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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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 ポジションと言えば、G−23で華々しく (?) 出てきたわりに全く意味がなかったのが3Mでしたな。一体あれはなんだったんだ。
 が、これまで散々 「顔の見分けがつかない」 と揶揄されてきた3人を敢えてユニットにしたその心意気は買いたいと思います。
 いや、この3人、顔の区別は普通に付くと思うんだけどね。
 昔読んだ同人誌で、「一番可愛いのが岬だ!」 って源三さんが言っていたのには、深く共感したものです。流石源三さん、物事の本質をズバっと言い当てるその才能は凄いな!

 それにしても、無印当時はここまで連載が続くなんて当然考えてもいなかっただろうに、上手い具合に頭文字がMでそろい、ポジションもいい感じに分散したよね。
 3MのためにG-23で無理矢理三杉松山をコンバートしたわけではなく、これまでの作品の流れからちゃんと無理なく揃ったのが凄いと思う。こうしてみると、C翼という作品の持って生まれた強運について考えざるを得ません。
 ・・・ってちょっと大袈裟か。

 何にせよ、トップ下の岬君、ボランチの松山君、センターバックの三杉君ってのはいいバランスだと思うので、もうちょっとこの3人の絡みを生かしたシーンが欲しかったなぁ。
 松山君がキャプテンっていうのが絶妙にいいバランスだよね。ピッチ上でゲームメイクをする岬君とリーダーとしてチームをまとめる松山君っていうね。
 まぁ、実際のところは松山キャプテンは影が薄くて、岬君がキャプテンみたいになってましたが・・・ 

 岬君、リーダータイプじゃないよね。ピッチ外でもやっぱりアシストタイプ。
 なので、南葛高校で石崎君がキャプテンだったという設定を知った時は、陽一先生やるな!って思いました。
 いや、単純に一番上手い人をキャプテンにしちゃうのかなと思っていたら、ちゃんと岬君の適正ってのを考えてるんだなぁと思って。
 いやまぁ、岬君のことを考えてるというより、石崎君に肩入れしてるってだけかもしれませんが。
 
 何にせよ、翼と葵が入ってくると更に意味がなくなりそうだよなぁ、この3M。
 五輪本編で何らかの見せ場があることを祈っています。願わくは回想シーンじゃなくて、ピッチ上のプレイで。
 
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 G−23は岬君のノイローゼ疾患はもとより、イマイチ試合自体のカタルシスがなくて、そこも作品としてどうもなぁと思う原因の1つです。
 まぁ、それはG-23だけでなく、WY編以降ほぼ全てに言えることなんだけれども。

 無印時代って、得点シーンの演出や流れが良かったなぁと思うんだよね。
 回想シーンじゃなくて、プレイ自体にそのキャラの特徴や思いが上手く織り込まれていたなぁと。

 陽一先生の魅力の一つはスピード感だと思うんですよ。
 確かに上手い絵ではないのかもしれないけれど、あのスピード感、そして一瞬のダイナミックな動きを切り取った構図ってのは流石だなぁと思うのです。
 が、今は回想シーンがあっちこっちに挟まるせいもあって、それがなかなか生きてない気がしてなぁ。
 WY編は回想自体はそんなになかったけど (回想のスペシャリストである岬君がいないからか?) 必殺シュートの応酬で、長い名前のシュートを打った方が勝ち、みたいになっちゃってたし。
 まぁ、無印無印ばっかり言ってても仕方がないんだけどさ・・・ 

 そんな中、珍しく燃えた得点シーンが、G-23のオージー戦の3点目。
 テントウムシ回想後のプレイです。

 「僕は岬太郎」 の境地にようやく至った岬君がボールを持って個人技で相手を抜き去った後、右足でシュート。
 が、相手のブロックにあいそうになり、咄嗟に切り返して今度は左足でシュートを狙う!

 いやぁ、この一連のプレイは燃えたね!
 最初の 「岬ターン」 は割とどうでもいい (そして 「翼が乗り移ったプレイ」 とかいうコメントは心底どうでもいい) んですが、その後の右シュート、切り返し、左シュートの流れが、「うわぁ、岬君だ!」 と思って無茶苦茶燃えた!
 抜群のテクニックを誇り、両足を自在に使える岬君ならではの、とっても 「らしい」 プレイだよね!
 リアルサッカーでも、鋭い切り返しで相手DFを翻弄、ってのが大好物なので、ちょっとゾクゾクしちゃったよ!左右に振られるDF陣の描写が堪らん!
 必殺シュートや超絶テクニックではない、こういうさりげないプレイ (と言ってもハイレベルであることには変わりないんですが) で 「らしさ」 を出すってのが実に心憎い!

 で、シュートが無理だと判断するや、素早く切り替えて得意のドリブルでタテへ切れ込んでのセンタリング。
 誰もが健ちゃんか新田君に合わせるものと思っていたところを、岬君だけは井川弟の走り込みをしっかり見ていて、そこにドンピシャのパス!そして井川のダイビングヘッドでのゴール!

 いやぁ、大興奮ですよ!
 SBのオーバーラップからのゴールって、リアルで見ていても大興奮な、とっても好きなパターンの得点なんだよなぁ。
 そして、冷静な状況判断、広い視野、正確無比のクロス。
 この流れがまた、他人を生かす名パサーたる岬君らしいなぁと。まさに 「岬、よくぞ俺を見ていてくれた!」 ってな感じです。

 そんなわけで、岬君がボールを持ってから3点目が入るまでの流れは本当に大好きです。頭の中にリアルな映像が浮かんでくるもの。
 なにより、「僕は岬太郎」 を台詞や回想ではなく、プレイだけで見せてくれたところが素晴らしい。
 得点シーン後に、「僕のサッカーはチームみんなで描くものなんだ」 っていうちびっこ岬君の台詞が出てきますが、あれが蛇足に思えるくらい完璧だと思うよ。

 一方、続く4点目はどうもアレなんですが・・・

 ところで、海外組が帰ってきた場合の先発布陣は、ギリシャ戦のものが基本形というわけなんだよね、多分。
 それだと、前半にせよ後半にせよ岬君は右サイドにいるんだけど、私は岬君は左サイドかと思ってたよ。まぁ、どっちも同じようにこなせるんだろうけども。
 てか、C翼ワールドではあんまり関係ないけどね、細かいポジションは。

 でも、やっぱり、左サイドがいいなぁ。
 よろしく、陽一先生!
 YJを読みましたよ。

 ナトゥレーザの3段オーバーヘッドが決まってマドリのリード。
 愕然とピッチに膝を付く翼。

 おお!もしかしたらこれはまさかの翼敗北もありうるのか??
 いやいや、気を抜いてはいけません。ロスタイムで2点くらいは余裕で入るのがこの世界ですから。
 翼も当然のことながらまだ諦めてないみたいだし。

 しかし今回、冗談でも誇張でもなく15秒くらいで読み終わりました。あまりの短さにびっくりしたぞ。


 ところで、以前のYJ感想で、「もどキャラを見ると強制的に10年くらいタイムスリップさせられた気分になる」 と書きましたが、考えてみれば、岬君たちってまだ2000年頃にいるんだよね、多分。ということは、強制タイムスリップはむしろ正しいわけなんだな。

 G-23の冒頭に2006年ドイツW杯前の親善試合があって、そこで21歳の岬君達がフル代表として出場してるんで、もはやC翼は開き直って連載年リアルタイム設定ってことにしたのかと思い、お話を書く時に一体どこの時点に年齢を合わせて考えればいいんだろうと悩んだりしたのですが、そういうわけじゃないんだよね、多分。
 あれは2006年W杯の賑やかし特別編で、本編とは関係のないお遊びってことで、ノーカウントってことなんだよね、多分。Road to 2002からの流れが本筋ってことで、彼らはまだ2002年以前にいるってことなんだよね、多分。
 2002年の日韓W杯を目指してRoad to 2002だったと思うので、とすると、マドリッド大会は2000年ってことなんだよね、多分。
 多分、ばっかり言ってるのは今一つ確証が持てないからなのですが、仮にこれが正しいとすると、現在やってるのは10年以上前の話なわけだ。なんだか、妙な気分だな〜。
 
 まぁ、具体的な年号はともかく、マドリッド大会での岬君達って、大方は20歳か21歳ですよね。とすると、その4年前は16歳か17歳。この時源三さんや翼はすでにプロとして海外で活躍してたと思われるわけですが、五輪メンバーとして召集されなかったのかなぁ。
 ほかの日本人に関しては、上の世代の方が実力が上だったから招集されなかったんだろうって思えるんですが、翼と源三さんに関しては既に海外のトップチームで大活躍しちゃってるわけで、そういう日本人選手は全世代合わせても他には (多分) いないわけで、この時点で既にオリンピック代表どころか、フル代表に呼ばれててもおかしくないわけで。
 てか、2年前のW杯イヤーは18か19、つまりWYの年ですが、その時はどうだったんだろう?第一次予選とアジア最終予選の間に実は出場してたとか?
 いや、源三さんはパンチングキーパーだったから無理だとして、翼はどうなんだろうな。

 相変わらず頭の中がこんがらがっていますが、この辺りについてはあんまり深く考えない方が多分幸せなんだろうなぁ。ファンにとっても、陽一先生にとっても。
 新年にあたって、C翼の現在の連載及びリーガの結果を考えてみました。
 バルサとしては、

?クラシコ勝ち/リーガ優勝
?クラシコ勝ち/リーガ2位
?クラシコ負け/リーガ優勝
?クラシコ負け/リーガ2位
?クラシコ分け/リーガ優勝
?クラシコ分け/リーガ2位

 ・・・ざっとこの6パターンあるわけだね。
 もちろん、数字の上ではもっと色々可能性はあるわけだけれども、陽一先生的には、ギリギリ譲れるのは2位までだろうと思うんだよね。しかも、精々勝ち点1差。
 なので、パターン的にはこの6つに絞られるだろうと思うわけです。

 ギリシア戦の前のアナウンスで、「リーガ1年目を見事な成績で闘い終えた大空翼」 とあるし、これまでのあれこれを考えると、?が一番ありそうだよなぁ。?もありうるかもしれない。
 いずれにしても、?はまずないだろうと思います。?だったら陽一先生をちょっと見直すかも。
 ?も難しいかもなぁ。やっぱり陽一先生が翼が負ける試合を直接描くとは思えないし。
 
 まぁでも、例え?だったとしてもホームでは勝利しているわけで、クラシコに関しては収支トントンなわけですよ。
 それにまた、リーグ優勝できず2位だとしても、開幕当初はリバウールさんの怪我やらで危い状況だったのが、翼のデビュー以来連勝でチームが上向きになったわけですよね (確かそんなだったはず)。
 その結果惜しくも2位ってことならば、それはそれで、「翼がシーズン最初から出ていれば・・・」 的な評価が付くような気がするし、あんまり痛みはないよなぁ。つか、むしろ翼賛美のネタに使われそうな気がする。
 そりゃ、翼としてはクラシコで負けたり、リーグで優勝できなかったりは悔しいだろうけどさ、でも、こんなんで 「挫折」 だの 「苦悩」 だの 「屈辱」 だのってことにはならんだろう。
 
 ?はわりといいんじゃないかと思うんですよ。
 これだと、翼はリーグ戦での直接対決では勝っているけれど、リーグ戦全体では負けていることになる。
 一方、ナトゥレーザはチームとしては勝っているけれど、翼との個人対決では負けていることになる。いいバランスになるんじゃないかと。
 ただ問題は、今現在マドリとは勝ち点2差なんだよね。なので、クラシコで勝ったらバルサが首位に立つわけですよ。
 てことは、最終的に?になるには、クラシコ後にどこかでバルサが負けるか引き分けるかしなくちゃならないわけなんですが、翼が出場している以上、再逆転されての2位ってのはあり得ない気もするなぁ。
 マドリに逃げ切られたってならともかく、1度首位に立ったのに、再逆転されての2位ってのは印象が悪いもの。

 かといって、仮に?だとすると、「デビュー年でクラシコを2戦とも勝ってのリーガ優勝、この調子でオリンピックも獲るぜ!」 状態なわけですよ。
 こうなるともう翼を心から応援できる一般読者はほぼいないんじゃないかと思うんだが、どうですか。「勝手にやってろよ」 的な気分になりませんかね? 私はなります。
 かと言って、2世誕生というイベントを控えた主人公を陽一先生が2位に甘んじさせるだろうかと考えると、それはラクダが針の穴を通るより難しいような気もしますが。
 そしてまた、考えてみればこれまで陽一先生は読者を 「勝手にやってろよ」 的な気分に何度も陥れていたよなぁという気もしますが。
 そういや、翼はこのシーズンのCLはどうしたんだろう。
 ?に加えて、CLも優勝してました、とかだったら本当に誰もついていけなくなるぞ。


 とりあえず、私の予想としては希望を込めて?にしておこうかな。
 今回のクラシコで引き分けて、リーグはマドリが1位、バルサが2位。勝ち点2差のままか、1差まで迫ったものの追い越すことはできなかったか、いずれにしてもアウェイの直接対決で引き分けてしまったのが痛かったと。
 で、翼的には出てる試合は負けなしだし、客観的には 「見事な成績」 だけれども、リーグ優勝できなかったことが悔しい。
 一方ナトゥレーザはチームは優勝してるけど、翼との個人対決ではまだ勝ったことがないからその辺に拘っている。負け、引き分け、と来たから次は絶対勝つぞ!と思っているということで。
 
 しかしあれだな、五輪編ってもう決勝は日本×ブラジルって決まったようなもんだよね。だって、ナトゥレーザの他に、サンターナやラドゥンガやリバウールさんも出るんだもんな〜。
 いや、ここは満を持して 「真のキャプテン」 ことクライフォートの登場でしょうか?
 五輪は岬君の夢だからっていうことで、決勝はフランス戦でピエールと岬君の対決に・・・ 
 ・・・なんてことはないだろうなぁ。

あれから31年

腐女子は 妄想をやめたか
同人誌を 捨てたか
やおいや女性向けを 根絶したか
原作は 読者を幸福にしたか
ノーマルカップリングを 取り戻したか
長い回想は すべてを解決したか
神田は どこにいったか

世界は もう、源岬を必要としなくなったか

2011年、千年に一度の岬太郎イヤー

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