Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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☆ GOAL ? 200 !
10月28日の対フロジノーネ戦でデル・ピエーロがユーヴェでの200ゴール目を達成!
もうね、199ゴール目が決まってからというもの、200ゴール目の喜びのダッシュに備えてずっとクラウチングスタートの体勢で待ってたよ!ゲンを担いでブログでも話題にしないようにしていたよ!3試合分約1ヶ月間、随分待たせてくれたじゃないか、キャプテン!
今回は10月28日の土曜日、11月1日の水曜日と2試合続けてのホーム戦。つまり5日間で2試合が観られるわけです。更にはそのどっちかの試合でデル・ピエーロの歴史的な200ゴール目@ユーヴェが決まるかもしれない 、となればこれは行かないわけにはいかんでしょう!
てなわけで、居ても立ってもいられずに万難排して遠征して参りましたよ、トリノはスタジオ・オリンピコ!

現在ユーヴェのホームスタジアムであるデッレ・アルピが改修中なので、トリノのホームのスタディオ・コムナーレを一緒に使わせてもらっているのですが(ユーヴェが使うときはスタ ディオ・オリンピコと呼ぶ)、7万近い収容人数のデッレ・アルピに比較して2万7千ほどなので、ピッチが近くていい感じでした。やっぱこれくらいの大きさが一体感があっていいよなぁ。デッレ・アルピに比べて交通の便もいいし。
10月も末だというのにかなり暖かくて、正に絶好の観戦日和。更にはこの日のフロジノーネ戦はキャンペーン中につき、一部センター席を除いて女性は5ユーロで観られるという嬉しいおまけつきでした。 これがチケット。


上の写真はスタジアム周辺のグッズ屋さん。
一方、スタジアムの中には懐かしさ漂うこんなブツが。

ブッフォンの隣で男の子が顔を覗かせています。背が届かなくて顔が肩にめり込んだみたいになっているのはご愛嬌。

上の写真は北クルヴァ(ゴール裏)。「VIKING CURVA NORD」(ヴァイキング 北クルヴァ)の横断幕が目立っております。ゴールを奪うヴァイキングってわけですな。
で、ちょっと分かりにくいですが、その下の階の客席ではマスゲームで緑白赤のイタリア三色旗を作る準備をしています。要するに、去年のスクデットは俺達のもんだっていう意味。ま、フロジノーネ・サポからは凄いブーイングでしたが。
一方下の写真は反対側の南クルヴァ。こちらも凄い旗の量でしたよ。因みに私はこっち寄りの東側サイド席にいました。

下はフロジノーネの皆さん。フロジノーネはローマの南にある街です。

さて、肝心の試合なのですが、9日間で3試合が予定されていることもあり、ターンオーバーを取ってデル・ピエーロはベンチスタートでした。先発の発表にスタジアムはちょっとがっかりムード。やっぱみんな200ゴール目を待ってるんだよねー。
が、出てようと出てまいと、クルヴァの皆はでっかい旗を振り、デルピの応援歌を歌ってましたよ。下の写真は「10 DEL PIERO」の旗。数ある旗の中でも一際デカかった。シンプルだけど、こういうのって選手は嬉しいだろうなぁ。


上は我らが金髪王子・ネドヴェドさん。相変わらずの運動量でここかと思えばまたあちらの神出鬼没ぶりだったのですが、どこにいようともすぐに分かるからいいよな。前半は彼のサイドだったんで 仕事っぷりがよく見えて嬉しかったです。

前半立ち上がりは今ひとつでしたが、半ば頃からぼちぼちチャンス到来。が、いいところまで行くのになかなか決まらないのですよ。ボジノフのゴールも妙なオフサイド判定で取り消されちゃったし。
そんなわけで、結局前半は0−0で折り返しでした。

上はハーフタイムの間に撮った近くの子供達。やっぱりデル・ピエーロとネドヴェドのユニが圧倒的に多かったです。10番と11番が隣同士並んでるとなんだか嬉しくなってしまうのはやはり刷り込みなんでしょうな。
トレゼゲとブッフォンのユニが少なかったのはちょっと意外だったなー。私の周りはほぼ全員デルピかネドヴェドだったよ。左下の写真の中の男の子が唯一イブラヒモヴィッチを着ていたくらい。ま、ズラタンはもういないけどなー。
もうね、199ゴール目が決まってからというもの、200ゴール目の喜びのダッシュに備えてずっとクラウチングスタートの体勢で待ってたよ!ゲンを担いでブログでも話題にしないようにしていたよ!3試合分約1ヶ月間、随分待たせてくれたじゃないか、キャプテン!
今回は10月28日の土曜日、11月1日の水曜日と2試合続けてのホーム戦。つまり5日間で2試合が観られるわけです。更にはそのどっちかの試合でデル・ピエーロの歴史的な200ゴール目@ユーヴェが決まるかもしれない 、となればこれは行かないわけにはいかんでしょう!
てなわけで、居ても立ってもいられずに万難排して遠征して参りましたよ、トリノはスタジオ・オリンピコ!

現在ユーヴェのホームスタジアムであるデッレ・アルピが改修中なので、トリノのホームのスタディオ・コムナーレを一緒に使わせてもらっているのですが(ユーヴェが使うときはスタ ディオ・オリンピコと呼ぶ)、7万近い収容人数のデッレ・アルピに比較して2万7千ほどなので、ピッチが近くていい感じでした。やっぱこれくらいの大きさが一体感があっていいよなぁ。デッレ・アルピに比べて交通の便もいいし。
10月も末だというのにかなり暖かくて、正に絶好の観戦日和。更にはこの日のフロジノーネ戦はキャンペーン中につき、一部センター席を除いて女性は5ユーロで観られるという嬉しいおまけつきでした。 これがチケット。


上の写真はスタジアム周辺のグッズ屋さん。
一方、スタジアムの中には懐かしさ漂うこんなブツが。

ブッフォンの隣で男の子が顔を覗かせています。背が届かなくて顔が肩にめり込んだみたいになっているのはご愛嬌。

上の写真は北クルヴァ(ゴール裏)。「VIKING CURVA NORD」(ヴァイキング 北クルヴァ)の横断幕が目立っております。ゴールを奪うヴァイキングってわけですな。
で、ちょっと分かりにくいですが、その下の階の客席ではマスゲームで緑白赤のイタリア三色旗を作る準備をしています。要するに、去年のスクデットは俺達のもんだっていう意味。ま、フロジノーネ・サポからは凄いブーイングでしたが。
一方下の写真は反対側の南クルヴァ。こちらも凄い旗の量でしたよ。因みに私はこっち寄りの東側サイド席にいました。

下はフロジノーネの皆さん。フロジノーネはローマの南にある街です。

さて、肝心の試合なのですが、9日間で3試合が予定されていることもあり、ターンオーバーを取ってデル・ピエーロはベンチスタートでした。先発の発表にスタジアムはちょっとがっかりムード。やっぱみんな200ゴール目を待ってるんだよねー。
が、出てようと出てまいと、クルヴァの皆はでっかい旗を振り、デルピの応援歌を歌ってましたよ。下の写真は「10 DEL PIERO」の旗。数ある旗の中でも一際デカかった。シンプルだけど、こういうのって選手は嬉しいだろうなぁ。


上は我らが金髪王子・ネドヴェドさん。相変わらずの運動量でここかと思えばまたあちらの神出鬼没ぶりだったのですが、どこにいようともすぐに分かるからいいよな。前半は彼のサイドだったんで 仕事っぷりがよく見えて嬉しかったです。

前半立ち上がりは今ひとつでしたが、半ば頃からぼちぼちチャンス到来。が、いいところまで行くのになかなか決まらないのですよ。ボジノフのゴールも妙なオフサイド判定で取り消されちゃったし。
そんなわけで、結局前半は0−0で折り返しでした。

上はハーフタイムの間に撮った近くの子供達。やっぱりデル・ピエーロとネドヴェドのユニが圧倒的に多かったです。10番と11番が隣同士並んでるとなんだか嬉しくなってしまうのはやはり刷り込みなんでしょうな。
トレゼゲとブッフォンのユニが少なかったのはちょっと意外だったなー。私の周りはほぼ全員デルピかネドヴェドだったよ。左下の写真の中の男の子が唯一イブラヒモヴィッチを着ていたくらい。ま、ズラタンはもういないけどなー。

こちらは後半開始直前のトレゼゲとカモラネージ。
さて、後半もそれなりに攻めるもののゴールには至らず、逆に相手にいいチャンスがあったりして相変わらずの0−0。
今ひとつピリッとしない内容に徐々にスタンドの苛々が募り、それと共にデル・ピエーロ応援歌がいよいよ盛り上がってきたころ、ようやく来ました!後半15分、ボジノフ OUT デル・ピエーロ IN!
交代アナウンスが流れた途端、スタジアム中に拍手と大歓声が起こり、盛り上がり捲くりの歌い捲くり。デルピって愛されてるよなー、としみじみ思いましたよ。
そのデルピ、最初は今ひとつ流れに絡めずにいたのですが、そこは我らがキャプテン、やっぱり決めるところはきっちり決めてくれるのさ!
後半29分、相手キーパーがミスしたこぼれ球をエリア外からネドヴェドがシュート → ポストに当たって跳ね返りトレゼゲの前に → トレゼゲが膝で横にいたデルピにパス → デル・ピエーロが右足でゴール!
もうねー、あの瞬間はきっと一生忘れないね。胸が一杯っていうのはああいうのを言うんだろうなぁ。
もちろん回りの皆も、「ゴール!」「デル・ピエーロだ!」「やったー!」の大騒ぎ。場内にはすかさず大音響で祝福の音楽が流れ(何故か青春ドラマのBGMみたいな微妙な音楽だった)、続いて高々と響き渡る場内アナウンス!
アナ:「ユヴェントスで!」
観客:「オーレ!」
アナ:「200ゴール目を」
観客:「オーレ!」
アナ:「決めたのは!」
観客:「オーレ!」
アナ:「我らがキャプテン!」
観客:「オーレ!」
アナ:「アレッサンドロー!」
観客:「デル・ピエーロ!!」
打ち合わせしてたのか、ってくらいアナと観客が息ぴったりでしたよ。で、その後はスタジアム中でデルピの応援歌を大合唱。
やー、200ゴール目を生で見ることが出来て、あの大合唱に参加することが出来て本当に良かったよ。7時間半掛けて遥々トリノまで来た甲斐がありました。そしてやっぱりホームで、白黒ユニで決めてくれて良かった!
いわゆるデル・ピエーロらしい芸術的なゴールというわけではなかったけど、ネドヴェド→トレゼゲ→デルピというラインで決まったのは嬉しい限り。
なにより、ここ数試合調子を落としてると言われつつも、点が取れずに膠着してるところにサポーター達の歌声に押されて出てきてきっちり決めて、チームを勝利に導くってのがいいじゃないの。まだまだ主役は俺だ!って感じで嬉しかったよ。やっぱり観ていて面白いプレイをしてくれるしなー。 デルピの上手いプレイに後ろの兄ちゃんたちが、「やっぱデル・ピエーロだよなぁ」としみじみ呟いてました。
さてさて、ゴールが決まるや、南北クルヴァに新たな横断幕登場。まずは北から。

「200 FIRME UN NUMERO UN NOME 10 DEL PIERO」(200のサイン 1つの番号、1つの名前。10番 デル・ピエーロ」
「200 VOLTE GRAZIE!」(200回のありがとうを!)
その上のはちょっとなんと書いてあるのか判読不可能。この横にも
「PINTURICCHIO NE HA 200 PENNELLI」(ピントゥリッキオ(デルピの二つ名)は200本の筆を持つ)という横断幕もありました。
みんな199ゴール目が決まった時から毎回用意して観戦に来てたんだろうなぁ。

そしてこちらは南クルヴァ。
「200 GOAL ONORE A DEL PIERO CAMPIONE VERO IMPERATORE BIANCONERO」(200ゴール デル・ピエーロに栄誉あれ 真のチャンピオン ビアンコネロの皇帝)という横断幕。訳すと分からなくなってしまいますが、原文の太字部分にご注目。何気なく韻を踏んでいるのですよ。この辺りは流石。
これは試合後の写真なのですが、サポーターに挨拶しているデルピとネドヴェドが言われなきゃ分からないくらい、というか、言われても分からないくらいもの凄く小っちゃく右端に写ってます。
この後デルピは気前良くユニの上下及びアンダーシャツまで客席に投げ込み、最終的にパンツ&サポーターだけになってロッカールームへ帰って行きました。
デルピの記念すべき200ゴール目だけでなく、攻守に活躍のネドヴェドも、カモラネージのドリブルも、トレゼゲのオーバーヘッドも、パーロの年に似合わぬ落ち着いたプレイも、連携できてきたブームソンも、バルザレッティのクロスも、ブッフォンのスーパーセーブも、色々観ることが出来て楽しかったです。やっぱスタジアム観戦はいいよねー。
つかね、やっぱブッフォン凄いわ。今まで何度かユーヴェの試合をスタジアムで観てますが、こんなに近距離で彼のプレイを観るのは初めてだったんで、ちょっと感動しましたよ。
この試合で無失点記録を571分に伸ばしましたが、Bでやってるとは言え、時に、「敵は内部にあり」 と言いたくなるような今季のDF陣での無失点は本当に凄い。
スタジアムを出た後も、デル・ピエーロの応援歌を歌ってる集団がいたり、ユヴェンティーニはみんな幸せ一杯の帰り道でした。スタジアム前のバス乗り場にはこんな旗を掲げてる兄ちゃんも。
「DEL PIERO MODELLO DI VITA FUORI E DENTRO IL CAMPO !! 」
(デル・ピエーロは人生のお手本。ピッチの中でもピッチの外でも!!)


こちらは200ゴール記念にスタジアム外のグッズ屋で買ったユーヴェのマスコット人形。ドゥエチェント(200)と命名致しました。
ただ、ここだけの話、デルピの記念なのに、なんとなく顔がブッフォンに似ているような気が・・・ あ、いや、そんな、ブッフォンが馬面などと決してそんな失礼なことが言いたいわけでは・・・ 鼻先の黒い部分が髭剃り跡を思わせるとか、トロンとした青い目もそんな感じだとか、そんなことが言いたいわけでは決して・・・

翌日は張り切って朝一でスポーツ新聞3紙を購入しましたよ!この日はミラノダービーがあった(4−3の凄い試合だった)ので話題を2分という感じでしたが、TUTTOSPORTはトリノの新聞だけあってデルピがでっかく一面の上、それ以外にも丸6ページの特集記事。
夜、ホテルのテレビで全200ゴール特集を見たのですが、色々と思い出が蘇ってきて懐かしかったなぁ。色々あったよね、この13年間・・・
因みに200ゴール目は、自分自身と今までのゴールを一緒に喜んでくれた人達に捧げるゴールなんだそうな。
デル・ピエーロ、改めて200ゴール達成おめでとう&ありがとう!
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