Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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♥ LOOKING BACK 11/世界にはばたけ!
先日、名古屋で開かれたコスプレ・サミットでイタリア代表が優勝したんだそうな。サッカーのW杯で不甲斐なかった分、オタク分野で頑張ったのでしょうか。いずれにしてもおめでとう!
が、どんなコスプレがあったのかと関連記事を読んだものの、どれもこれも知らない作品とキャラばっかりでした。ゲーム系が多いのかな?
しかしあれだね〜。ファンタジー系のゲームになると当然外国人キャラが多いわけで、そうすると、日本人のコスプレイヤーは敵わないよなぁ。ルックス&スタイル的に。その点、日本代表が 「忍者ハットリ君」 を選んだのは賢明だったと思います。
なーんて、コスプレは全く分からないくせに偉そうに語ってみたよ。
C翼はコスプレという意味ではあんまり面白味がない作品かもしれませんね。
かつてのイベント会場ではご贔屓キャラのコスプレをした人たちを見かけたものですが、まぁ、基本、サッカーのユニフォームだもんね。あとは精々腕まくりしたり鉢巻をしめたりするくらい。スタジアム観戦に贔屓選手のユニを来て応援に行くようなもので、それほど 「コスプレ」 という感じはしない。コスプレの面白さってのは、多分、その非日常性にあるんだろうしさ。
まぁ、源三さんのユニ+帽子姿の岬君というのは、個人的に大変萌え物件でありますが。もちろん本人のユニをそのまま拝借しているんで、袖と裾が余っているってのがお約束です。
そんなこんなで、今更ながらではありますが、日本発のオタク文化のグローバル化たるや、凄いものがありますな〜。
イタリアでも日本のアニメや漫画はもちろん人気があって、主要な作品はほとんど紹介されています。
何せ、大学の日本語学科の学生さんが日本語を学ぼうと思った動機の上位が、「日本の漫画を原語で読みたい」 だからな〜。オタク的なモチベーションってのは、どこの国でも凄いものです。
もちろん我らがC翼も、知らない人がいないくらいの超有名作品。初代アニメから 「J」 「平成版」 まで、全部やってたはず。
今回のW杯の時にGAZZETTA DELLO SPORT のサイトを見ていたら、「日本はなんで翼と若林を招集しないんだ?」 という書きこみがあって笑いました。
ちなみに、漫画は日本名がそのまま使われているものの、アニメではキャラの名前が英語風になっております。主要キャラはざっと以下の通り。
大空翼 ・・・ オリヴァー・アットン(通称ホリー)
若林源三 ・・・ ベンジャミン・プライス (通称ベンジー)
岬太郎 ・・・ トーマス・ベッカー (通称トム、又はトミー)
松山光 ・・・ フィリップ・カラガン
日向小次郎 ・・・ マーク・レンダース
若島津健 ・・・ エド・ワーナー
三杉淳 ・・・ ジュリアン・ロス
イタリア語タイトルは、"Che campione ! Holly e Benji !" 。
直訳すれば、「凄い選手だぜ!ホリーとベンジー!」 ってな感じかな。イタリア語読みだと 「オッリー」って感じですが。
向こうでは源三さんが翼と並ぶ主役扱いなんだよね。特に原作初期の頃を考えると、それも頷けます。
名前に関しては、源三さんのベンジーってどうなのとか、岬君がトムってなぁとか、それじゃあ源岬はベントムかよとか、まぁ、色々思うところはありますが、淳様のジュリアンは凄く似合ってるよね。
さて、イタリア風C翼の基礎知識をざっとご紹介したところで、以前のトークのリサイクル。
*****
ここイタリアでも大いに愛されているC翼。 関連サイトも結構あります。本当に真面目な正統派から、突っ込み系、そしてもちろん、同人サイトまで!!
正統派サイトの中には、本当に良くここまで資料を集めたなぁと感心するくらい充実しているサイトがあったりして、彼等のその情熱が、作品のファンとしては凄く嬉しいです。名作っていうのは、何時の時代でも、何処に行っても、やっぱり名作なんですよね。
その一方、突っ込み系サイトも当然ございます。この作品、やはり突っ込まなくては本当に楽しんでいるとは言えないでしょうから!!
「どうしてフィールド内に地平線が見えるのですか?」
「どうして石崎君ごときが試合に出られるんですか?」
「岬君は上手く変装しているけど実は女の子って本当ですか?」
「満身創痍の翼を試合に出すなんて、日本人は全員サディストですか?」
「翼の使っている整髪料はどこで買えますか?」
などなど、まぁ、流石名作、つっこみ所も万国共通っていうか・・・
でも、突っ込みのレベルは日本の比ではございません。まぁ、初心者(?)の突っ込みとでも申しましょうか、やっぱり、原作を深読み出来る日本人の足元にも及びませんね。(及んだ所でどうかという気もしないではないけど・・・)
例えば源三さんって、岬君や翼は ”若林君”、修哲トリオは ”若林さん”、石崎君や小次郎、その他の人々は ”若林”、 三上さんは ”源三” と人によって呼び方が違いますよね。
でも、イタリア語版では全員が全員、彼のことを ”ベンジー” と呼ぶんです。
この辺りはまぁ、言語のみならず、文化・習慣の違いだからどうしようもないんでしょうが、同級生にまで ”さん” 付けで呼ばれているという、彼のキャラクター要素の一部がすっぽり抜けてしまう訳です。呼び方の差から私達日本人が感じる事が出来る微妙なニュアンスを、彼等は感じる事が出来ない訳ですよね。突っ込みの底の浅さも、恐らくその辺りに起因するのではないのかと・・・
もちろん翻訳物に関しては、その逆(外国語→日本語)の場合もまたも然り、なんですが。
いや、何だかちょっと真面目に考えてしまいました。まぁ私も、C翼を見ながら時々は妄想以外のことを考えている、ということで・・・
それはともかく、興味深いのはやはり同人サイト。日本ほど数は多くありませんが、それでもきちんと存在しております。
結構どのサイト様も、まず、 「ファンフィクション (同人) とは何か?」 という説明から始まってまして、初々しいというか、何と言うか・・・ いやはや、私達日本人、思えば遠くに来たもんだ。
気になる内容でありますが、残念ながら (?) ホモはありませんでした。少なくとも私が拝見した限りでは。
こちらでもやはりラブストーリーが主流なのですが、お相手は原作通りの設定か、あるいはオリジナルキャラの女の子。
以前、源三さんと岬君が一人の女の子を巡って云々・・・ というお話をチラッと読みましたが (最後まで読む勇気がなかった。だって、私は骨の隋まで源岬・・・)、作者様曰く、「ベンジーとトムは好対照。だから恋のライバルとして理想的だと思うんです!」 とのことでした。
日本的同人フィルターの掛かった私の頭では、「源三さんと岬君は好対照。だから恋人同士として理想的だと思うんです!」 という感じなのですが・・・ スミマセン、腐っていて。
でも、そのお話の中でも岬君は ”凄い美人” ”綺麗” ”繊細” ”完璧”っていう感じの描写をされていて、やっぱりイタリアでも岬君の美しさはピカ一なんだわ!とちょっと嬉しかったんですけどね (作者様は ”カッコイイ” ”美形”とおっしゃりたかったのだと思いますが、私は勝手に”美人” ”綺麗” と読み替えている)。
また、別の方のお話 (これもちょっと読んだだけ)では、源三さんが革ジャケットと革パンツにサングラスといういでたちで南葛市内を闊歩なさっていたりして、かなーりステキでした!
いやぁ、源三さんがこんな格好で近所を歩いた日にゃ、あいつの噂でチャンバも走ってしまうと思うのですが!とりあえず、私は全力疾走しますね!!
なんというか、これってやっぱイタリア人のファンション感覚だよなぁ、と妙に納得してしまいましたけど。
そしてまた、今、かなり気になっているのが、
「心臓移植のドナー待ちで入院している三杉君のお話」
・・・い、いやぁ、なんか凄そうだなぁ・・・ 一体どんなドラマが繰り広げられているのであろうか・・・ いえ、気になっているだけで読んではいないのですがね・・・
いずれにしても、イタリアの同人の方々も凄く作品を愛してくれているんですよね。本当に嬉しい事だなぁと思います。
****
これは2002年に書いたものなので、今はどんな状況だろうとイタリアのYahooを検索してみました。
と、C翼の共同サイト (?) のようなものを発見。現在、33名の作家さんが参加していて、367作品が登録されているらしい。
登録作品リストにはお話や絵の登場人物と内容の傾向が書いてあるのでざっと眺めてみたところ、女性向けが大多数だったのでちょっとびっくりしました。
ほほう。これが噂の 「スラッシュ」 というものか。
ちょっと調べてみたら、海の向こうではカップリング表記はそんなに厳密ではないものの、基本的にスラッシュの左側が受らしい。源岬ならば、「岬/若林」 となるわけですね。
しかし、以前検索した時は、健全作品しか引っかかってこなかったんだけどな〜。検索の仕方が甘かったのかな。あるいは、イタリア同人界が腐乱し始めて・・・いやいや、成長を遂げているのかな。
さて、リストを俯瞰してみた結果ですが (ユーザー登録&パスワード入力が必要なものが多いので、作品そのものは読んでいない)、意外なことに、ピエ×ナポが結構ありました。
まぁ、業界全体で人気というよりも、1人の作家さんがたくさん投稿してらっしゃる感じでしたが。
ピエ×ナポ作品は、時々岬君が参加している模様。+岬として参加していたり、×岬としてだったり。
ある作品では3人一緒に仲良しこよし (婉曲表現)のようでしたが、作者さんのコメントで 「3人ですが、実際のところ、岬は常に下なんですけどね!」 とありまして、あぁ、岬君ってイタリア同人界でもそういうポジションなのね・・・と思いました。さすが、誰からも愛される男、岬太郎!
岬君絡みで多いのは、やっぱりGC。まぁ、王道だもんな〜。一方、源三さん絡みでは、源×守、源×翼、源×健らしき作品がありました。
そのほか、小次×健&健×小次は言わずもがなですね。
ちょっと変わった(?)ところでは、森崎×井沢、健×淳、滝×来生なんかも結構ありました。これらもそれぞれ同じ作家さんがたくさん投稿しているっぽい感じです。
源岬は残念ながら1つもなしで、ちょっと悲しい気分・・・
イタリアの腐女子のみんな!源岬って素敵なものよ!ハマってごらん!楽しいから!
話しは少々変わりますが、数年前、ヴェネツィア建築ビエンナーレで日本が 「オタク」 をテーマに出展したことがありまして、見に行ったことがあります。
下はその時に撮ってきた会場内の写真。

ピントが甘い上に小さいので見にくいですが、天井からぶら下がっているのは、男性向けゲームと思しき作品のポスター。
向かって左にある正方形の積み重なりは、フィギュアや食玩のショーケース。
手前に見えるのは、秋葉原と思しき街のジオラマ。
そして、奥の方に見えるのが、同人誌がぎっしり詰まった本棚です。もちろん、C翼のものもたくさんありました。ほとんど東邦系でしたが、畑違いの私でも名前を存じ上げているような方々の作品がズラリ。
本棚近辺には、「同人誌」 「やおい」 などについての説明パネルがありまして、「キャプテン翼」 も同人界の金字塔的作品としてちゃんと一項目になってました。
「やおいアニパロの隆盛を生む」 などと書いてあって、ファンとして誇らしいような、申し訳ないような、かなり微妙な気持になったのを思い出します。
つくづく、バケモノジャンルだったんだなぁ、C翼って。
さて、ここ暫く LOOKING BACK ということで私的な源岬&同人関連の過去のトークを掘り起こしてリサイクルしてきましたが、岬君ゆかりの第11弾までたどり着いたところで、ひとまず締めたいと思います。また、思い出したように掘り出してくるかもしれませんが。
今回、あーでもない、こーでもないと二次創作の設定と原作とのつじつま合わせに改めて頭を悩ませたりしてきたわけですが、「3109日」 で我らが陽一先生はこんなことをおっしゃっているんですよね。
「・・・僕自身は、結構いい加減に単なる”感覚”で描いている部分が多いので、漫画がこの資料通りかと言うと、”?”という気もしますし、つじつまが合わない部分、矛盾が生じている部分は(漫画の中でも)多々あると思いますが、そこはどうか、大きな気持ちで許してやってください」
もうね、原作者がこの心意気ですからね!天晴れ、陽一先生!
時間や交通費のことでちまちま考え込んでいた自分は、なんて小さい人間だったんだろうと反省することしきりですよ。大きな気持ちで全てを赦し、心の赴くまま、気の向くままに萌えていればいいのだと思います。
すべては源岬の二人の愛ので解決です!むしろ、「二人は 『どこでもドア』 を持っているからノープロブレム !」 くらいの気持ちで行かなければ!信じる者は救われる!
VIVA 源岬! VIVA キャプテン翼!
が、どんなコスプレがあったのかと関連記事を読んだものの、どれもこれも知らない作品とキャラばっかりでした。ゲーム系が多いのかな?
しかしあれだね〜。ファンタジー系のゲームになると当然外国人キャラが多いわけで、そうすると、日本人のコスプレイヤーは敵わないよなぁ。ルックス&スタイル的に。その点、日本代表が 「忍者ハットリ君」 を選んだのは賢明だったと思います。
なーんて、コスプレは全く分からないくせに偉そうに語ってみたよ。
C翼はコスプレという意味ではあんまり面白味がない作品かもしれませんね。
かつてのイベント会場ではご贔屓キャラのコスプレをした人たちを見かけたものですが、まぁ、基本、サッカーのユニフォームだもんね。あとは精々腕まくりしたり鉢巻をしめたりするくらい。スタジアム観戦に贔屓選手のユニを来て応援に行くようなもので、それほど 「コスプレ」 という感じはしない。コスプレの面白さってのは、多分、その非日常性にあるんだろうしさ。
まぁ、源三さんのユニ+帽子姿の岬君というのは、個人的に大変萌え物件でありますが。もちろん本人のユニをそのまま拝借しているんで、袖と裾が余っているってのがお約束です。
そんなこんなで、今更ながらではありますが、日本発のオタク文化のグローバル化たるや、凄いものがありますな〜。
イタリアでも日本のアニメや漫画はもちろん人気があって、主要な作品はほとんど紹介されています。
何せ、大学の日本語学科の学生さんが日本語を学ぼうと思った動機の上位が、「日本の漫画を原語で読みたい」 だからな〜。オタク的なモチベーションってのは、どこの国でも凄いものです。
もちろん我らがC翼も、知らない人がいないくらいの超有名作品。初代アニメから 「J」 「平成版」 まで、全部やってたはず。
今回のW杯の時にGAZZETTA DELLO SPORT のサイトを見ていたら、「日本はなんで翼と若林を招集しないんだ?」 という書きこみがあって笑いました。
ちなみに、漫画は日本名がそのまま使われているものの、アニメではキャラの名前が英語風になっております。主要キャラはざっと以下の通り。
大空翼 ・・・ オリヴァー・アットン(通称ホリー)
若林源三 ・・・ ベンジャミン・プライス (通称ベンジー)
岬太郎 ・・・ トーマス・ベッカー (通称トム、又はトミー)
松山光 ・・・ フィリップ・カラガン
日向小次郎 ・・・ マーク・レンダース
若島津健 ・・・ エド・ワーナー
三杉淳 ・・・ ジュリアン・ロス
イタリア語タイトルは、"Che campione ! Holly e Benji !" 。
直訳すれば、「凄い選手だぜ!ホリーとベンジー!」 ってな感じかな。イタリア語読みだと 「オッリー」って感じですが。
向こうでは源三さんが翼と並ぶ主役扱いなんだよね。特に原作初期の頃を考えると、それも頷けます。
名前に関しては、源三さんのベンジーってどうなのとか、岬君がトムってなぁとか、それじゃあ源岬はベントムかよとか、まぁ、色々思うところはありますが、淳様のジュリアンは凄く似合ってるよね。
さて、イタリア風C翼の基礎知識をざっとご紹介したところで、以前のトークのリサイクル。
*****
ここイタリアでも大いに愛されているC翼。 関連サイトも結構あります。本当に真面目な正統派から、突っ込み系、そしてもちろん、同人サイトまで!!
正統派サイトの中には、本当に良くここまで資料を集めたなぁと感心するくらい充実しているサイトがあったりして、彼等のその情熱が、作品のファンとしては凄く嬉しいです。名作っていうのは、何時の時代でも、何処に行っても、やっぱり名作なんですよね。
その一方、突っ込み系サイトも当然ございます。この作品、やはり突っ込まなくては本当に楽しんでいるとは言えないでしょうから!!
「どうしてフィールド内に地平線が見えるのですか?」
「どうして石崎君ごときが試合に出られるんですか?」
「岬君は上手く変装しているけど実は女の子って本当ですか?」
「満身創痍の翼を試合に出すなんて、日本人は全員サディストですか?」
「翼の使っている整髪料はどこで買えますか?」
などなど、まぁ、流石名作、つっこみ所も万国共通っていうか・・・
でも、突っ込みのレベルは日本の比ではございません。まぁ、初心者(?)の突っ込みとでも申しましょうか、やっぱり、原作を深読み出来る日本人の足元にも及びませんね。(及んだ所でどうかという気もしないではないけど・・・)
例えば源三さんって、岬君や翼は ”若林君”、修哲トリオは ”若林さん”、石崎君や小次郎、その他の人々は ”若林”、 三上さんは ”源三” と人によって呼び方が違いますよね。
でも、イタリア語版では全員が全員、彼のことを ”ベンジー” と呼ぶんです。
この辺りはまぁ、言語のみならず、文化・習慣の違いだからどうしようもないんでしょうが、同級生にまで ”さん” 付けで呼ばれているという、彼のキャラクター要素の一部がすっぽり抜けてしまう訳です。呼び方の差から私達日本人が感じる事が出来る微妙なニュアンスを、彼等は感じる事が出来ない訳ですよね。突っ込みの底の浅さも、恐らくその辺りに起因するのではないのかと・・・
もちろん翻訳物に関しては、その逆(外国語→日本語)の場合もまたも然り、なんですが。
いや、何だかちょっと真面目に考えてしまいました。まぁ私も、C翼を見ながら時々は妄想以外のことを考えている、ということで・・・
それはともかく、興味深いのはやはり同人サイト。日本ほど数は多くありませんが、それでもきちんと存在しております。
結構どのサイト様も、まず、 「ファンフィクション (同人) とは何か?」 という説明から始まってまして、初々しいというか、何と言うか・・・ いやはや、私達日本人、思えば遠くに来たもんだ。
気になる内容でありますが、残念ながら (?) ホモはありませんでした。少なくとも私が拝見した限りでは。
こちらでもやはりラブストーリーが主流なのですが、お相手は原作通りの設定か、あるいはオリジナルキャラの女の子。
以前、源三さんと岬君が一人の女の子を巡って云々・・・ というお話をチラッと読みましたが (最後まで読む勇気がなかった。だって、私は骨の隋まで源岬・・・)、作者様曰く、「ベンジーとトムは好対照。だから恋のライバルとして理想的だと思うんです!」 とのことでした。
日本的同人フィルターの掛かった私の頭では、「源三さんと岬君は好対照。だから恋人同士として理想的だと思うんです!」 という感じなのですが・・・ スミマセン、腐っていて。
でも、そのお話の中でも岬君は ”凄い美人” ”綺麗” ”繊細” ”完璧”っていう感じの描写をされていて、やっぱりイタリアでも岬君の美しさはピカ一なんだわ!とちょっと嬉しかったんですけどね (作者様は ”カッコイイ” ”美形”とおっしゃりたかったのだと思いますが、私は勝手に”美人” ”綺麗” と読み替えている)。
また、別の方のお話 (これもちょっと読んだだけ)では、源三さんが革ジャケットと革パンツにサングラスといういでたちで南葛市内を闊歩なさっていたりして、かなーりステキでした!
いやぁ、源三さんがこんな格好で近所を歩いた日にゃ、あいつの噂でチャンバも走ってしまうと思うのですが!とりあえず、私は全力疾走しますね!!
なんというか、これってやっぱイタリア人のファンション感覚だよなぁ、と妙に納得してしまいましたけど。
そしてまた、今、かなり気になっているのが、
「心臓移植のドナー待ちで入院している三杉君のお話」
・・・い、いやぁ、なんか凄そうだなぁ・・・ 一体どんなドラマが繰り広げられているのであろうか・・・ いえ、気になっているだけで読んではいないのですがね・・・
いずれにしても、イタリアの同人の方々も凄く作品を愛してくれているんですよね。本当に嬉しい事だなぁと思います。
****
これは2002年に書いたものなので、今はどんな状況だろうとイタリアのYahooを検索してみました。
と、C翼の共同サイト (?) のようなものを発見。現在、33名の作家さんが参加していて、367作品が登録されているらしい。
登録作品リストにはお話や絵の登場人物と内容の傾向が書いてあるのでざっと眺めてみたところ、女性向けが大多数だったのでちょっとびっくりしました。
ほほう。これが噂の 「スラッシュ」 というものか。
ちょっと調べてみたら、海の向こうではカップリング表記はそんなに厳密ではないものの、基本的にスラッシュの左側が受らしい。源岬ならば、「岬/若林」 となるわけですね。
しかし、以前検索した時は、健全作品しか引っかかってこなかったんだけどな〜。検索の仕方が甘かったのかな。あるいは、イタリア同人界が腐乱し始めて・・・いやいや、成長を遂げているのかな。
さて、リストを俯瞰してみた結果ですが (ユーザー登録&パスワード入力が必要なものが多いので、作品そのものは読んでいない)、意外なことに、ピエ×ナポが結構ありました。
まぁ、業界全体で人気というよりも、1人の作家さんがたくさん投稿してらっしゃる感じでしたが。
ピエ×ナポ作品は、時々岬君が参加している模様。+岬として参加していたり、×岬としてだったり。
ある作品では3人一緒に仲良しこよし (婉曲表現)のようでしたが、作者さんのコメントで 「3人ですが、実際のところ、岬は常に下なんですけどね!」 とありまして、あぁ、岬君ってイタリア同人界でもそういうポジションなのね・・・と思いました。さすが、誰からも愛される男、岬太郎!
岬君絡みで多いのは、やっぱりGC。まぁ、王道だもんな〜。一方、源三さん絡みでは、源×守、源×翼、源×健らしき作品がありました。
そのほか、小次×健&健×小次は言わずもがなですね。
ちょっと変わった(?)ところでは、森崎×井沢、健×淳、滝×来生なんかも結構ありました。これらもそれぞれ同じ作家さんがたくさん投稿しているっぽい感じです。
源岬は残念ながら1つもなしで、ちょっと悲しい気分・・・
イタリアの腐女子のみんな!源岬って素敵なものよ!ハマってごらん!楽しいから!
話しは少々変わりますが、数年前、ヴェネツィア建築ビエンナーレで日本が 「オタク」 をテーマに出展したことがありまして、見に行ったことがあります。
下はその時に撮ってきた会場内の写真。

ピントが甘い上に小さいので見にくいですが、天井からぶら下がっているのは、男性向けゲームと思しき作品のポスター。
向かって左にある正方形の積み重なりは、フィギュアや食玩のショーケース。
手前に見えるのは、秋葉原と思しき街のジオラマ。
そして、奥の方に見えるのが、同人誌がぎっしり詰まった本棚です。もちろん、C翼のものもたくさんありました。ほとんど東邦系でしたが、畑違いの私でも名前を存じ上げているような方々の作品がズラリ。
本棚近辺には、「同人誌」 「やおい」 などについての説明パネルがありまして、「キャプテン翼」 も同人界の金字塔的作品としてちゃんと一項目になってました。
「やおいアニパロの隆盛を生む」 などと書いてあって、ファンとして誇らしいような、申し訳ないような、かなり微妙な気持になったのを思い出します。
つくづく、バケモノジャンルだったんだなぁ、C翼って。
さて、ここ暫く LOOKING BACK ということで私的な源岬&同人関連の過去のトークを掘り起こしてリサイクルしてきましたが、岬君ゆかりの第11弾までたどり着いたところで、ひとまず締めたいと思います。また、思い出したように掘り出してくるかもしれませんが。
今回、あーでもない、こーでもないと二次創作の設定と原作とのつじつま合わせに改めて頭を悩ませたりしてきたわけですが、「3109日」 で我らが陽一先生はこんなことをおっしゃっているんですよね。
「・・・僕自身は、結構いい加減に単なる”感覚”で描いている部分が多いので、漫画がこの資料通りかと言うと、”?”という気もしますし、つじつまが合わない部分、矛盾が生じている部分は(漫画の中でも)多々あると思いますが、そこはどうか、大きな気持ちで許してやってください」
もうね、原作者がこの心意気ですからね!天晴れ、陽一先生!
時間や交通費のことでちまちま考え込んでいた自分は、なんて小さい人間だったんだろうと反省することしきりですよ。大きな気持ちで全てを赦し、心の赴くまま、気の向くままに萌えていればいいのだと思います。
すべては源岬の二人の愛ので解決です!むしろ、「二人は 『どこでもドア』 を持っているからノープロブレム !」 くらいの気持ちで行かなければ!信じる者は救われる!
VIVA 源岬! VIVA キャプテン翼!
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 倉庫サイトにせよ、LOOKING BACKにせよ、何年も前にかいた古いブツのリサイクルばかりで
内心ちょっと忸怩たる気分だったりもしたのですが、初めて読んで楽しんで下さる方もいらっしゃるようで、
ほっとすると同時にとても嬉しく思っております。
 改めて、源岬、C翼って息の長いジャンルだなぁと思います。
 イタリア同人界も頑張ってるみたいですし、日本も負けてはいられません!
 合言葉は、VIVA 源岬!ですね!
 また遊びにいらしてくださいませ♪
先日、レスポンスが嬉しくて感想を書きまくった後、
送信ボタンをおしたら…サーバーエラーですべて消え去りました。
最後に主人公に関する無糖ブラックな見解を書いたせいでしょうか…。
私、今台湾にいるのですが、10日の新月から旧暦の8月が始まりました。
こちらではこの日から霊界の門が開いて、
すべての霊が人間界に出て来ると信じられています。
で、この時期に起こる妙なこと、奇怪なことは霊のせいって言う人もいます。
サーバーエラーも、もしかしたらそのせいでしょうか。
欧州版の名前もすごいですが、ちょっと調べたら中国語版は台湾、
香港でそれぞれ名前が違うみたいです。ちなみに台湾版は
岬太郎→龔大郎
若林源三→林源三 (源三さんだけ台香共通)
になってました。「トム&ベンジー」つったら猫とネズミが駆け回ってそうだし、
「龔大郎と林源三」っていったら時代劇ものっぽいです。
イタリアの同人界も進化(?)しているとは。
なんて根強い人気、そしてオタク文化がこんなに各国に浸透するとは。
先週、台湾大学のそばのスターバックスで現地の友達と待ち合わせしたんですが、
店内でコスプレしている子達を何人か見かけました。
「あの人たち何だか知ってますか?今日、大学の体育館で
漫画の同人誌の販売会をやっています。」
と聞き、店内を見渡すと確かに同人誌を読んでいる子が。
台湾大学は台湾トップの大学、日本で言えば東大です。
東大の体育館で同人誌即売会やってるようなもんです。
なんか、おおらかというか懐深いなあと思うと同時に、
まさか親日とは言え、オタク文化がここまで発展してるとは
思わなかったので驚きました。
今回もまたかおり様の洞察の深さに頷きつつ、
突っ込みの鋭さに快哉を覚えたりと楽しく忙しく読ませていただいたんですが、
「心臓移植のドナー待ちで入院している三杉君のお話」
で吹きました。なんかやっぱり着眼点が違う!
イタリア同人界恐るべし。また4年後ぐらいにいい具合に醗酵して、
ひょっとして源岬のおもしろさに目覚める人も出てくるんじゃないでしょうか。
どっちにしろ、一旦かかったら不治の病ですから。ゴホゴホ。
書き終えてみたら、エラーで消えてしまった感想とはまったく違う内容になってしまいました。
たぶん、これも霊のせいだと思います。
きっと今月いっぱい、台湾では都合の悪いことはみんな霊のせいに出来るんだと思います。
また、次のエントリを楽しみにしております♪
ええと、ちなみに夢に見れるならもちろん、父さんじゃなくて息子とその友達
(革ジャケ・革パン・黒眼鏡での出演可)の方がいいです。
うーん、無糖ブラックですか・・・私は最近時々そこにタバスコを入れたくなります・・・
そうなんですよ。イタリア版(というか、欧州版)だと、トムとベンジー、仲良く喧嘩しな♪ になってしまうのです。なんだかね〜。いや、仲良く喧嘩するのはいいんですけれどもね〜。
てか、「トーマス」と言われると、どうしても機関車が思い浮かんでしまう・・・
なんにせよ、イタリアの腐女子の方たちも更に進化を遂げて、早く源岬の素晴らしさに気が付いて欲しいものだと思いますよ。人生損してるぞ、君たち!
それにしても、日本のオタク文化の席巻ぶりたるや本当にすさまじい。
大学の体育館で同人誌即売会かぁ。それだけおおっぴらにやっているということは、オタクってわりとオープンな趣味なんでしょうかね?
そちらの同人界はどの程度の発酵ぶりなんでしょう。やっぱり女性向けの割合は結構なものなのかしら。
しかし、岬君の苗字は凄いですね〜!そして、源三さんの「若」が取れているのは、やはり、「こいつ見た目老けてるし」 ってことなのでしょうか。違うか。
外国の方々は着眼点が一味違いますよね。
あの三杉君、ドナーは見つかったのかなぁ。ある意味、今の日本ではとってもタイムリーな話題かも。
そして、革の上下にサングラスの源三さん。女の子よりも、むしろゲイの方々へのアピール度抜群だと思います・・・
8月もまだ半分残っておりますね。巷に跋扈する魑魅魍魎にお気をつけて(どうやって?)、素敵な夏をお過ごしくださいませ♪