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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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◆ サ.イ.ボ.ー.グ.0.0.9 平.成.版.アニメ感想 (第45話)
第45話覚書き。

#45 「さよなら、ドルフィン」


「さよなら、ドルフィン」 と言われても、あんまり感慨深さがないのはなぜだろう。平成版ってあんまりドルフィン号と苦楽を共にしたっていう印象がないんだよなぁ。結構活躍してたと思うんだけども。
 まぁ、ジョーがほとんど操縦席に座ってないので、私個人の思い入れが少ないだけかもしれませんが。

 戦いを翌日に控え、ドルフィン号のデッキで流れ星を見る3と9。
「お願い事をした?」と尋ねるフランソワーズに、
「平和を祈ろうかとも思ったんだけど、これから闘いに行く僕が平和を祈るのはなんだか矛盾してる気がして・・・」と答えるジョー。
 どうしたんでしょうか。「ヨミ編」に入ってからのジョーはやたらと発言が知的です。

 さて、前回の闘いの最中に行方が分からなくなったヘレンですが、お亡くなりになったのかと思いきや、彼女そっくりな女性と一緒に再び00ナンバー達の元に現れます。
 そっくりさんはヘレンの双子の妹のビーナ。バン・ボグートの屋敷で6と7が見かけた女です。
 で、色々語ってくれるのですが、ややこしいので箇条書きでまとめましょう。

・ヘレンとビーナは地下帝国ヨミの住人プワ・ワーク人。
・プワ・ワーク人はザッタン人に奴隷として支配され、食料とされていた。
・ザッタン人は翼の付いたトカゲのような姿をしており、催眠光線を使う。
・ある日ヨミにバン・ボグート率いるBGがやってきてザッタンを駆逐し、プワ・ワーク人たちを解放してくれた。現在、プワ・ワーク人はBGを救世主として崇め、彼らの支配下入っている。
・現在地上を騒がせている巨大生物は、ヨミで独自に進化を遂げた生物。それをBGが利用している。
・現在、ザッタン人の残党は復活の機会を伺っている。
・ヘレンとビーナは双子どころか5つ子姉妹。ほかの3姉妹(アフロ、ダイナ、ダフネ)は現在ヨミに残っている。
・プワ・ワーク人は基本的に多胎児出産。食料増産のため、ザッタンに「改良」された。
・プワ・ワーク人の多胎児兄弟姉妹は精神感応力が強く、互いの思念を読んで意思疎通も出来る。
・上記の特性を生かし、BGはヘレンを催眠術にかけて記憶を喪失させ、完全に心を解放した状態にし、監視カメラ役として00ナンバーの元に送り込んだ。ヘレンの見たもの聞いたものはそのまま他の4姉妹にも分かるという寸法。
・5姉妹もこれまでバン・ボグートに従っていたが、00ナンバー達を攻撃する際、ビーナが「ヘレンを避難させてからにして欲しい」と頼んだのに「プワ・ワーク人の1人や2人知ったことか」と聞き入れてもらえず、そこで「BGもザッタンと同様、プワ・ワーク人を道具としか思っていない」と悟った。
・真の自由を求めて00ナンバー側に付いてBGを倒すことを決意。
 
 以上です。
 箇条書きにしても長いぞ。

 さて、そんなこんで、BGの本拠へ殴り込みに行きましょう、私が案内しますというビーナ。
 すかさず彼女に疑いの目を向けるハインリヒとジェット。ヘレン自身も知らなかったとはいえ、彼女が監視カメラ役だったってことで姉妹への疑惑倍増なわけです。
「みすみす罠にかかりに行くようなものだ。まだこいつを信じるのか」
 と言うハインリヒに、
「信じる信じないの問題じゃない。どちらにしても僕たちはBGと戦わなくちゃならない。だったら敵の本拠地に乗り込んだ方がチャンスがある。それに、このままずるずると当て所もなく戦う時間的、戦力敵余裕は僕たちにはない」
 と主張するジョー。

 おお。
 おお!

 ジョーがハインリヒをぐうの音も出ないほどに説得している!
 一瞬、主役かと思ってしまったよ!

 で、ジェロニモが「009の言う通りだ」と賛意を示し、ジェットが「まさかお前に説得されるとはな」と肩をすくめてみたりして。
 しかしあれだね、平成はハインリヒがリーダーかと思いきや、影の総番長はジェロニモだね。ジェロニモが「○○の言う通りだ」って言えば、その人が正しいのです。いわゆるひとつの太鼓判。

 で、敵地に赴くのですが、何故だか行動が読まれており、熾烈な攻撃に晒される00ナンバーたち。
 どうやら5人姉妹の末っ子ダフネが恐怖のあまり裏切って、バン・ボグートに情報をリークしている模様。
 爆撃でドルフィン号のどてっ腹を撃ち抜かれ、エマージェンシーコールが鳴りまくり。で、破損部から敵が乗り込んできて、ドルフィン号館内で白兵戦に。
 この辺いいですね。やっぱり「009」の魅力は白兵戦ですからね。しかもドルフィン館内での戦いってちょっといいじゃないですか。
 てか、ドルフィン号ってでかいんだな!ちょっとした豪華客船くらいの規模なんですが、そんなんが空飛んでたのか。今更ながらびっくりだ。

 あちこち破壊されてどうしようもなくなり、泣く泣くドルフィン号を捨てることを決意。
 最後まで何とかしようと粘るピュンマが良かったなぁ。悔しそうに「くそっ!」と言い、コントロールパネルを両手で叩く姿にぐっときたぜ。彼はずっとメイン操縦だったもんね。ドルフィン号への愛着も人一倍なんでしょう。

 さて、張々湖操縦のモングランに乗り込み逃げようとするも、射出システムが作動せず出発できない。
 外の手動レバーで切り離すしかないけれど、今外に出たらモングランに戻ってくることはできずにその場に取り残されてしまう。
 さてさてどうする!?
 というところで、ビーナが外へ飛び出していきます。それを追うハインリヒ。
 自分は犠牲になってもBG打倒のために00ナンバー達を出発させたいというビーナ。彼女の本気を見たハインリヒ、これまでの疑いを捨てて一転ビーナを信じることに。
 
 で、お陰さまでモングランは無事出発。
 残された2人はどうするのかと思いきや、「息を止めてろ」と言ってビーナをお姫様だっこし、海に飛び込むハインリヒ。どうやら泳いでモングランに追いつくつもりらしいのですが、一体、生身の人間にどれだけ息を止めてろとおっしゃるんでしょうか。
 その後、手を繋ぎ、ゆらゆらと水中を漂う4とビーナ。水中で会話をしてるんですけれども一体どういうこっちゃ、っていうか、なんじゃね、この妙なラブラブモードは??
 のんびり水の中を漂ってても大丈夫なんだったら、そんなに大騒ぎする必要はなかったんじゃないの?
 てか、そもそもピュンマに行かせて、彼が後から泳いで追い付けばよかったんじゃないの?
 
 ・・・こういうシーンに素直に感動出来なくなったのは、年をとった証拠でしょうか。
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