Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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♥ LOOKING BACK 2 /ゴールデンコンビ
私が同人の世界を知ったのは、友達に連れて行かれたイベントがきっかけでした。
それまでは放課後にサッカーに興じC翼ごっこをやったりする、ごくごく健全な女子だったのですよ。
当然、男同士のカップリングなんて夢にも思わず、「やおい」 なんて言葉は聞いたこともなく、C翼が同人界の中心であることも全く知りませんでした。
そもそも、「同人界」 の存在すらも知らなかったなぁ。同級生がコピー紙を作っていましたが、それが 「同人誌」 だという意識もなかった。
要するに、なーんも知らなかったのです。無垢だったなぁ、あのころは・・・
が、そんな無垢な私が初イベントで買った本の半数以上は、すでに源岬本でした。
もっとも、カップリングの概念がまだなかったので、狙って買ったわけではなく、岬君関連の本を「表紙買い」 したところ、かなりの割合で源岬本だった、という感じです。
てか、わざわざ狙わなくても大方が源岬本になるくらい、当時は岬君絡みの王道だったんだよなぁ、源岬って。
そう言えば、話は少々逸れますが、当時のイベント会場では、 「健全本」 という貼り紙告知がチラホラ見受けられまして、この 「健全」 には頭を悩ませました。
いや、言葉の意味はもちろん分かるんだけど、どういういう意味で使ってるんだろう、なんでわざわざそんな表記をするんだろうと、そこが分からなかった。最初は、「オール若島津本?」 とか思ったりしたしね〜。
今考えてみれば、わざわざ書かなくちゃならないくらい、「健全本」 って希少だったんだなぁ・・・
それはともかくですね、初めてゲットした源岬本を読んだ私は、なんの違和感もなくそれを受け入れた、っていうか、むしろ、「これだ!」 と思ったのですよ。
小次郎ファンの友人は、初めて健小次本を読んだ時、「なんで男同士で?」 と、吐きそうになったって言ってたのになぁ。まぁ、当時から東邦系はハード、源岬を含む南葛系はソフトだったんで、そのあたりの差かもしれません。
ただ、岬君絡みのカップリングが色々ある中で、私が 「これだ!」 と思ったのは、GCでも、小次岬でも、松岬でも、ピエ岬でもなく、唯一、源岬だったのでした。
いや、「これだ!」 と思ったっていうのもちょっと違うかな。もっとごく自然に、「岬君には源三さん」 と、いつの間にか思っていたのです。今思い返しても、そのナチュラルさ加減は驚くばかり。もはや、第二の天性としか思えません。
思い出しついでに書いておこう。
当時からの源岬派の方は大抵読んでらっしゃるのではないかと思いますが、私は某作家さんの源岬漫画がとっても好きでした(ペンネームの苗字が早川さんのファーストネームと同じ方です)。今でも一番好きな源岬作品だなぁ。
そのお話では、最終的に2人はカップルという意味では別れちゃって、源三さんは妻子持ちだったりするんですが、それでも、あれはいいラストだなぁと思います。
とは言え、ウチの2人は死ぬまで別れないですけどね。
そのお話の中にはシュナ×ピエールのカップルが脇で出てくるんですよ。まだ原作では2人がちゃんと出てきていなくて、映画設定が優勢だったころですね。シュナが金持ち貴族で、ピエールの方が庶民なの。
シュナ×ピエは今じゃ考えられないカップルだけど、あれはあれで好きだったな〜。
映画設定と言えば、当時はヘフナー×シュナなんてのもありました。ヘフナー、いいキャラだったんだけどな〜。原作に出てこないから、消えてしまいましたね。残念。
そういや、シュナイダーは映画ではドーベルマンを飼ってたな。カイザーだっけ?で、そのカイザー君に小次郎がご無体な目にあわされたりする話もあったりしたな〜。あれは軽〜くトラウマです。
一方、不思議とピエ岬はあんまりお目にかからなかったような。ピエールはもっぱら横恋慕要員か変態要員でしたね。不憫な・・・
・・・と、ここまではほんの前振り。
びっくりするほど長い前振りの上、あんまり本題と関係ありませんが。今回の本題は「GC」 です。
私はGCがとても好きなのですが、カップリングとしてのGCには全くハマりませんでした。これも、「岬君を泣かせたい」 というのがその大きな理由です。
以下はGCについての語りから一部抜粋。
*****
岬君にとって、翼はもちろん掛け替えのない特別な存在だと思うのですが、源三さんの特別さとは、全く意味合いが違うような気がします。
源岬のところで書いた、「岬君を泣かせたい」 という部分でですね、もう、決定的に違うんですわ、私的に。
岬君、翼の前では絶対泣かないだろうなぁ、と。
例えば優勝しての嬉し泣き、っていうなら話しは別ですが、辛いとか寂しいとか苦しいとか、そういう負の意味での涙は翼には見せたくないんじゃないかなぁ、岬君。
もちろん、信頼してないとかではなくて、翼との関係を何より大事に思っているからこそ、彼の前では笑顔でいたいっていう思いがあるのでは。
何時でも対等でいたい、心配かけたくない、最高のパートナーでいたい。それが岬君のプライドなのではないかと。
一番近い位置で一緒に戦う仲間として(あるいはいつの日かライバルとして)、弱い所は見せたくないんじゃないかと思うんですよ。ゴールデンコンビという名前に誇りを持っているからこそ。
それにですね、岬君の方が、やっぱり圧倒的に大人なんだよなぁ・・・
翼っていつまでも子供な所が(幼稚という意味ではないです)、ある意味彼の最大の魅力である訳で、そんな彼が、フィールドの中ではともかく、プライヴェートで岬君を幸せにしてくれるかどうか・・・ かなり疑問な私。
つーかね、エッチしてる二人が想像出来ないんだよね!!ぶっちゃけた話!!
いや、それはともかくとしても、結局岬君が支える立場に回ってしまうのではないかと。
フィールドで翼を支えるのは、彼にとって最大の喜びではありましょうが、私としては、サッカーを離れた時くらい、誰かに寄りかからせて上げたい。そして、それを翼に求めるのは、ちょっと無理じゃないかと・・・ だって、翼って、一時もサッカーから離れそうにないもん。
岬君にとってサッカーは人生の最優先項目だとは思いますが、翼のように人生の100%を占めている訳ではないと思うので・・・
翼はね、100%サッカーでいいと思います。それでこそ大空翼。ただ、そうすると、いつか岬君、疲れちゃう気がするんですよね。
*****
正直なところ、GCはカップリングとしてハマらなかったというより、意図的に避けておりました。
「岬君中心本」なんかだと、岬君絡みの色んなカップリングが載っているんで一通り読んでましたが、GCだけはその場で一礼して即座にまわれ右だった。
カップリングとしてのあれこれが想像できないっていうのもありますが、私にとって「ゴールデンコンビ」 は一種の聖域なのだと思います。
あと、やっぱり、翼には早苗ちゃんがいるからね〜。彼女持ちはやおい妄想対象外ってのもありますな。当時はまだ彼女じゃなかったけど、まぁ、どう考えても決定事項だし、あねご時代はとっても好きなキャラだったからなぁ、早苗ちゃん。
なんにせよ、同人誌を全部処分しちゃったことが、今となっては返す返すも悔やまれます。なんで捨てちゃったんだ、あの時の私!
あ、そうそう、件の小次郎ファンの友人ですが、最初のハードルを乗り越えた後は、バリバリの健小次になってました。
慣れって恐ろしいもんです。
それまでは放課後にサッカーに興じC翼ごっこをやったりする、ごくごく健全な女子だったのですよ。
当然、男同士のカップリングなんて夢にも思わず、「やおい」 なんて言葉は聞いたこともなく、C翼が同人界の中心であることも全く知りませんでした。
そもそも、「同人界」 の存在すらも知らなかったなぁ。同級生がコピー紙を作っていましたが、それが 「同人誌」 だという意識もなかった。
要するに、なーんも知らなかったのです。無垢だったなぁ、あのころは・・・
が、そんな無垢な私が初イベントで買った本の半数以上は、すでに源岬本でした。
もっとも、カップリングの概念がまだなかったので、狙って買ったわけではなく、岬君関連の本を「表紙買い」 したところ、かなりの割合で源岬本だった、という感じです。
てか、わざわざ狙わなくても大方が源岬本になるくらい、当時は岬君絡みの王道だったんだよなぁ、源岬って。
そう言えば、話は少々逸れますが、当時のイベント会場では、 「健全本」 という貼り紙告知がチラホラ見受けられまして、この 「健全」 には頭を悩ませました。
いや、言葉の意味はもちろん分かるんだけど、どういういう意味で使ってるんだろう、なんでわざわざそんな表記をするんだろうと、そこが分からなかった。最初は、「オール若島津本?」 とか思ったりしたしね〜。
今考えてみれば、わざわざ書かなくちゃならないくらい、「健全本」 って希少だったんだなぁ・・・
それはともかくですね、初めてゲットした源岬本を読んだ私は、なんの違和感もなくそれを受け入れた、っていうか、むしろ、「これだ!」 と思ったのですよ。
小次郎ファンの友人は、初めて健小次本を読んだ時、「なんで男同士で?」 と、吐きそうになったって言ってたのになぁ。まぁ、当時から東邦系はハード、源岬を含む南葛系はソフトだったんで、そのあたりの差かもしれません。
ただ、岬君絡みのカップリングが色々ある中で、私が 「これだ!」 と思ったのは、GCでも、小次岬でも、松岬でも、ピエ岬でもなく、唯一、源岬だったのでした。
いや、「これだ!」 と思ったっていうのもちょっと違うかな。もっとごく自然に、「岬君には源三さん」 と、いつの間にか思っていたのです。今思い返しても、そのナチュラルさ加減は驚くばかり。もはや、第二の天性としか思えません。
思い出しついでに書いておこう。
当時からの源岬派の方は大抵読んでらっしゃるのではないかと思いますが、私は某作家さんの源岬漫画がとっても好きでした(ペンネームの苗字が早川さんのファーストネームと同じ方です)。今でも一番好きな源岬作品だなぁ。
そのお話では、最終的に2人はカップルという意味では別れちゃって、源三さんは妻子持ちだったりするんですが、それでも、あれはいいラストだなぁと思います。
とは言え、ウチの2人は死ぬまで別れないですけどね。
そのお話の中にはシュナ×ピエールのカップルが脇で出てくるんですよ。まだ原作では2人がちゃんと出てきていなくて、映画設定が優勢だったころですね。シュナが金持ち貴族で、ピエールの方が庶民なの。
シュナ×ピエは今じゃ考えられないカップルだけど、あれはあれで好きだったな〜。
映画設定と言えば、当時はヘフナー×シュナなんてのもありました。ヘフナー、いいキャラだったんだけどな〜。原作に出てこないから、消えてしまいましたね。残念。
そういや、シュナイダーは映画ではドーベルマンを飼ってたな。カイザーだっけ?で、そのカイザー君に小次郎がご無体な目にあわされたりする話もあったりしたな〜。あれは軽〜くトラウマです。
一方、不思議とピエ岬はあんまりお目にかからなかったような。ピエールはもっぱら横恋慕要員か変態要員でしたね。不憫な・・・
・・・と、ここまではほんの前振り。
びっくりするほど長い前振りの上、あんまり本題と関係ありませんが。今回の本題は「GC」 です。
私はGCがとても好きなのですが、カップリングとしてのGCには全くハマりませんでした。これも、「岬君を泣かせたい」 というのがその大きな理由です。
以下はGCについての語りから一部抜粋。
*****
岬君にとって、翼はもちろん掛け替えのない特別な存在だと思うのですが、源三さんの特別さとは、全く意味合いが違うような気がします。
源岬のところで書いた、「岬君を泣かせたい」 という部分でですね、もう、決定的に違うんですわ、私的に。
岬君、翼の前では絶対泣かないだろうなぁ、と。
例えば優勝しての嬉し泣き、っていうなら話しは別ですが、辛いとか寂しいとか苦しいとか、そういう負の意味での涙は翼には見せたくないんじゃないかなぁ、岬君。
もちろん、信頼してないとかではなくて、翼との関係を何より大事に思っているからこそ、彼の前では笑顔でいたいっていう思いがあるのでは。
何時でも対等でいたい、心配かけたくない、最高のパートナーでいたい。それが岬君のプライドなのではないかと。
一番近い位置で一緒に戦う仲間として(あるいはいつの日かライバルとして)、弱い所は見せたくないんじゃないかと思うんですよ。ゴールデンコンビという名前に誇りを持っているからこそ。
それにですね、岬君の方が、やっぱり圧倒的に大人なんだよなぁ・・・
翼っていつまでも子供な所が(幼稚という意味ではないです)、ある意味彼の最大の魅力である訳で、そんな彼が、フィールドの中ではともかく、プライヴェートで岬君を幸せにしてくれるかどうか・・・ かなり疑問な私。
つーかね、エッチしてる二人が想像出来ないんだよね!!ぶっちゃけた話!!
いや、それはともかくとしても、結局岬君が支える立場に回ってしまうのではないかと。
フィールドで翼を支えるのは、彼にとって最大の喜びではありましょうが、私としては、サッカーを離れた時くらい、誰かに寄りかからせて上げたい。そして、それを翼に求めるのは、ちょっと無理じゃないかと・・・ だって、翼って、一時もサッカーから離れそうにないもん。
岬君にとってサッカーは人生の最優先項目だとは思いますが、翼のように人生の100%を占めている訳ではないと思うので・・・
翼はね、100%サッカーでいいと思います。それでこそ大空翼。ただ、そうすると、いつか岬君、疲れちゃう気がするんですよね。
*****
正直なところ、GCはカップリングとしてハマらなかったというより、意図的に避けておりました。
「岬君中心本」なんかだと、岬君絡みの色んなカップリングが載っているんで一通り読んでましたが、GCだけはその場で一礼して即座にまわれ右だった。
カップリングとしてのあれこれが想像できないっていうのもありますが、私にとって「ゴールデンコンビ」 は一種の聖域なのだと思います。
あと、やっぱり、翼には早苗ちゃんがいるからね〜。彼女持ちはやおい妄想対象外ってのもありますな。当時はまだ彼女じゃなかったけど、まぁ、どう考えても決定事項だし、あねご時代はとっても好きなキャラだったからなぁ、早苗ちゃん。
なんにせよ、同人誌を全部処分しちゃったことが、今となっては返す返すも悔やまれます。なんで捨てちゃったんだ、あの時の私!
あ、そうそう、件の小次郎ファンの友人ですが、最初のハードルを乗り越えた後は、バリバリの健小次になってました。
慣れって恐ろしいもんです。
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