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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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 馬鹿が引くともっぱらの噂の夏風邪を引きました。
 体調不良のため、W杯決勝も録画で観戦。考えてみれば、W杯を観始めて以来、決勝をライブで観なかったのは今回が初めてだなぁ。
 以下、ざっと箇条書き。
 
●先日、今回は 「マラドーナとブブゼラの大会」 だったと書きましたが、「パウル君の大会だった」 と認識を改めたいと思います。
 いやぁ、凄いな、タコ。私の負のオーラもパウル君には敵いませんでした。

●というわけで、スペイン優勝ですな〜。アルマダ沈まなかったなぁ。
 妥当だとは思うのですが、08ユーロの時は、「あのスペインが優勝なんて・・・ スペインは万年優勝候補でこそ意義があるのに・・・」 と思いながらも、あのパフォーマンスを見れば納得だったんだけど、今回は今一つピンとこないんだよなぁ、スペイン優勝ってのが。とはいえ、オランダかと言うと、それも違うよなぁと。

●まぁいいや。ともかく、スペイン、優勝おめでとう!
 ウィンブルドンのナダルと合わせてV2だ!

●最後がちょっとすっきりしない感じではあったけど、オランダもファールをたくさん見逃してもらってたし、プラスマイスゼロってとこでしょうか。本当ならつじつま合わせみたいになるのは良くないんだろうけどさ。
 退場者を出して試合を壊さないように、審判はかなり温情裁定をしていたように思うのですが、それでもあのカードの数だもんね。かなり大変だったよなぁ、あの試合を裁くのは。

●そういや、ロッベンがファールアピールのために審判を追っかけて文句言ってた時の絵面が面白すぎました。

●08ユーロに引き続き、スペインが優勝しましたが、日本代表よ、スペインのサッカーを目指すとか言うのは絶対にやめろよ!憧れは憧れ、現実は現実だぞ!世の中、向き不向きってのがあるんだぞ!
 つかねー、あのサッカーは各ポジションまんべんなくレベルが高くないと無理だということが今回つくづく分かったよ。
 しかも、それだけレベルが高く、日頃から一緒にやってる人たち (バルサの選手がほとんどだもんね) を集めても、それほど点が取れるわけでも、圧勝出来るわけでもないし。
 日本はまだ 「スタイル」 だの 「美しさ」 だのを言う段階にはないと思うので、まずは目先の勝ちにこだわっていけばよいのではないかと。

●あ、フォルランのMVPは良かったな〜。これは今大会唯一、私の希望通り。それから、ミュラーのゴールデンブーツも。

●大会で一番印象に残ったチームはアメリカでした。アメリカの試合、どれもこれも面白かった。
 今はまだサッカー不毛の地って言われてるけど、10年後、20年後は強豪入りしてるかもしれないなぁと思ったり。女子はすでに世界一だしさ。

●全然関係ないんだけど、朝方yahooの記事を読んでいたら、「亡き友に捧げたゴール」 っていうイニエスタの記事の下に 「抜け毛の恐怖からあなたを守りたい」 っていうアート○ーチャーの広告が載ってて、申し訳ないんだけど、ちょっと笑っちゃった。よりによってイニエスタ。いい話なのに、ごめん。本当にごめん。
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 パウル君、凄いな!
 そして、私の負のオーラも凄いな!

 今回もまたどちらでもよかったのですが、3位になって心の底から嬉しく思うのはウルグアイなんじゃないかと思い、気持ち的には若干ウルグアイ寄りでした。
 ごめんなー、ウルグアイ。

 しかし、フォルランは凄いな。今大会であげた5得点、全てがビューティフルゴールだったよね。最後のFKも惜しかった。個人的には彼にせめて得点王を取らせてあげたかったなぁと (もしや、そんなことを思ってしまったから駄目だったのか・・・)。
 あと、スアレスがドイツのハンドをアピールしてたのにはちょっと笑いました。お前が言うな!の典型だよね。

 とうとう残り1試合。
 パウル君がスペインを予想しているとのことなので、私も全力でスペインを応援してみたいと思います。
 今日は初の (多分) 1日2回エントリ。
 まとめてエントリしようかと思ったけど、話がまったく別なので分けてみましたよ。


 仕事で京都に行ってきました。1泊2日。
 京都は高校の修学旅行以来なので、一体何年ぶりになるのやら、空しくなるので数えたくないくらい位に久しぶりです。
 タクシーの運ちゃんに「1週間後に来れば祇園祭だったのに (@京都弁)」と言われましたが、そんなこと言われても仕事だからさ〜。
 「祇園祭ではカップルがたくさんできるんだ。中高生にとっては女の子を誘ういい口実だから。で、浴衣で出かけるんだ (@京都弁)」というようなこともおっしゃってましたが、そんな甘酸っぱい話をされてもこっちは仕事だからさ〜。
 でも、一度、祇園祭を見てみたいものです。

 仕事は1日目に無事終了。2日目は帰るまで半日観光をしてきました。
 雨だったのが残念だったけど、1日目は32度だったそうで、駅からホテルまでの移動だけでうんざりしたので、暑いよりマシだったかも。雨でも晴れでも、どっちにしても傘を持たなくちゃならないわけだしね。
 行先は未体験ゾーンの洛南。時間と体力があまりなかったので、奈良線一本で行ける、平等院、伏見稲荷、東福寺に行ってきたのですが、PASMOが使えない辺りに関西圏であることを痛感しました。そっかぁ、ICOCAかぁ。

 平等院は、非常に月並みな感想ながら、10円玉だなぁと。そして、展示されている鳳凰を見ながら、名古屋城の鯱を思い出しました。ちょっとズレてるな、我ながら。
 てか、今回名古屋と京都が近いということに初めて気がついたよ。新幹線だと次の駅じゃないか。
 行きの電車が名古屋に到着したとき、「やっと名古屋か〜、まだ先は長いなぁ」 と思っていたら、「次の停車駅は京都」 とアナウンスが入って素でびっくりしました。関西方面の各都市の位置や距離関係が非常にあやふやな私です。
 伏見稲荷は外国人率高し。いやホント、やたら外人さんだった。日本人的には平等院の方がプライオリティ高い気がするんですが、やっぱりあの千本鳥居はインパクトあるもんなぁ。流石に全部は回り切れなかったけど、雨の中だと独特の雰囲気が一層凄味を増しますな。
 東福寺と言えば、やはり通天橋。新緑も良かったけど、紅葉は更に見事だろうなぁ。

 ちょっと残念だったのは、京都のご飯が食べられなかったことです。
 1日目のお昼は食べ損ね、夜はイタリアン。
 2日目はイマイチ食欲がなく、朝ごはんはホテルでさらっと食べたけど、昼ご飯はパス。夕飯も食べる気になるか分からなかったので、お弁当などはあえて買わず。甘味はさほど興味がないので、これまたパス。
 
 ところでですね、今回の旅はバスや電車の乗り換えが凄くタイムリー&スムースだったんですよ。適当に移動していたにも関わらず、毎回、バス停やホームについて1、2分後にバスや電車が来る、という感じで全く待ち時間がなかったのです。必ず座れたし。なんかもう、神掛ってる感じ。
 ところが、東京に帰ってきて、新宿駅から自分の家に帰る電車に乗ろうと思ったら、人身事故のためにダイヤが大幅に乱れてた。
 電車に乗ってからも、走っては止まり、止まっては走りで、普通だったら15分で行ける距離に1時間以上もかかりました。しかもその間ずっと立ちっぱなし。クーラー直撃で頭痛がしてきたけど、身動きできず。
 人生、どこかで差し引きゼロになるようです。そんなオチか。

 でも、総じて楽しい旅でした。今度はゆっくりプライベートで行きたいものです。
 やー、準決勝も終わり、残すは決勝と3位決定戦ですね。
 しかしあれだね、決勝T以降、常にタコのパウル君の予想と反対のチームを応援している私… つまり、応援したチームがことごとく哀しい目にあっています。ごめんよ、ホント・・・
 ウルグアイ×オランダは、正直どっちでもよかったんだけど、消去法的にどちらかと言えばウルグアイ寄りで見てました。
 ウルグアイの方がゴールの匂いがしてたんだけどね〜。スアレスがいないのはやっぱり痛かった。まぁ、スアレスが退場にならなきゃ準々決勝まで勝ち上がってこれてないので仕方なくはあるのですが。
 でも、最後の最後で3−2にまで詰めたのは凄い根性だったな〜。

 ドイツ×スペインは、2008年ユーロの決勝と同カード。
 組み合わせが決まった時、いや〜な予感はしていたんだ。私としては珍しく、ドイツ全面応援だったんだ。そしたらパウル君がスペインとか言いだしたんだ。で、案の定この結果だ。監督の青セーターの御利益よりも、タコの予想の方が上回ったということか。

 てかやっぱりドイツはスペインと相性悪いんだろうなぁ。あと、ミュラー不在が大きかったのか、ちょいちぐはぐな感じでした。これまでのドイツって全体が 「連動する機械」 って感じで、守備の連係はもちろん、攻撃の際も意思のある一個のメカニズムがせりあがってくるような感じでしたが、今回はそういう怖さがまったくなかったなぁと。
 スペインはやっぱり上手いよなぁ。好き勝手にパス回してたよね。実況アナが 「世界中が憧れるパスサッカー」 とか言っていて、人の憧れを勝手に決めないでくれ、と思いましたが。
 
 決勝はスペイン×オランダか… 
 今までの反省を踏まえて、今度はスペインを応援しておくか。
 マラドーナ、結局監督辞任しちゃうっぽいなぁ。
 一般的な意味での監督としてはぜんぜん駄目だと思うので、アルゼンチン代表強化という意味では正解だと思うんだけど、やっぱりあの愛すべきキャラクターがいなくなっちゃうとなると寂しいよね〜。
 これから準決勝がはじまるって段階で総括しちゃうのもなんですが、今大会は 「マラドーナとブブゼラの大会」 だったと思うのです。
 今回、マラドーナがいてくれたおかげで楽しみ倍増しだったよ。少なくとも私は。
 
 戦術やら采配やらはほぼ皆無、選手交代も 「本能」 と 「勝負勘」 のみでやってた感じがするんだけど、マラドーナほど掛け値なしの 「サッカー愛」を感じる人ってのもなかなかいないよなぁと。ホント、ただただ、サッカーとアルゼンチンとアルゼンチン代表とメッシが大好きなんだよね。
 毎回、試合開始前も終了後も、勝っても負けても、選手を一人一人しっかり抱きしめてる姿は 「ほのぼの」 と 「熱さ」 が一緒になって、実にいい感じでした。
 
 所詮よその国の出来事だから無責任に 「寂しい」 なんて言えるのかと思いきや、アルゼンチンの世論も二分してるらしいし、何より選手たちがこぞって引き止めているってのが結構びっくり。愛されてるなぁ、ディエゴ。
 だとしたら、いっそこのまま続行して、次回ブラジル大会でマラドーナ監督率いるアルゼンチンが優勝!
 ・・・ってなったら、そりゃ最高なんですが、まぁ、やっぱり監督としては無理だろうなぁ。
 だったら名誉監督に!いや、それよりもあれだ、今回の川口みたいなポジションはどうだろう。チームキャプテン。
 戦術だのフォーメーションだの、そんな浮世のあれこれは俗人に任せておけばよいのです。ディエゴはあのカリスマ性と求心力でチームを活気付け、士気を鼓舞するだけでOK ! ゲーム中、ディエゴから水を渡されたら、勇気百倍ってもんですよ!
 しかも、選手登録だから、いざとなったら試合にも出場できる!チームキャプテンにしてアルゼンチンの最終兵器、ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。どうよ。

 あとね、マラドーナからサッカーを取りあげちゃうと、ついつい悪と肥満の道に走ってしまうので、なにかしらやらせてあげて欲しいな。出来るだけオフィシャルなことを。
 今回のスーツ姿のマラドーナはかっこよかったよ。腕時計をなぜか両腕に付けてようと、凄くかっこよかったよ。腕が短くて太いから腕組みが変だったけど、それでもやっぱりかっこよかったよ。メッシをかばった記者会見も、とってもかっこよかったよ。

 たとえ監督を辞めたとしても、ディエゴに幸あらんことを! 
  
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