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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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♥ LOOKING BACK 3 /「一緒に暮らそう」
 
 以前やってた 「DOLCISSIMO」 というサイトは、お話よりもトークがメインか?ってくらいトークのページが多かった上に、各お話の後にも別ページで 「あとがき」 を付けておりました。
 お話制作に関する云々というよりも、お話をネタにした萌え語りという感じなのですが、これがまぁ、長い!どんだけ語るんだっつー話ですよ。オタク気質全開。本人が呆れるくらいなので、サイトに遊びに来て下さっていた方も、きっと呆れていたことでしょう。
 私の場合、創作活動をしたいというよりも、萌え語りをするための前振りネタとしてお話を書いているのかもしれないなぁと改めて思いました。

 というわけで、今回は、「ラストゲーム」 の 「あとがき」 を一部再利用。テーマ (?) は、かつての源岬の王道ネタ、「一緒に暮らそう」 です。
 以下、リサイクル。

*****

 思い返せば、昔の源岬って結構普通に同棲してたんですよね。源三さんが岬君に 「一緒に暮らそう」 っていうお話が結構あったような気がします。
 だもんで、原作で岬君が日本に帰ってきた時はショックだったなぁ。どうして!どうして!ってそれしか言葉が出てこなかった。
 フランスにいた方が絶対にサッカーのレベルアップができるのに、どうして翼や源三さんがいない日本にわざわざ戻ってくるのよ!という、至ってノーマルな思いと、そんなことしたら源岬ラブラブ・ヨーロッパカップルの関係は!という腐った思いが交錯して、本当にがっくり来た覚えがあります。
 岬君にはフランスのサッカーを吸収して欲しかったし、「ヨーロッパの二人」 っていう、他のキャラとはちょっと別の位置にいる二人というのが萌え要素の一つだったのでね〜。

 しかもですね、私の中では、「再会してから1、2年くらいドイツとフランスを行き来している内に徐々に惹かれ合って、その後ようやく思いが通じ合う」 という青写真が出来上がっていたのですよ。全く、私の明るい源岬計画はどうしてくれるんだ!って感じでした。
 もともとはどちらもヘテロなわけだし、いくら岬君が綺麗で源三さんがカッコいいと言ったって、まずは同性相手への恋愛感情に気が付くのにはかなり時間が掛かるだろうということで、じっくりゆっくりじわじわと、と思っていたのですよ (当時は創作活動をしてたわけじゃないけど、私の心の中ではそういう設定になっていた)。
 それが突然岬君が日本に戻って来てしまって、あら大変。岬君がヨーロッパにいる間になんとか恋愛関係を成立させなくてはならなくなってしまってですね、 慌てて脳内を色々と修正・変更しました。
 実際、サイト始めて最初の頃は、お話の時間軸に色々と頭を悩ませたなぁ・・・

 ・・・と、話は大分逸れましたが、まぁ、私も一度書いてみたかったのです。「一緒に暮らそう」 ネタを。そしてこの台詞を源三さんではなく、岬君に言わせたかった。
 ただ、どう妄想しても原作で二人が同棲しているはずがないことは明らかになっちゃったし (ま、今となってはそっちの方が設定としては好きなんですが。行ったり来たりしてるのが色っぽくていい)、一緒に暮らすとなると、引退後だろうなぁと。
 現役の時は物理的に無理だろうし、色々と回りもうるさいだろうからね・・・


*****

 「一緒に暮らそう」ネタは、私にとって源岬の基本の一つです。多分、岬君に 「帰るところ」 を作ってあげたいっていう思いが強いのだろうと思います。単に物理的な場所っていう意味だけじゃなくてね。

 ラブラブ同棲生活もいいですが、このネタの美味しいところは、やはり、源三さんにプロポーズ(?)されてからOKを出すまでの、岬君の戸惑いや葛藤ですかね。
 同棲を始めてからの二人のあれこれも大好物。恋人同士として同棲を始めた後にすれ違うのもよし。友人同士として一緒に暮らし始めて、段々互いを恋愛対象として意識し出すのもよし。岬君を想って独り悶々とする源三は芸術だと思います。あるいは、二人背中合わせで悶々としているのもまた楽しからずや。

 ただ、岬君はドイツのサッカーってイメージでもないし、フランスでプロになって欲しいので、一緒に暮らすのは現役引退後かなぁと個人的には考えてました。
 まずは 「友達」 からゆっくり時間を掛け、晴れて恋人同士になるのは、17、18のころ。
 岬君は高校卒業後にフランスのプロチームに入団。なので、恋人同士になってからも2人はすぐに同棲はせず、現役時代はフランスとドイツの 「通い婚」。一緒に暮らすのは現役引退後。

 と、まぁ、ワタクシとしてはこんな心づもりであれこれ妄想していたのですが、陽一先生は私のそんなタイムスケジュールをいとも簡単にぶち壊してくださいました。
 岬君が中学校卒業前に日本に戻ってきちゃうなんてさ〜。
 リアルタイムの当時、母が 「岬君が帰ってきてよかったじゃん」 と言っていましたが、私としては全く良くなかったのでした。子の心親知らず。ま、知るわけないか。つか、知られたら困るな、この件に関しては。
 いや、源岬云々は置いておいても、どうしてあそこで岬君を日本に戻してしまったのか、陽一先生の狙いが本当に分からない。当時はその後続編が出るなんてことは誰にもわからなかったわけだし、あそこで戻ってくる必要は全くないんだよなぁ。
 おかげで、岬君がフランスにいた意味があんまりなくなっちゃったわけで (どこのチームにも所属せず草サッカーレベルでやったところで、「フランス仕込み」 とは、ぶっちゃけ言い辛い)、実にもったいないことをしたなぁと今でも思っています。
 
 ともあれ、岬君と源三さんの再会は中学全国大会の地方予選をやってたころですよね。出来るだけ早めに見積もって、これが5月後半〜6月中の出来事。その後、全国大会とJr.ユース大会があって、年明け前には岬君が日本に帰ってきちゃう。
 私としては岬君が南葛中で転入のあいさつをしたのは、最大限に引っ張って、2学期の終業式の日を想定しているのですが、それでも正味半年くらいなんですよ、源三さんと岬君がヨーロッパで愛をはぐくんでた時間って。
 だからもう、ほぼ毎週末行ったり来たり行ったり来たり、短期間にいろんなイベントが起こったりで、その過密具合たるや、名探偵コナンも真っ青なことに。
 その後、原作が進むうちに、色々と脳内設定とずれていってしまったことも多々ありました。そもそもの岬君の性格からして、ちょっとずれちゃったなぁという部分もあるしなぁ。
 原作が長く続いているのは嬉しいけれど、そういう難しさもありますね。ま、適宜脳内補正をして萌えの最適化を図っていますけどね〜。

 ・・・と、ここまで書いたところで、「3109日」を見てみました。
 それによると、、静岡県大会は7月24日〜8月7日で、武蔵×東邦戦が8月8日。全国大会開始が8月15日。
 おいおい、そんなタイトなスケジュールでやってたのかよ!過酷過ぎるだろう、これ!
 お正月の高校サッカーは確か9月ごろから地区予選が始まるし、てっきり、5月〜6月一杯くらいで予選をして各地区代表を決め、本大会までに少なくとも1カ月くらいは間が空いてるんだと思ってたよ!
 翼が源三さんからの手紙を受け取ったのって武蔵×東邦戦後なんだよね。ってことは、岬君と源三さんが会ったのは7月後半・・・?

 ・・・いやいやいやいや、「3109日」ってシュナやピエールの誕生日もテキトーだから、数字データあてにならないしね!多分、日付が1、2か月ずれてるんですよ!しっかりして欲しいな、編集の人!
 それにさ、万一、データが正しかったとしても、源三さんが岬君と再会してすぐ手紙を書いたとは限らないじゃん!
 まず、写真屋さんにフィルムを出しに行くまでに1週間。
 写真が出来上がって取り行くまでに1週間。当時は現像に時間がかかったからね〜。
 その後、平日は練習があるし、週末は岬君が遊び来るしで忙しく、なかなか手紙が書けずに更に1週間。
 岬君が遊びに来たところで思い出し、ようやく手紙を書いて投函したものの、郵便事故で西ドイツから日本に着くまでに1か月くらいかかってしまったんですよ!ほら、当時の国際郵便事情って、今ほどちゃんとしてなかったし!
 だから、逆算すると、やっぱり二人の再会は5月後半〜6月初旬頃ですね!ね!

 ・・・もうね、何があってもこれ以上は譲れんよ、絶対に。
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手を取り合って語り合いたい(^-^)
こんにちは。毎日、暑いですね・・・と、かおり様の語りも熱いです。
ここ3回の語りにワタクシ、萌え上がっておりますよ!!

まずは、早川嬢と同じファーストネームの同人作家さん。
はい!同じです。私もこの方の源岬で源岬に心酔しました。それまで「なんで若林くんと岬くん?」と、あまりカップリングを考えず、岬くんのみが好きだった私に源岬のスバラシさを浸透されてくれた作家さんです。
あのラストは、多くのクレームがきた(源ちゃんを既婚としたところ)、と後々、別本で語っていらっしゃったけど、私もあれはあれで・・・「父さんから離れたようにキミからも自立をしたい」と、源ちゃん離れを宣言し、源ちゃんを「還る場所」と明言したラストは、安心してページを閉じることができました〜(ネタバレ?)。

そして、この作家さんもかおり様同様、「岬くんの帰国が許せない!」とドイツに残ろうとする岬くんを描かれましたよね。

いずれの作品も、作家さん、18〜19歳の頃。今読んでも充分に納得が出来る内容をこの年齢で描かれたことについて、もぉ〜、WY編でのお母さんとの再会や岬くんのケガ、引退問題をどう捉えていらっしゃるだろう、今ならどう描かれるだろう・・・と、「あの人は今!」で探してくださるのなら、ぜひ探していただきたい作家さんです。
私がシュナ×ピエのカップリングが好きなのもこの方。
源岬とコジケンを絡ませたり、シュナ×ピエが絡んでいたり・・・と、どれも大好きです。

また、岬くんの帰国は、私にとって源岬色が薄くなった事件です。
かおり様も仰っている通り、時系列や岬くんの性格からして、短期間で2人の関係が急接近するはずがない。源三さんの気持ちは固まっていたとしても、岬くんは淡い恋心、あの気持ちはなんだったのだろう・・・のまま帰国したのでは・・・?の思いから、自サイトでは源岬とは違う観点で展開しております(*’-’*)。
あの岬くんの性格から「岬くんを寄りかからせてあげたい」親心?か、私にとって岬くんは永遠の受け属だからか、とにかく彼の傍には誰か安らげる存在が必要だ!と思いまして。

とは言うものの、上記作家さんの影響で矛盾はあれど、私の中の源岬は完成された完璧カップル。2人がくっつくまでの経過はあれらの作品とかおり様の作品で、充分満たされているので、私自身は今は日本とドイツに離れていようが今後、ドイツとフランスになろうが、2人は固いのです。

あぁ〜、手に手をとって、同人誌片手にかおり様と語りあいたぁ〜い!
PC前で悶えてます。
この先もいろいろと語ってください♪楽しみにしています。

それでは、支離滅裂に思いの丈を長々と・・・失礼しました。
  • なお さん |
  • 2010/07/26 (09:29) |
  • Edit |
  • 返信
語りたいですね〜!
なお様こんにちは!いやぁ、毎日暑いですね〜。
そんな中、夏休み企画(?)として、過去コンテンツの再放送をしております。
楽しんでいただけているのならば、嬉しいです♪

なお様もやっぱり読んでらっしゃるんですね〜、あのシリーズ!
私にとっては源岬のバイブルでございます。
あのラストにクレームが来たというのは初耳でした。
出されている本は全部買ったつもりでしたが、
読んでない本があったのか、単に忘れているだけなのか・・・
それはともかく、確かにある意味「衝撃のラスト」なので、
「どうして!?」って思う方もいらっしゃるかもしれないですね〜。

そうそう、ラストのモノローグが「心に還る場所があるから」で、
岬君が「あぁ、いい風だ」って言うんですよね!
「源三さん=岬君の帰る場所/岬君=源三さんの帰る場所」
ってのはこれまた私にとっての一大テーマなので、
この作家さんにすごく深く影響を受けているんだなぁと改めて思いました。

これらの作品を10代のころに描いてらっしゃるって凄いですよね。
当時は大学生って凄く大人だと思っていたので当たり前のように感じていましたが、
自分がこの年になってみると、改めて凄いなぁと。
なお様のおっしゃる通り、その後の岬君のあれこれを、ぜひ作品にして頂きたかったなぁと思います。
シュナ×ピエ、なかなか麗しいカップルでしたよね!
シュナちゃんがちょっと俺様な変キャラ(?)で、ピエールの方が常識人で。
この方の小次健も読みましたよ〜。悩める健ちゃんを今もよく覚えております。

岬君の帰国はね〜〜〜!!!
源岬派としては、あれは大きな痛手でした。
実際、あれで源岬から離れた人もちらほらいるんじゃないかなぁと。
少なくとも、WY編以降から入った人はあんまり源岬には
いかなくなっちゃったんじゃないかなぁと思います。陽一先生、頼むよ、ホント!
なので、なお様の経緯もとてもよくわかりますです。
原作に出来るだけ沿おうとすると、難しい部分がありますもんね。

いや、ホント、同人誌片手に熱く語り合いたいですよ!
私は全部処分してしまったので、手にする同人誌がないんですが。
全くもってもったいないことしちゃったなぁ・・・

暑さに負けず、暫くの間は長々と語っていきますので、よろしくお願いたします♪
  • かおり さん |
  • 2010/07/26 (19:46) |
  • Edit |
  • 返信
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