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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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 昨日はアルビノレッフェ戦でした。いやぁ、ぶっちゃけアルビノレッフェってチームの存在を今季になって初めて知りましたよ。というかそもそもアルビーノ市とレッフェ市の存在すら私の脳内ではあやふやだったよ。
 あれだね、ユーヴェがBになって今まで名前すら聞いたことなかった小さな街を知る機会が増えて、そう言う意味では良かったような気がするなー。
 なーんつって、侘しきB生活に少しでも潤いを、と無理矢理良かった探しをしていたら、なんとまぁ、ブッフォンがレッドで一発退場ですってよ!

 なんかさー、あれでレッドってどうなのよ、てかブームソン、またお前か!またお前がやらかしたのか!って感じなのですが、なんにせよあれだ、ブッフォンよ、この1週間のうちに姉ちゃんが交通事故に遭う、バロンドールを逃す、レッドを喰らうと、どうも何かに取り憑かれているようなので、とりあえず一度御祓いにでも行ってください。

 それにしても、ブッフォンだけじゃなくてユーヴェ自体もなぁ・・・ 怪我せずこれからも頑張ってくれと書いたとたんにデル・ピエーロが怪我で戦線離脱し、続かなくていいのにトレゼゲもそれに続き、更にはザラジェータも足を痛め、試合2日前になってグズマンまで怪我でストップし、現在FWの持ち駒が二人しかいないと来た!先発予想なんかするまでもない状態ですよ。まぁ、それでも残ってるのがボジノフとパッラディーノっていうのがユーヴェの強みだとは思うけどさ。
 ブッフォンがレッドだし、ザネッティも試合終了間際に足を痛めて交代してたし、次の試合はネドヴェド、カモラネージ、ビリンデッリ以外は全部若手になりそうな予感ですが、若手が優秀なので結構楽しみだったりもします。大きな不安もなく若手を試せるって意味では、今季Bで良かったよ。まぁ、Aだったら皆残留してただろうってのはさておきさ。

 ところで、聞くところによると、マントヴァではユーヴェ戦のチケットを買うためには、その他のマントヴァのホーム戦2試合のチケットも一緒に購入しなくてはならないんだそうです。凄いな。そこまで露骨な抱き合わせ商法ってありなのか。
 まぁいいさ、我らがユーヴェがBに活気を与えて他チームの財政を少しでも潤すきっかけになっているというのはとても良い事だと思うよ。
 と、更なる良かった探しをしつつ本日は終了。
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 11月に入っていきなり寒くなったイタリアですが、いやぁ、ここ暫くというもの、絶好調の数日間でしたよ!いや、私自身ではなく、私の体内に入り込んだ風邪菌が。

 私は風邪を引きやすいので、外から帰って来たらすぐにうがいをするだとか、少しでも冷えないように夜には髪の毛を洗わないとか色々小さく涙ぐましい努力をしてはいるのですが、こんなに気をつけてるのにも関わらず、ある朝突然風邪をひいてるんだよなー。
 前夜まで何でもなかったのに朝起きてみたらいきなり喉が真っ赤に腫れているというのがいつものパターンでして、その後は大方、喉→咳&鼻水というコースを辿ることになります。で、引き始めに何とか踏ん張れば咳は回避出来て軽く済むものの、攻撃を交わしきれずに一度咳モードに入ってしまうと、最低2〜3週間は咳が続くという非常に厄介な事態に。

 いやね、あんまり引きやすいので一度お医者さんに相談したことがあるのですが、「んー、まぁ、体質だからしかたないねー」でさっくり終了でした。そうか、体質かぁ。そういう体質と言われちゃなぁ・・・ まぁ、そういう運命ですと言われるよりマシか・・・
 しかしあれだね、なんかこう、ナントカ症候群、みたいなもっともらしい病名かアレルギー名をつけてくれないと、折角病院に行ったのに詰まらないってのは心理としてあるよね。まぁ、つまるつまらんの話ではないような気もしないではないですが。

 今回は引き始めが幸か不幸か週末だったので、濡れマスクを装着し、喉スプレーを握り締めつつ、ひたすら暖かくして寝ておりました。私の中のカテナチオ守備陣が風邪菌の波状攻撃を防いでいる!とか思いながら。
 で、その後約5日間に及ぶ一進一退の激しい攻防戦が続いたわけですが、どうやら咳は回避して鼻風邪だけで済みそうでして、今現在、皮が剥けるほど頻繁に鼻をかみながらも、なんとなく勝利の気分に満ちていたりするところです。

 さて、それはともかく、私が風邪菌から見事勝利を勝ち取ったのと時を同じくして、カンナヴァーロがバロンドールを獲得したようですよ!(正式発表は27日)
 ちょっと前までブッフォン当確みたいな雰囲気だったんでちょっと意表を突かれた感じですが、W杯でジダンに大会MVPを持っていかれたのが全くもって理解も納得も出来なかったので、この授賞は実に嬉しい限りです。
 それにしても、昔友達と 「半袖が七分丈に見える男」 と呼んでいたカンナヴァーロがバロンドーラーか。あのマルディーニさえ獲れなかった賞をカンナヴァーロが獲るってのは、やっぱW杯はでかいんだなぁ。

 あ、そうそう、因みにW杯MVPに関しては、頭突き云々は関係なくですね、MVPってのはあくまでもその大会のベストパフォーマーに与える賞であって今までお疲れ様でした賞じゃないんだし、普通にジダンはないだろうよと思ったのですよ。
 ある意味大会を盛り上げてくれたものの、プレーで輝いたのはスペイン戦後半とブラジル戦だけだったし、何より輝いたって言っても全盛期に比べればやっぱり今ひとつだったわけで、それでMVPというのは彼ほどの選手に対して寧ろ失礼ではないだろうかなどとも思ったりしたわけです。
 一方カンナヴァーロとブッフォンは全試合で文句なしの高パフォーマンスだったし(ブッフォンは決勝のPKがアレでしたが)、攻撃だけじゃなく、守備でも十分に魅せることも楽しませることも出来るというのを分からせてくれたというのはデカイと思うしさ。

 ・・・と、まぁ、それはさておき、話をバロンドールに戻しまして。
 えー、今年は大本命ってのがいないし、カンナヴァーロ、ブッフォン、アンリの3人なら誰でもいいな、でも元ユーヴェの選手は厳しいかもしれないからアンリかなぁ、エトーもいいけどW杯はないし最近怪我しちゃったしねーなどと思いつつ、大方のユヴェンティーニがそうであるように、私も敢えて言えばブッフォンを応援してました。
 なので、一番に応援していた選手が授賞出来なかったという意味では多少のがっかり感もあるんですが、まぁ、ブッフォンはGKだしかなり難しいだろうと誰もが皆思ってたわけで、ファンも、そしておそらくブッフォン本人も割りとあっさり諦めがつくと思うのですよ。

 でも、アンリはなぁ・・・ いい加減彼にも個人タイトルを獲らせてあげたかったという気がちょっぴりしないでもない。なんか、なんでもかんでも2位な気がするよ。
 なんだかとっても不憫なので、各賞の2位を5個集めるともれなく1位を1つプレゼント!みたいな感じで何か特別に賞をあげてくれないだろうかと、鼻をかみながら愚考する次第です。
 えー、折角なので(何が折角なのか良く分からないけど)、ユーヴェの試合とスローフード以外の普通のトリノ観光記録も書いておこうと思います。
 実はトリノは今回で3回目だったのですが、前回2回はあまりゆっくりしていることが出来なかったので、のんびり街を歩くにはいい機会でした。例年になく暖かくて、天気も良かったし。

monumento

 トリノと言えば、今年はオリンピックがありましたよね。なんか、もはやすっかり記憶の彼方で2年くらい前の話のような気がしてましたが、考えてみればほんの9ヶ月前の出来事なんだった。駅前の公園にモニュメントが残ってましたよ。

dietro

 裏から見るとちょっと物悲しい感じ。やっぱ記念碑というのは正面から見てなんぼなもんなんだな。

palazzo

 こちらは街の中心の王宮広場。正面が王宮、ちょっと左奥にある小さな丸屋根の建物が大聖堂です。
 トリノはフランスの影響を強く受けているので、街並みも全体的にそんな感じ。典型的なイタリア中世の町に住んでいる私には白い壁の広々とした街並みがが眩いばかりでございます。街中にはイタリア風のバールだけじゃなく、フランス風の綺麗なカフェも沢山あるし。
 因みに両者の違いは、バールが基本的にカウンターで立ち飲みなのに対し、カフェは座ってゆっくりという感じかな。あとはまぁ、おしゃれ度の違いでしょうかね。バールはどうしてもおっさんたちがスポーツ新聞片手に熱烈サッカー談義を交わしている印象が。
 下は老舗カフェ、バラッティの内部。中で写真撮る勇気はなかったんで、こっそり外から一枚写して来ましたよ。ここは金色の包みの三角型ナッツチョコ(名前はそのままバラッティ)で有名なお店です。

baratti

sancarlo

 上はサン・カルロ広場の一部。大広場や大通りに面した建物は一階部分が回廊というかアーケードになっているものが多いのですが、突然の雨にも慌てなくて済むからいいんだよね、これ。まぁ、今回は幸い滞在期間中ずっといい天気だったのでそういう意味でお世話になることはありませんでしたが。
 下は回廊で 「最後の晩餐」 を模写しているおにいちゃん。

ultimacena

 下はトラム2種。イタリアのバスやトラムは基本的にオレンジ色です。右はニューバージョンらしいですよ。
 私は別に鉄道マニアや乗り物マニアではないのですが、それでもトラムに乗るとちょっと嬉しかったり。なんかこう、バスには感じないときめきがあるのですよ。
 新バージョンの方は中の様子もバスとほとんど変わらないんだけど、やっぱりなんとなく嬉しいんだよねー。トラムめ、なにげに魔性だな。

tram

 まぁ、そんなわけでトリノではトラムが重要な交通手段の一つでして、電線が町中いたるところに張り巡らされています。歩いていてなんとなく鬱陶しいというか圧迫感を感じるんですが、まぁ、これは慣れの問題なんだろうなぁ。
 入り組み捲くってこんなことになっているところも。

fili

lampada2

 私は街灯ランプが好きで、よく写真を撮ったりしております。上はトリノの基本バージョンランプらしく、街のあちこちで見かけました。

lampada1

 こちらはちょっと近未来的(?)なランプ。なんかやたらと存在感があって、広場中これがずらっと何本も並んでるのは結構迫力だった。イマイチ周りの建物と合ってないような気もしましたが。

lampada3

 一方こちらはカラフルバージョン。ランプ周りが針金でぐるぐる巻きになってるのもなかなか面白かったです。

lampada4

 これは遺跡公園みたいなところのもの。公園周りを取り囲む柱とランプが一体化していて、1本で2度美味しいお得感あふれる街灯です。

 滞在した5日間を通して時には長袖で歩いていると汗ばむくらいの気温だったのですが、あちこちの木々が紅葉してたり、ハロウィンのかぼちゃがウィンドウに飾られてたりと、なんだかんだでやっぱり秋だなーという感じでした。

castagna

 そんなわけで、上の写真は季節の風物詩、焼き栗売りのおばちゃん。王宮広場から伸びるガリバルディ通りの角でせっせと栗を焼いてらっしゃいました。
 で、このおばちゃんの前を通り過ぎて通りを30メートルほど行くと・・・

juvestore

 ユヴェントス・ストアにご到着。ユヴェンティーナたるもの、トリノに来たからにはもちろんここは欠かせませんよ!
 皆様もトリノにお越しの場合は是非一度お立ち寄り下さいませ。焼き栗のおばちゃんが目印です。
 ま、秋から冬にかけてしか目印にならないけどね。

juvestore2

 店内はユーヴェファンにとっては夢のような世界。色々こまごま買って参りましたよ。
 いつでも心にユヴェントス。

・・・Read more...

 ってなわけで、お誕生日おめでとう、カピターノ!てか、なんだかデル・ピエーロ定点観測記録のようになってるな、このブログ。

 やー、それにしてもあのデル・ピエーロももう32歳なのかと思うと、なんともかんとも実に感慨深いですよ。いやはや、お互い年を取ったなぁ、アレ。(生え際にひかえめな視線を送りながら)
 セリエAダイジェストで初めて彼のプレーを見て宝物を見つけたようなドキドキワクワクを感じたあの日から、気が付けば早12年以上。
 数日前の記事でもちらっと書きましたが、全200ゴール特集を見ながら本当にしみじみとしてしまったよ。色々あったよなぁ、デル・ピエーロ自身にも、ユーヴェにも。
 まぁ、約13年分のしみじみを全てここに書き連ねていると切りがないので取りあえず過去は横に置いておきまして、我らがキャプテンにはこの先も怪我に気を付けて、まだまだユーヴェのバンディエラとしてでっかくはためき続けて頂きたいと思う次第です。FORZA ALE!
 そうそう誕生日と言えば、あるテレビ番組が(日本で言えば昔の「電波少年」的なテイストかな)デルピの30歳と31歳の誕生日の時にインタビューをしまして、その中でデルピがインタビュアーからお題を出されて物まねをやってたのですが、これが結構上手くてちょっと面白かった。

 確か30歳の時のお題はイタリアの有名サッカー実況アナ2人とブラジルの実況の真似。それぞれの特徴が出ててなかなかだったですよ。
 例えばブラジル人実況だと、「デルピエロデルピエロデルピエロ・・・ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!」ってな感じで、ちゃっかり自分自身のゴールを想定した実況内容をやっとりました。

 そして31歳の時は、「ロッカールームで歌うカンナヴァーロ」 「審判に文句を言うトッティ」 「スタメンから外れベンチを暖めるデル・ピエーロを慰めるモッジ」 をやったんですが、中でも特にモッジの物まねが秀逸でございました。

 機会があれば、32歳のお誕生日にも是非また一芸を披露してもらいたいものです。
 ピッチの中でも外でも、大いに期待してるよ、キャプテン!
 今日はナポリ×ユーヴェ戦でした。やー、リーグ戦でこのカードは久々だなぁ・・・ まさか再び合間見えるのがセリエBだとは思わなかったけどさ・・・
 サン・パオロ・スタジアムも6万3千のチケットがあっという間に完売だったらしいです。マスコミも戦前からかなり盛り上がっておりまして、実際、スタジアムも流石の迫力でしたよ。ナポリ人、相変わらず熱いね!

 8月のコッパで対戦した時にはデルピが2点決めたのにも関わらず3−3の末にPKで負けて悔しい思いをしたし、今後のA昇格争いの上でももちろん重要なゲームなんで、なんとか勝って欲しいところだったのですが、ここに来ていきなり主力7人が欠けるという緊急事態ですよ、あなた。
 トレゼゲ、ネドヴェド、ブームソン、マルキオンニ、コヴァチ、ジャンニケッダ・・・って、あのさ、なんなの、この豪華絢爛な居残り陣。てか、ネドヴェド、この大一番を前に熱出してる場合じゃないよ!
 しかも試合の途中で前節ようやく怪我から復帰したDFのレグロタッリェが再び怪我で交代だしなー。
 
 しかししかし、そんな苦しい時にこそ我らがキャプテンは頑張ってくれるのです。
 後半22分に教科書通りの美しいFKで先制点!これで正真正銘の202点目!(この間のブレーシャ戦の2点目は結局相手のオウンゴールになったらしい)
 つかもう、デルピの前に壁なんざ存在しないも同じだな。VIVA ALE ! あとはDF陣、なんとかしっかり守り切ってくれよ!そんでもってあわよくば追加点を!
 ・・・とか思っていたら、その6分後にすぐに追いつかれることに。えーと、あの、これってつい2ヶ月ちょっと前に見たような展開なんですけど・・・

 まぁ、結局試合は1−1で終了。このメンバーでナポリ相手にアウェイで勝ち点1を稼げたのは悪くない結果だとは思うのですが、ブッフォンの無失点記録が733分で途切れたのが残念です。
 それにしても今日のデルピはナポリ特攻スライディング部隊(?)の集中砲火を浴びてましたよ。ナポリの5枚のイエローの内、実に4枚がデルピへのファールでした。コーナーの時も客席から色々物投げ込まれてぶつかりそうになったみたいだしなぁ。いやはや、怪我もなく御身ご無事でなによりでございました。

 そんでもってマルキジオは本当にいいね。何度もマルキジオ→デルピラインで繋がっていいチャンス作ってましたよ。
 そういやユーヴェホームでは試合前の先発アナウンスを、例えば

アナ:「17番、ダヴィドー」
観客:「トレゼゲー!」

 みたいな感じでやるのですが、この間のブレーシャ戦で初先発だったマルキジオは何せ知名度がないもんで、

アナ:「15番、クラウディオー」
観客:「??誰?」

 ってな反応で、電光掲示板に写真と名前が表示されてからようやく、「あぁ、マルキジオかー、あいつクラウディオって名前なんだー」と皆ちょっと笑っておりました。
 が、この2試合でしっかり名前をアピールしたと思うよ。プリマヴェーラ出身の若い選手が活躍してくれるのは本当に嬉しい。これからが楽しみだなー。

 最後に個人的にちょっと笑った写真をば。
 列の端っこだとあんまり気にならないんだけど、真ん中で、しかもブッフォンの隣だとチビッコぶりが際立ちますな。ジジとの身長差20cm。→こちら
  
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