Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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♥ LOOKING BACK 10 /親子の絆
キャラのプライベートや人間ドキュメントがほとんど描かれないC翼界において、岬君のその手のネタの量と深さは群を抜くものがあります。
例えば、岬太郎というキャラを説明する場合、サッカー選手としての特徴だけでなく、生い立ちや特殊な家庭環境、そして最近では脚の怪我やらを抜きには語れないですよね。公式にこれほどプライベートな描写がある人って、C翼界広しといえども岬君だけだと思うのですよ。次点で小次郎かな。
逆に、キャラとしての重要度の割に描写が少ないのが翼と源三さん。源三さんなんか、原作じゃ金持ちってことくらいしか分からないしな。
その点、岬君は苦労してる分、背景に厚みのあるキャラになっていると思います。
え?ファンの欲目?まぁ、そうかもしれません。
でもさ、1人だけ 「サッカー選手」 としてではなく 「人間」 に焦点を当てた特別編を持ってるってのは、やっぱりこれは凄いことだと思んだよな〜。
放浪画家の父と共に全国を(リュック一つで)渡り歩く岬太郎。
母のぬくもりも知らず、けれどもいつも微笑みを絶やさず、明るく健気に生きる優しい少年。
陽一先生、自分が生み出したキャラクターながら、創作意欲が刺激されちゃったんだろうなぁ。この子の内面をもっと掘り下げてみたいと思ったんだろうなぁ。その結晶が、あの名作、「ボクは岬太郎」 なのだろうと思っています。
ある意味、先生自身による二次創作か。
そして、岬君を語る上で欠かせないのが、その父、岬一郎氏。
私的に、岬君が 「お父さん」 じゃなくて 「父さん」 と呼ぶのが非常にツボです。
以下、例によってリサイクル。
*****
岬親子ってすごくいいですよね。あのなんともいえない関係が。切ないような、哀しいような、それでいてほんわりと温かいような、一言では言えない、あの雰囲気。
岬親子という秀逸なキャラクターを生み出したというだけで、陽一先生のその後の狼藉の数々も許せます。
・・・少なくとも、許せるような気がします。
一郎さんは、岬君のお父さんという事を抜きにしても、とっても好きなキャラです。何故ならば私の理想の男の2番手である (1番はもちろん源三さん) スナフキンに似てるから。いや、もちろん姿形は全然似てませんが、醸し出す雰囲気がね〜。
この人って面白いですよね。だってさ、いくら画業のためとはいえ、普通、子供がいたら日本全国放浪の旅なんかには出ないと思うんだよね〜。リュック1つ背負ってさ。
しかも1か所にせいぜい2、3ヶ月しかいないわけで、よく考えてみなくたって、子供にとってはかなり可哀想な状況なわけです。更には、「太郎、いつものように手続きに行って来い」 とか言って、岬君自身に小学校の入学手続きさせてるしな〜。
子供のことをよっぽど信頼しているのか、ただ単に面倒なのか。
そしてまた、どうもあんまり日常生活能力がありそうにも思えない一郎さん。このお父さんの元で、岬君は家事全般得意になっていったのだろう、というか、ならざるを得なかったんだろうなぁ・・・
ただその一方で、仮に子供がいなかったらもっと気楽に放浪でもなんでも出来るだろうに、岬君をさっさとお母さんに預けなかったのは、やはり岬君のことを大事に思っているからなんだろうなぁと(まぁ、元奥さんとの間でどんな話し合いがあったのかは存じませんが)。
そんな訳で、世間一般の尺度でみると、もしかしたらあんまりいい父親とは言えないのかもしれないけど、こういうお父さんって、大人になってみたら凄くいいんじゃないかなと思うのです。
親がいつまでも自分の夢を持っているのって、子供として凄く嬉しいじゃないですか。子供の成功が自分の生き甲斐というよりも、親自身が夢や目標を持って頑張っている姿を見る方が、子供にとっては励みになるんじゃないかな。
「父さんの期待に応えるために頑張ろう」 っていうよりも、「父さんも頑張ってるから、自分も頑張ろう」 っていう方がさ。言葉では何も言わなくても、自分の生き方で何かを教えられる父親ってのは実にカッコいいですよね。
だからでしょうか、どうもこの二人、単なる親子というよりは、なんとなく 「同志」 という感じがします。
よく、「友達みたいな親子」 と言いますが、それともちょっと違って、やっぱり 「同志」 かな。それぞれ分野は違っても、いつでも一緒に戦っているっていうか。
岬君がお父さんについていくことを選んだのも、それだけ一郎さんが人間として魅力的だからなのだろうなぁと思うのです。(決して"山岡" より "岬" の方が格好いいから、という訳ではないと・・・)
岬君の子供時代はやっぱり結構寂しかったでしょうが、決して不幸ではなかったと思います。絵に描いたような幸福ではなかったかもしれないけど、岬家風に幸せだったのではないかな。
素敵なお父さんあって、素敵な息子あり。
まぁ、それでも将来、ビジュアル的には絶対似て欲しくないと切望しておりますが。
*****
我が家の2人はまだ誰にもカミングアウトしてませんが、一郎さんは、岬君と源三さんの仲に気が付いているのではないかと思っています。
だってさ〜、最初の頃はともかく、徐々に 「おや?」 って思うと思うんだよね。
一郎さんは良い意味で放任主義の人ですが、決してほったらかしというのではなくて、岬君のこと本当によく見て理解してあげてるしさ。
さて、我が家の一郎さんの場合ですが、岬君が初めて源三さんに会いに行った時は、流石に何にも思わないでしょう。
普通にドイツでの土産話を聞いて、「昔の友達に会えてよかったな、太郎」 くらいのリアクションだと思います。
が、それから岬君は毎週のようにドイツに行くようになり、毎日の食卓での会話でも源三さんの話題が多くなっていく。
岬君が1人の友達にこんなにも執着することってのはいまだかつてなかったわけで、一郎さんも少々驚くのですが、この段階ではまだ、「本当に気の合う友達が出来たんだな。よかったな、太郎」 という感じだろうと。
例え毎週末のことでも、息子が同性の友達に会いに行くのを見て、「怪しい」 とは思わないでしょうし、なにより岬君自身、最初は 「気の合う友達」 という認識だろうしね。
源三さんと会うようになって岬君は少しずつ変わっていき、デキちゃった後はそれこそかなり大きな変化があると思われます。
ただ、「色っぽくなった」 とは、父親が息子に対しては思わないんじゃないかな〜。なので、まぁ、「大人びた」 くらいで。
あ、大人っぽくなった息子を見て、「ドイツで女を覚えたか?」 とか思うかなぁ。
うーん、普通の男親だったらわりと思うかもしれないけど、岬親子はその辺そろってボケているので、そっちには頭が回らないような気がします。
優しくたくましく成長して行く息子を見ながら、「若林君から刺激を受けて、色んな事を学んでいるんだな。いい友達を持ってよかったな、太郎」 と思っていることでしょう。源三さんの影響だってことは、ちゃんと分かってる。
まさか、あらぬところに刺激を与えられ、あんなコトやこんなコトまで学んでいるとは、思わないでしょうが。
なんにせよ、一郎さんの場合、台詞の最後に 「よかったな、太郎」 を付けると、なんでも円満解決するような気がするので、とってもいい感じですね。
さて、問題は帰国後ですな。
源三さんに会いに、遥々ドイツまで行っちゃうわけです。このあたりで流石に 「おや?」 と思うよね。
ところで、今、ふと思ったのですが、源三さん、岬君への誕生日として航空券を送ったりしてるかもな〜。1年オープンとかのやつ。無駄にビジネスクラス。そうすると、岬君の負担もまた少し減りますね!
あ、そうしよう、そうしよう!
で、「Hand in Hand」で初めて自費で来たと。そういうことにしておきましょう。
そうすると、ここら辺りで一郎さんは気が付くわけですよ。
いくら若林君の家が裕福だといっても、航空券をプレゼントしてまで会いたいというのは、これはちょっと友情の域を出ている気がする。
太郎の方はどう思っているのか分からないけれど、若林君の方は友情以上の特別な感情を抱いているのではないか?と思い始めるわけです。
そういう前提でこれまでのあれこれを考えて見れば、確かに色々思い当たる節はある。
が、何か悪い影響があったわけではなく、むしろ岬君はよい影響を受けているので、一郎さんとしては源三さんに感謝しているところが多々あるわけで、とりあえず何も言わない。様子を見ようと思っているわけです。
ただ、このあたりから、ちょっと心の準備をし始めるのかな〜。
で、その後 「出世払い」 になるわけですが、これは、かなり決定打なのではないかと。
「出世払い」 の報告を受けた一郎さん、「お前たちが互いにちゃんと責任を持てるなら」 ってことでひとまず了承 (普通の親は、よそ様にそこまでお世話になるわけにはいかないと言って反対するような気がするけど、まぁ、その辺はスルーしておきましょう)。
が、人に甘えることを良しとしない太郎がそこまでして会いたい相手というのは、やはり単なる 「友達」 ではないのだろう。どうやら若林君だけでなく、あの子も彼に対して同じ気持ちを持っているのだな、と。
そんなこんなで2人の間を確信するに至るわけですが、一郎さんは 「太郎が幸せなら万事OK」 と思っているので、反対する気はありません。
そして、いずれ時が来たら打ち明けてくれるだろうから、それまでは自分からはなにも言うまいと思って黙っている。
そもそも、一郎さん自身フリーダムな人だし、ある意味 「異端」 な人生を送っているわけだし、そりゃ、最初はびっくりするでしょうが、男同士なんて大した問題ではないと思っていると思います。それにほら、芸術分野には多いしさ!
その後、一郎さんが代表の試合なり合宿の練習なりを観に行くわけですよ。で、そこで源三さんと岬君が何気ないやり取りを交わしたりしているのが見えたりするわけです。
遠くからなので、何を話しているのかはもちろん分からないんだけど、そこは親なだけあって、視線やら雰囲気やらしぐさやらで2人の間にある絆がしっかり感じ取れちゃったりするわけです。
愛し合う2人の様子を目の当たりにして、感極まる一郎さん。
「(前略 2分15秒)まったく、おまえはわしには出来過ぎた子だ。わしの仕事のせいでお前は各地を転々としなければならず、新しい土地で出来た友達ともすぐに別れなければならなかった。子供の頃は母さんがいなくて寂しくて辛かっただろうに、わしに気を使って何も聞こうとはしなかったな。それでも愚痴の一つも言わずにいつでも笑顔を忘れず、本当に優しく素直に育ってくれた。わしがフランスに留学することになった時もついて来てくれた。「僕は岬太郎」 というお前のあの言葉がわしはどれほど嬉しかったか!そしてその後もお前は (中略 7分39秒)
・・・太郎、昔からお前は明るく、朗らかで、思いやりのある心根のまっすぐな子だった。だが、若林君と再会してからお前はますます強く優しくなったな。それは愛する人、守るべき相手が出来たからなんだろう。だから父さんは喜んでお前たちを祝福するよ。ありがとう!ありがとう、若林君!太郎を頼みました。どうか幸せにしてやってください!そして太郎、若林君と巡り逢えてよかったな、太郎!幸せになるんだぞ、太郎!わしの自慢の一人息子、太郎!!」
と、細い目を潤ませ、心の中で橋田○賀子も真っ青の長セリフを言いながら、親バカ全開で一人盛り上がっていることと思います。
隣で観ている人は、さぞかし気味が悪いことでしょう。
とまぁ、一郎さんは気が付いているものの、岬君はとりあえず隠しております。
なぜ、我が家の2人は関係を隠しているのか。
まぁ、やっぱり岬君としては男手一つで育ててくれたお父さんに対して言いづらいでしょう。妙な差別をしたり、頭ごなしに反対したりする人じゃないって分かっていても、やっぱり打ち明ける覚悟をするには時間がかかるだろうと思います。
そのほかの人たちには、以前書いたように、バレると色々大変だし、ごく内輪だけってことにしておいてもひょんなことでどっかしらから話が漏れたりするものだから、いずれ打ち明けるべき人には打ち明けるにしても、当座は全面的に内緒ってことにしているわけです。
まぁ、うちのピー様は恋する美獣の本能で何となく察してますが。そして多分シュナイダーも薄々感づいている。源三さんがあけっぴろげだから。
そしてまた、二人から打ち明ける前になんとなく察している人もいるかもしれません。三杉君とか健ちゃんとかは鋭そうだ。
なんにせよ、これがある意味 「理論上」 (?) の理由。
それとは別に、もう1つ私の勝手な趣味による理由がありまして、それは何かと申しますと、要するに、「親に隠れて吸うタバコは美味しい」 って奴です。いや、私はタバコ吸わないですが。
「秘め事」 っていうくらいなので、隠してやってるのが淫靡でよろしいなぁと。隠せば隠すほど、エロスだなぁと。
本当は、事情を知っていて相談できる人がいてくれた方がいいんでしょうけどね、2人の精神衛生上。
でも、私の萌えのために、2人に余計な試練を与えておりますよ。
そんなことをしておきながらなんですが、幸せになるんだぞ、太郎!
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あの話もこの話も色々と語りたい事がいっぱいです。
かなり今更で申し訳ないのですが、旅費問題。
当時というか20年前のユーレイルパスは、1ヶ月有効で1等か2等のみだった気がします。
2等で5万円位。
昔はパリ―ハンブルクの夜行列車もあったようです。
で、後で知って衝撃的だったのが航空運賃です。
格安だと5、6千円くらい(本当に?)。しかも飛行時間は2時間強で到着してしまう。
岬くんの逢瀬は列車で、と刷り込まれてたので、かなりショックでした。(笑)
あ、うちの若林くんはまさしくチケット送り付けタイプです。
事前に言うと遠慮して断られる可能性が大なので、毎回勝手に送りつけます。
岬くんが使わないと無駄になるだけなので、遠慮するという選択肢が選べないようになってるのが好きなんです。
岬父と岬くんは親子というより同志に賛成。うちは更に酷くて同居人に近いです。
かおり様のとこはほのぼので羨ましい。
岬くんは、一人の単なる子供として親に甘えた事などほとんどないと思います。
ああ、まだまだ書き足らないのですが。
また、来ます。
いやいや、今更だなんて、源岬派にとって旅費問題はいつでもホットな話題ですよ!
当時の情報ありがとうございます〜!
やっぱりユーレイルは2等だけでしたか。しかも今よりかなり高いんですね。
でも、パリ−ハンブルクの夜行があったっていうのはちょっとホッとしました。
実はその後も、他にいいルートがないかなぁとしつこく調べたんですが、今はないんですよね、直行。
現在のパリ−ハンブルク間は、パリ−ケルンーハンブルクってのが一番近いルートっぽいです。
これだと7時間半くらい。寝台だとハノーヴァー乗り換えで12時間。
私としては、岬君は金曜日の夜に寝台でパリを出発し、土曜日の早朝に源三さんの家に到着。
その後1日一緒に過ごし、日曜日のお昼過ぎにハンブルクを出て、20時くらいにパリ到着って感じかなぁ。
いやぁ、結構な強行軍だなぁ。愛と体力がなければできないなぁ、と思ってました。
が!飛行機!
岬君の第一次パリ時代を舞台に2人のお話を書く度、
「今だったらヨーロッパ国内1万円くらいで往復出来ちゃうんだけどな〜」とか思ってたんですが、
なんと、当時の方が安かったとは!
昔は航空券が凄く高かったし、岬君は当然列車移動、と思いこんでおりましたよ。
とすると、金曜日、学校が終わったあとに2時間くらいでハンブルクに飛んで、その日の夕飯頃から一緒に過ごせるわけですね!
土曜日も丸々1日一緒で、日曜日は夕方に出発すればOKなわけですね!
う〜ん、トレヴィアン!
これまで書いたお話どうしようとか、これからどういう設定で書こうとか、新たな悩みが出来つつも、
2人が一杯一緒に過ごせることが分かって、すごく嬉しい気分です。よかったなぁ、岬君と源三さん!
長時間移動で体力を消耗しなくてすむのも、色々な意味で重要ですよね〜!
源三のチケット送りつけは萌えます♪
そうか、先手必勝が勝利へのパターンか。岬君の「遠慮しい」と「貧乏性」という性質を上手く利用して、
「せっかく送ってもらったのに使わなかったら逆に悪いし、もったいないし」という方向に持ち込むというのは、銀月様家の源三、なかなかの策士ですな。
そして、同居人一郎さんに思わず笑ってしまいました。
あの2人、互いに独立独歩で好きなことやってそうですもんね〜。
普通ならば、少なくとも子供の頃は両親にはわがまま放題言って好き勝手に甘えられるものですが、岬君はそれが出来なかったんですよね。
「ボクは岬太郎」の中の一郎さんの「いつからか、わしにまで気を遣って母さんのことをきかなくなった。きっと会いたくて会いたくてしかたなかっただろうに」というセリフを思い出すたびに、岬君の健気さと切なさに涙腺が緩みます。
そんな岬君だからこそ、源三さんにおもいっきり甘えさせてあげて欲しいものです。
おっと、随分長くなってしまいました。
色々な方の色々な設定や解釈がうかがえるのはとっても楽しいです。
そして、素敵情報ありがとうございました。どうぞまた遊びにいらしてくださいませ♪
“岬親子はその辺そろってボケているので、そっちには頭が回らない”
“一郎さんの場合、台詞の最後に 「よかったな、太郎」 を付けると、
なんでも円満解決するような気がする”
に激しく賛同です。
途中で一郎さんの長台詞が始まったとき、
「ん?こんなに長くしゃべるなんてめずらしいな〜」
と思ったら、なっがいひとり言だったんですね!
たぶん、いつも心の中ではこのぐらいいっぱいしゃべってるんだろうなあ。
でも、口から出るのは
「よかったな、太郎」
ひとこと。省略し過ぎ!
息子、ふだん父さんの発言の行間読んでるだろうけど、
こんなに長いの読み切ってるかしら。
かおり様、大丈夫、例え一人で感動して
ほっそい目からだらだら落涙していようと、そばにいる人には
「常人には見えない何かを感じ取っているんだろうな」
と思ってもらえますよ。なんてったって芸術家ですから!
一郎さん始め、わかってるけど、いや、わかってるから何も言わない
良き友人に見守られて、これからも密やかに愛を育んで行ってほしいですね。
やっぱり密やかってのがポイントです。
で、岬君は三杉くんとか健さん辺りにときどきチクッとこう、揶揄されるといいなあ。
で、どきっとしてくれるといいなあ。
今日もありがとうございました!
いやぁ、一郎さんって、岬君の試合を観戦しながら、心の中で息子大絶賛の長台詞を言っているイメージなんですよね〜。「わしの自慢の息子、太郎!」って。
まぁ、星一徹のちゃぶ台ひっくり返しみたいに、勝手に増幅されたイメージかもしれませんが。
実際に一郎さんの口からでる言葉数は少ないですが、岬君は慣れたものでちゃんと行間読みまくりです。
そうか、岬君が人の心の機微にさといのは、毎日一郎さんに鍛えられているからなのかも・・・
そして、由美子さんが出て行ったのは、一郎さんの行間を読み切れなかったからなのかも・・・
いずれにしてもこの親子、「よかったな、太郎」 「うん、父さん」 で全てが回ってる気がします。
「今日の試合、2アシスト、1ゴールだったんだ!」
「そうか。よかったな、太郎」
「うん、父さん」
とか、
「今晩のおかずは麻婆豆腐か」
「スーパーで豆腐とひき肉が特売だったんだ」
「そうか。よかったな、太郎」
「うん、父さん」
とか。
ひっそり、しかし熱く愛を育む源三さんと岬君。
からかうんだったら岬君のほうがからかい甲斐がありますよね。
源三さんは全然動じないから面白みがありません。逆に、当てられるだけ。
三杉君にはあの貴公子スマイルで、かな〜り突っ込んだコメントをしていただきたいものです。
何日も前のレスにレス、イエローな行為ごめんなさい!
ネットのどこかに潜む黒ヤギさんに食べられちゃった感想で、
どう〜〜してもこれだけは伝えたかったので許してください。
この、エントリといただいたレスで繰り広げられた
小さな小さな岬家の日常シリーズがとっても好きです。
個人的に麻婆豆腐編がツボ!
おそらく岬くんはあり合わせのものでサッと美味しいものを作れちゃう
真の料理上手で、源三さんは材料からいいもの揃えて、
シンプルな味付けの美味しいものを作れるタイプの料理上手だと思います。
ではでは、失礼いたしました。
いえいえ、何日前の記事やレスにレスしていただいても全くノープロブレムですよ!
楽しいメッセージ、ありがとうございます♪
岬家の日常は会話は少なくても、まったり温かい雰囲気なのだろうなぁと思います。
なんだかんだで、あの親子ってよく似た雰囲気ですよね。
あくまで雰囲気だけで、容姿は決して似ておりませんが。
そうそう、岬君は主夫歴長いですし、あり合わせの材料と想像力(創造力?)でささっと美味しいものを作れちゃうタイプだと思っています。キッチンでもファンタジスタ!岬君の家事能力は原作公式ですもんね!
源三さんもなんだかんだで1人暮らし長いので、ちゃんと家事は出来るんだろうと思っております。材料にこだわる男の料理の典型っぽいですよね。
なんにせよ、2人でいれば幸せな食卓って奴ですよ♪