Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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♥ 岬家の性教育
先日のエントリにもちらっと書きましたが、岬親子ってそろってその手のことに関してボケてるっていうか、オクテそうですよね。
いや、岬君はともかく、一郎さんのようないいおっさんにオクテもなにもないもんですが。
小学校の保護者会かなんかで、先生から、
「そろそろ子供たちも性に興味をもつ年頃です。今日お帰りになりましたら、ぜひお父さん、お母さんから、お子様たちに性についてのお話をしてあげてください」
とか言われて参考資料としてちょっとした小冊子まで渡されちゃって、その夜一日挙動不審になっちゃったりする一郎さん。
それでも、これも親の務めだと覚悟を決めるわけですが、
「太郎、話があるから、ちょっとそこに座りなさい」
「うん。なに?父さん」
ちょこんと正座をし、無垢な笑顔を見せる我が子を前に、途端に覚悟がヘナヘナになっていくわけです。
「ん?いや・・・その・・・ まぁ、今日はちょっと体の話をな」
「体の話?」
「そう。その、なんだ、いわゆる体だ。つまり、一言でいえば、体のことだな」
「うん」
「で、えー、お前はその、どうだ」
「どうだって、なにが?」
「え? あー・・・ あれだ、えー・・・ そうだ、最近、体の調子はいいのか」
「・・・? もちろん。どうして?」
「いや、元気ならばいいんだ、うん。元気が一番だ」
うんうん、とやけに真面目な顔で頷く一郎さん。
「父さん、話ってそれだけ?」
「え? いやいや、まだあるんだ。まだある。まだあるぞ、太郎」
「そうなんだ」
「そうだ。あ〜、えーとだな、その・・・ お前は、その、赤、・・・あ、いや、赤ちゃ・・・えー」
「赤ちゃ?」
「そう、そうだ、これ、お前は赤と赤茶どっちがいいと思う?ここの家の屋根の部分の色なんだが」
と、描きかけの絵をさしたりして一向に話が進まなかったりするわけです。
岬君も、「なんだか今日の父さん変だなぁ」 と思っているんだけれども、そこは何も言わずに律儀に聞いている。
で、さんざっぱら遠回りした挙句に、岬君が一郎さんが丸めて握っている小冊子に気が付いて、
「ところで父さん、それなに?」
「え?あ、これか?・・・いや、これはだな・・・」
と、ようやくそこで本題に入って行くんですが、いやぁ、その後の説明も一郎さんはしどろもどろでしょうな。
首にかけたタオルでやたらと汗をぬぐいながら、非常に古典的におしべとめしべの話から始めたりするんですよ。
岬君はだまって聞きながら、素直に 「なるほど」 と思っていてもいいし、読書家の岬君のこと、セルフ性教育済みで何でも知ってるんだけど、「まぁ、ここは知らないフリで黙って聞いておこう」 と思っていてもいいと思います。
なんにせよ、例えセルフ性教育で知識はばっちりだったとしても、我が家の岬君は基本的に恋愛の実践面ではオクテで照れ屋です。時に突然大胆だったりもするけど。
ま、実践の方は、源三さんにしっかりたっぷり教えてもらうといいと思いますよ。身も心も。
でも、一郎さんが冷や汗かきながらせっかくおしべとめしべの話をしてくれたのに、男同士じゃあんまり意味がないよな・・・
しかしさ、ひたすら科学的、医学的な説明に終始するなら一郎さんが多少照れる程度で済みますが、小学生くらいの性教育っておそらくそれだけじゃないわけで、「男の人と女の人が愛し合って赤ちゃんが生まれるんだよ。命って尊いんだよ」 とかいう話になると、「父さんと母さんが愛し合って僕が生まれたんだね。でも、愛し合ってたのにどうして別れちゃったの。尊い命なら、どうして母さんは僕を置いて出て行っちゃったの」 みたいなことになるよなぁ。
いや、岬君は直接一郎さんにそういう質問をぶつけたりはしないだろうけど、1人で考え込んじゃったりするよな〜、きっと。
そう考えると、これってなかなかシビアな話題でもあるな、岬家にとっては。
性教育に絡めて、その辺りを照れずにごまかさずにちゃんとお話してくれる一郎さんってのもアリだな〜。
赤ちゃんと言えば、翼に子供が出来た時の世間一般の大方の反応は、「翼って子供の作り方知ってたのか!」 だっただろうと思われます。
だって、かつての同人界では 「翼は赤ちゃんがサッカーボールから生まれてくると思っている」 という説がまことしやかに語られていたからな。
今回の連載で出産なのかな、早苗ちゃん。そろそろだよね。
それにしても、子供の名前、大舞と疾風だっけ? その田舎の暴走族みたいなネーミングセンスはどうなの・・・
それにだな、疾風はともかく、大舞ってな〜。
サッカーで 「ダイブ」 って、あんまりいい意味で使われなかったりするぞ。ファール取ってもらいたくてわざと大げさに倒れる事を 「ダイブ」 って言ったり、そういうプレイが多い人の事を 「ダイバー」 って言ったりするしなぁ。
まぁ、息子がサッカーやるとは決まってないので、いいんだけどさ〜。
なんにせよ、早苗ちゃんの安産を祈っております。
いや、岬君はともかく、一郎さんのようないいおっさんにオクテもなにもないもんですが。
小学校の保護者会かなんかで、先生から、
「そろそろ子供たちも性に興味をもつ年頃です。今日お帰りになりましたら、ぜひお父さん、お母さんから、お子様たちに性についてのお話をしてあげてください」
とか言われて参考資料としてちょっとした小冊子まで渡されちゃって、その夜一日挙動不審になっちゃったりする一郎さん。
それでも、これも親の務めだと覚悟を決めるわけですが、
「太郎、話があるから、ちょっとそこに座りなさい」
「うん。なに?父さん」
ちょこんと正座をし、無垢な笑顔を見せる我が子を前に、途端に覚悟がヘナヘナになっていくわけです。
「ん?いや・・・その・・・ まぁ、今日はちょっと体の話をな」
「体の話?」
「そう。その、なんだ、いわゆる体だ。つまり、一言でいえば、体のことだな」
「うん」
「で、えー、お前はその、どうだ」
「どうだって、なにが?」
「え? あー・・・ あれだ、えー・・・ そうだ、最近、体の調子はいいのか」
「・・・? もちろん。どうして?」
「いや、元気ならばいいんだ、うん。元気が一番だ」
うんうん、とやけに真面目な顔で頷く一郎さん。
「父さん、話ってそれだけ?」
「え? いやいや、まだあるんだ。まだある。まだあるぞ、太郎」
「そうなんだ」
「そうだ。あ〜、えーとだな、その・・・ お前は、その、赤、・・・あ、いや、赤ちゃ・・・えー」
「赤ちゃ?」
「そう、そうだ、これ、お前は赤と赤茶どっちがいいと思う?ここの家の屋根の部分の色なんだが」
と、描きかけの絵をさしたりして一向に話が進まなかったりするわけです。
岬君も、「なんだか今日の父さん変だなぁ」 と思っているんだけれども、そこは何も言わずに律儀に聞いている。
で、さんざっぱら遠回りした挙句に、岬君が一郎さんが丸めて握っている小冊子に気が付いて、
「ところで父さん、それなに?」
「え?あ、これか?・・・いや、これはだな・・・」
と、ようやくそこで本題に入って行くんですが、いやぁ、その後の説明も一郎さんはしどろもどろでしょうな。
首にかけたタオルでやたらと汗をぬぐいながら、非常に古典的におしべとめしべの話から始めたりするんですよ。
岬君はだまって聞きながら、素直に 「なるほど」 と思っていてもいいし、読書家の岬君のこと、セルフ性教育済みで何でも知ってるんだけど、「まぁ、ここは知らないフリで黙って聞いておこう」 と思っていてもいいと思います。
なんにせよ、例えセルフ性教育で知識はばっちりだったとしても、我が家の岬君は基本的に恋愛の実践面ではオクテで照れ屋です。時に突然大胆だったりもするけど。
ま、実践の方は、源三さんにしっかりたっぷり教えてもらうといいと思いますよ。身も心も。
でも、一郎さんが冷や汗かきながらせっかくおしべとめしべの話をしてくれたのに、男同士じゃあんまり意味がないよな・・・
しかしさ、ひたすら科学的、医学的な説明に終始するなら一郎さんが多少照れる程度で済みますが、小学生くらいの性教育っておそらくそれだけじゃないわけで、「男の人と女の人が愛し合って赤ちゃんが生まれるんだよ。命って尊いんだよ」 とかいう話になると、「父さんと母さんが愛し合って僕が生まれたんだね。でも、愛し合ってたのにどうして別れちゃったの。尊い命なら、どうして母さんは僕を置いて出て行っちゃったの」 みたいなことになるよなぁ。
いや、岬君は直接一郎さんにそういう質問をぶつけたりはしないだろうけど、1人で考え込んじゃったりするよな〜、きっと。
そう考えると、これってなかなかシビアな話題でもあるな、岬家にとっては。
性教育に絡めて、その辺りを照れずにごまかさずにちゃんとお話してくれる一郎さんってのもアリだな〜。
赤ちゃんと言えば、翼に子供が出来た時の世間一般の大方の反応は、「翼って子供の作り方知ってたのか!」 だっただろうと思われます。
だって、かつての同人界では 「翼は赤ちゃんがサッカーボールから生まれてくると思っている」 という説がまことしやかに語られていたからな。
今回の連載で出産なのかな、早苗ちゃん。そろそろだよね。
それにしても、子供の名前、大舞と疾風だっけ? その田舎の暴走族みたいなネーミングセンスはどうなの・・・
それにだな、疾風はともかく、大舞ってな〜。
サッカーで 「ダイブ」 って、あんまりいい意味で使われなかったりするぞ。ファール取ってもらいたくてわざと大げさに倒れる事を 「ダイブ」 って言ったり、そういうプレイが多い人の事を 「ダイバー」 って言ったりするしなぁ。
まぁ、息子がサッカーやるとは決まってないので、いいんだけどさ〜。
なんにせよ、早苗ちゃんの安産を祈っております。
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昨夜は書き急いだばかりに初めの挨拶を忘れてごめんなさい。
そして今日も、もう連日腹筋が鍛えられてます…。助けて!
う〜ん、あの澄んだ瞳で見られたら鋼鉄の覚悟も一瞬で粉々ですね。
それでも手を出せる度胸があるのは、
やっぱり源三さん以外にいない気がします。
不器用にしどろもどろでがんばる父さんも、
ごまかさずにきっちり説明する父さんも、
どれも一郎さんらしくていいな〜。
私が想像する父さんは、まさかのスルー!です。
持ち帰った小冊子を卓袱台の上に置いて終わり。
もう、端っから投げる。その内自然に覚えて行くだろうって。
父さんの当初予定とは若干違う路線ではあるけど、
後々オーバーラップしてきた若林君がきっちり合わせて来て、
そりゃもういろいろ教えてくれるから大丈夫(?)!
ところで、原作では主人公に息子が二人も生まれてるんですよね。
なんか翼ってサッカーしか考えてない気がするので、
どうもその人間ぽい設定がピンと来ません。
というか、源岬ばっかり考えてるから、他に想像力がいかないのかも。
今日もぐっすり眠れそうです!ありがとうございました。
いやいや挨拶の件などお気遣いなく!毎度楽しいコメントをありがとうございます♪
今回、萌えの勢いにまかせたらしどろもどろな一郎さんになっちゃいましたが、まさかのスルーは大アリだと思いますよ!
てか、これまでの岬家をまともに考えると、それが一番確率高いような。
だって、小学校の入学手続きを岬君自身にやらせちゃったりする人だもんな〜。
岬君はちゃぶ台の上に置かれた小冊子を見て、
「今日、保護者会に行ったらこの小冊子をもらったから読んでおきなさい、ってことか」と、例によって例のごとく行間を読むわけです。
で、読み終わった後、
「父さん、この間の小冊子読んだよ」
「そうか」
「うん。分かりやすくて、結構おもしろかった」
「そうか。よかったな、太郎」
「うん、父さん」
これですよ。これが正しい岬家のあり方のような気がします。
しかし、どんなパターンでも源三さんが実践を教えてくれるというのはお約束ですよね!頼んだぞ、源三!
そう、翼は2人の子持ちなんですよね〜。子供の作り方知ってたんですね〜。びっくりですね〜。
翼と早苗ちゃんのエピソードってやたらと唐突なんですよね。特に翼側が。
いきなりボクシング野郎と異種格闘戦が始まったり、大会の後にプロポーズしたり、突然短編で子供が生まれてたり。
早苗ちゃんの方はそれなりに切ない乙女心の描写がありますが、翼の方は感情の動きがとんと分からず突然アクションを起こすので、より一層ピンと来ない気が。
しかし、考えてみれば、翼って公私ともに苦悩や葛藤のない人生だよな〜。
まぁ、陽一先生仕様のラブストーリーを延々やられても困ってしまうので、なきゃないでいいんですが、仮にも主人公様の恋愛結婚事情がこんなに味気ないことでよいのかと思わないでもありません。
ま、源岬しか頭にないくせに大きなお世話だ!と言われるかも知れませんが。
ぐっすりお休みの南様の夢に、素敵な一郎さんが登場することを祈っております♪(え?いや?)