワーでも浴びますか、と思ってバスルームへ行ったら、なんと水が出ない。
 あのさぁ、断水自体は今更もうなんとも思わないけど、どうしてよりによって今日、このタイミングなんだと神に問いたい。いや、神の前に水道局に問いたい。
 その後小一時間ほどでなんとか水は戻ってきたものの、当然のことながら支度が予定よりも大幅に遅れ(結局シャワーは断念)、その上20分に1本しか来ないバスをタッチの差で逃してしまい、結局コンサート開始予定時間を45分もオーバーして現地に到着。
 イタリアのことだから当然10分は押すだろうし、きっと冒頭に主催の挨拶かなんかが10分くらいあるだろうから実質的には大した遅れにはならないよな、友達の出番には間に合うだろうから大丈夫大丈夫、などとバスの中で計算していたのですが、甘かった。甘かったよ。
 着いた時には友達はとっくに歌い終わっておりました。なんでも予定より10分も早く始まったらしいのですが、なんでまた今日に限ってそんなことするんだと神に問いたい。いや、神の前に主催者に・・・
 つかさぁ、遅れるのも大概問題だと思うんだけど、予定時刻より早く始まるって、そういうのってありなんですか・・・ 

 そんなわけで残念ながら友達の歌は聴けなかったのですが、コンサートの残りの演目はなかなか良かったし、その後みんなでご飯食べたりしてとっても楽しかったし、まぁ、多少ついてない事もあったけど最終的にはいい一日だったよなと満足感に浸りつつ11時近くに家に帰って来たのです。
 で、さーて、一日の締めくくりにユーヴェの結果をチェックするか。家を出る直前は1−1の同点だったけど最近チームの調子も出てきたから逆転してるかな。最悪でも引き分けにはしてるよなー、とユーヴェ公式サイトに行ってみたら・・・
 ・・・えー、一日の締めくくりはユーヴェ敗戦のニュースでございました。ブレーシャ相手に3−1で完敗。

 その後テレビでハイライトを観ましたが、いやはや我が軍はどちら様も押し並べて酷い出来でした。
 まー、DFのダメっぷりはもう今更なので、これ以上ここで文字数及びバイト数を費やすつもりはないのですが、それに加えてブッフォンまでがあんな中学生のようなミスをするようじゃな・・・ 
 普通、どんなに酷い試合でも一人か二人くらいは救いのある選手がいるもんですが、今日は誰一人としていいところがなかったよ。
 採点するならば、決定的なミスをしたゼビナとブームソンが4点、かろうじて1点返したデル・ピエーロが5点、残りは全員4.5点って感じです。
 まぁ、デルピも1点返したとは言え、かなりまぐれっぽいゴールだったし、そのほかのところでミス連発してたけどなー。

 ブレーシャのスタジアムが基準に達していなくて観客が入れられないため、中立地のマントヴァでの試合だったんですが、今季はマントヴァとのアウェイで負けてるんだよなー。どうもユーヴェにとってはゲンの良くないスタジアムらしい。
 それともあれかな、人を呪わば穴二つってやつかな。CLで呪いを大発動しちゃったからね・・・
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 世間にはポイントカードってものがありますね。お買い上げ○円毎にスタンプ1個!△個集めたらもれなく◇をプレゼント!みたいなやつ。
 わたくし、あれが大変苦手なのです。今まで一度たりとてあれを有効活用出来たためしがない。何と申しましょうか、あやつは何事につけコツコツやることが不得意という、数ある私の欠点の中でも最大の欠点を如実に浮き彫りにしてくれる存在なのですよ。
 例えば誰にとっても難しい勉強やら研究やら仕事やらとかではなく、店で買い物してスタンプを押してもらうという、あまり労力も能力も必要としないどちらかと言えば非常に些細なことであるだけに、より一層それが出来ない己のダメさ加減を再確認することになるのが非常に腹立たしい。
 複数のポイントカードをきちんと管理し、景品をもらったり割引に使ったりとしっかり有効活用してる方々を本当に尊敬しております。

 私の場合、カードを作っていくつかスタンプ押してもらっても、次にその店に行く時にはかなりの高確率でカードを忘れてるのです。で、仕方がないんで新しいのを作って貰うわけですが、その次の時もまた忘れたりするわけですよ。
 流石に3枚目ともなると、もう別にスタンプなんてどうでもいいかなと思い始めるんですが、お店のお姉さんやお兄さんがニコニコと 「 大丈夫ですよ!新しくお作りしますよ!」 などと言ってくれたりするんで、断るのも逆に悪いかなぁなどと思いもう一枚新しいのを・・・ なんてことを繰り返していると、結局3、4つスタンプが押してある同じ店のカードが机の引き出しに数枚溜まったりなんかするわけです。
 で、これ全部まとめればすでに台紙一杯だよなぁなどと思いながら裏面を見ると、「複数のカードのスタンプを一つにまとめることは出来ません」 とか注意事項が書いてあったりして、あぁ、世の中には私と同じようなタイプの人が結構いるんだろうなぁと僅かながらも慰められるような気持ちになったりもするわけですが、いずれにせよ、あー、なんかもう面倒くさいから全部捨てよう。全てを捨てて身軽になって一からやり直そう、という事に最終的にはなってしまうわけです。
 それなりに長い今までの人生、カードを作るたびにそんなことの繰り返しだったのですが、毎度同じ過ちを犯し続けるのも成長がないだろうと反省し、数年前に一大決心を致しましてですね、メンバーズカードやらポイントカードやらの類は初めから一切断ることに決めたのです。
 スタンプやカードに捕らわれず、自由気ままに生きて行こうと心に誓い、お陰でここ数年は実に心穏やかに暮らしていたわけですよ。

 が、そんな私が最近ポイントカードを集めてみようと思ったんですわ。
 イタリアでも日本ほどではないもののポイントカードをやってるお店はそれなりにありまして、その中の一つが月1、2回ほど行く近所のピアディーナ屋なのです。
 因みにピアディーナというのはエミリア・ロマーニャ地方の丸く平たい無醗酵パン。まぁ、ちょっと厚めのピザ台みたいな感じで、鉄板の上で焼いた後、サラミ類やら野菜やらを挟んで食べます。焼きたてはパリパリモチモチしていて実に美味い。
 で、そこの店で普段買うセットメニューだとスタンプを2個押してもらえ、15個溜まるとピアディーナを1つプレゼントしてもらえちゃう!近所だし、実用的だし、これだったらすぐに溜まりそうだし、よーし、折角だからいっちょ集めてみるか!ってことで3ヶ月くらい前からこつこつと集め始め、ようやく12個ほど溜めたわけです。
 あのですね、これ、私としては快挙なわけですよ。スゲー頑張ったなー、あともう少しでめでたくピアディーナだ!とスタンプ台を眺めながらちょっと晴れがましいような気分だったわけですよ。賢い消費者になったような気分だったわけですよ。ところが、
 ・・・と、ここまで書いたところでオチは既にある程度お察し頂いているのではないかと思いますが、まぁ、一応書いておきます。
 えー、ところがですね、

 数日前に行ったら、いつの間にか店がつぶれてやがりました。

 なんなんだよ、一体。なんなんだ、ホント。

 ところで、病院、葬儀屋でポイントカードをやってるところってあるんでしょうかね。
「○○さん、スタンプが溜まってますので今日は注射一本プレゼントしておきますね」とか。
「今回でポイントカード一杯になったから、次の葬式は3割引で出せるね」とか。
 なんか、それは激しく嫌だなー。
 さてさて、CLベスト8が出揃いましたね。
 が、早くも一押しリヨンが敗退してしまったので、個人的には今年のCLはこれにて終了です。寂しい・・・ 
 リヨンなぁ、最近調子悪かったとは言え、もうちょいやってくれると思ってたんだけどなぁ。ちょっと期待外れだったよ。
 まぁ、ローマがかなりいい試合をしていたので、順当と言えば順当なのかもしれません。マンシーニのフェイント&ゴールは素晴らしかった。なんつーか、これぞブラジル人!って感じでしたよ。てか、残ったチーム見てると、組み合わせに恵まれればローマ優勝もありえるなー。

 一方、絶対に期待を裏切らないのがインテルです。
 信じてたよ、インテル!今年は3冠も行けるなんて言ってた人もいたけれど、私は君を信じてた!きっとなにか面白い事をやらかしてくれるに違いないと信じていたよ!だってインテルだもん!
 ちょっとブレイクしただけで天狗になったり無理な背伸びをしたりする人間が多い中、今年のインテルは一味違うと大絶賛されようとも、国内リーグ17連勝という新記録を打ち立てようとも、いつでもどんな時も自分らしくあることを忘れないって、何て素敵なことなのかしら。
 いや、まぁ、どれだけ強力なメンバーを揃えようとも、カップ戦は運や監督の采配に左右される部分が結構大きいので、負けたこと(正確に言えばアウェイゴールで敗退したわけですが)自体は、そういうこともあるかな、というか寧ろ、やっぱりな、インテルのCL敗退は春の訪れを告げる季節の風物詩だもんな、という感じなのですが、試合後の乱闘騒ぎがいかにもインテルらしいオチだった。
 いや、スタジアムでの暴力沙汰が問題になってる昨今、選手間での乱闘ってのは全然笑い事じゃないんだけどねー。笑い事じゃないし不謹慎だとは分かっているのですが、体を張ったオチをつけるインテルに、でもやっぱり笑ってしまいました。すみません。
 なんにせよ、殴られて鼻折ったブルディッソは気の毒でしたが。まぁ、そもそもの事の発端だからある意味自業自得の部分もあるんだけどさ・・・
 しかし、クルスがナバーロにかました切れ味鋭いスライディングタックルは流石にサッカー選手だなぁとちょっと感心したよ。
 そしてヒット&ランって感じで逃げたナバーロは実にいい飛び出しと走りだったな・・・ いっそすがすがしいほどの卑怯っぷりだった。

 セルティックは健闘及ばずでしたな。シュート数が36対9という、数字だけ見るとかなり一方的な展開でしたが、いや、それでもミラン相手に良くやったよ。個人の能力では明らかに負けてるんだけど、それをガッツでカバーして実に健気に戦っておりました。
 特にキーパーのボルツと15番のスノーはいい選手だなー。俊輔は非常に残念な出来でしたが。まぁ、国内リーグで頑張ってくれ!

 それにしても、ローマ、ミラン、バレンシア、チェルシー、リヴァプール、マンチェスターU、PSV、バイエルンって、こう言っちゃあれだけど、CLと言うよりは半分UEFA杯みたいな雰囲気が・・・
 そしてインテル、レアル・マドリ、バルサが揃ってここで敗退とは、これはもしかするとあれか、ユーヴェの呪いか。
 今日は久々に日曜日の試合でした。あぁ、日曜日の夜。忘れかけていたAの香りがほのかに。
 ってなわけで、ホームでのピアチェンツァ戦は4−0の快勝でしたよ!向こうも調子良さそうだし、こんなに大差になると思ってなかったので嬉しい驚きでした。
 しかしあれだな、今日の試合の最大のポイントは、1ヶ月半振りにトレゼゲがゴールしたことでも、何故か一人で半袖だったデル・ピエーロが今季2度目のハットトリックを決めたことでもなく、26節目にしてようやくユーヴェにPKが与えられたという点に尽きるな。
 やー、ユーヴェには何があろうとも絶対にPKを与えるべからずという新たな法律でも出来たんじゃないかと思い始めてたところだったんで、そういう意味でもちょっとびっくりしましたよ。

 さて、なんやかんやありながらも、AもBもCLも着々と日程が消化されていっていますが、そんな中、今年から新たにクレリクス・カップ (Clericus Cup) が始まりました。ヴァティカンのサッカー大会です。「聖職者杯」とでもいったところかな。
 先月2月24日が初ゲームでして、グレゴリアーナ(Gregoriana)対マーテル・エクレシアエ(Mater Ecclesiae)戦が行なわれたんですが、大会の杮落としのキックオフが聖職衣をまとった枢機卿だったり、チームの名前がいかにもだったりでちょっと笑いました。や、笑ったりなんかしたらバチが当たるかもしれませんが。

 で、ニュースでちらっと中継をやってたのですが、「このクレリクス・カップは大変厳しい、地獄のような戦いになると予想されています」 とか 「これは神がかり的なシュート!」 とか 「決めた○○神父、これは第七天国にいるような気分でしょう!」 とか、実況がいちいち面白かった。いいなぁ。是非90分間全部この調子で実況してもらいたいなぁ。
 因みに記念すべき第1試合目は、マーテル・エクレシアが 「無慈悲にも」 6−0という大差をつけての大勝利。
 その後のインタビューでボリビア出身だという10番の選手がリフティングや足技を披露していたのですが(なかなか上手かった)、インタビュアーが 「素晴らしいテクニックですね!しかし神父様、それは虚栄を誇ってることになるのでは?」 とか言っててこれまた笑いました。
 世界で一番クリーンな大会になるだろうと言われてますが、今回イエロー出されてる人もいらっしゃいましたよ。まぁ、神父様も人の子だからね。きっと試合後に懺悔に行ってることでしょう。

 なんでも優勝チームはイタリアの都市対抗大会への参加資格が得られるんだそうですが、神父さんや神学生相手じゃ対戦チームは凄くやりにくいだろうなぁ。
 悪態ついたら説教されそうだし、酷いタックルかましたらバチ当たりそう、っていうか、むしろ右足を削ったら左足まで差し出されそうである意味そっちの方が恐ろしい。
 某枢機卿はセリエAも夢じゃないって言ってましたが、そうなると面白いよなー。スイスガードでチームを作るって話があるらしいのですが、それが実現したらユーヴェ、東京に続く第3の心のチームになってしまうかもしれません。
 なんにせよ、信じる者は救われるって言うし、聖なる力で奇跡を起こしまくってもらいたいもんです。
 最近イタリアの政局がわりかし混乱してまして、右だの左だの中道だの信任だの不信任だのやってるわけですが、それを横目で見ながらマルクスとエンゲルスは果たしてどっちが受でどっちが攻だろうなどと考えたわけです。

 雨の夜更け、ランプの灯りの下で「共産党宣言」の草稿を練る二人。真剣に意見を戦わせるうちに、ある瞬間、ふいに手と手が触れ合い・・・

「カール・・・」
「フリードリヒ・・・」

 ・・・とかなんとかで見詰め合っちゃったりして、めくるめく禁断の世界に足を踏み入れちゃったりするわけだ。やっぱここはちょっと耽美っぽく行きたいところですね!

 で、コトが済んで湯を浴びる二人。雨に降られたヨークシャーテリアみたいなことになってるマルクスを後ろからそっと抱き締めるエンゲルス。こちらは川にはまった山羊のようなことに。
 ・・・あ、いや、彼らも若かりし時から髭面だったわけじゃないのかもしれないけど、なにせ世界史の教科書に載ってたあの写真しか知らんのよ。おかげで現在私の脳内では非常に暑苦しい画面が展開してるわけですが、まぁ、それはともかく、やはりこの二人のこと、閨の睦言には階級闘争やらプロレタリアートやら共産革命やらについてしっとり甘く語り合ったりするわけですね。
「共産主義実現のためには暴力によってこの社会を、ブルジョワたちを徹底的に叩き潰さなくてはならないと思うんだ」
 ちょっぴりやんちゃな台詞を呟きながら、はにかむように笑ってみせるマルクス。
 何せ顔中髭に埋まってるので傍目にははにかんでるんだか目にゴミが入ったんだか分からない感じなのですが、エンゲルスはそんなマルクスに胸をときめかせ、その髭を優しくなでながら耳元で、
「カール、例え私有財産を禁止しようとも、君は僕だけのものだよ・・・」
 とかなんとか言っちゃったりなんかして・・・ って、おいおい、気が付けばなんとなくエンゲルス攻めみたいなことになってるな。

 えーと、まぁ、そんなわけで、時代の波に翻弄される美しくも儚い恋愛模様を丹念に描く大長編エンゲルス×マルクス(リバも可)。二人の男の熱き絆に涙し萌えながら、何気にマルクス思想もばっちり理解できてしまう。
 そんな同人誌を私は読みたい。
  
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