Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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◆ サ.イ.ボ.ー.グ.0.0.9 平.成.版.アニメ感想 (第42話)
第42話覚書き。
#42 「明日へ・・・」
さて、ミーとフィルからの協力要請に応じた00ナンバーたち。作戦としては、
皆で同調してジョーに呼びかける → ジョーが反応→どこの時代にいるか判明 → ミーがその時代に00ナンバー達を送る → 帰りはリナの力で戻ってくる
という手順らしい
で、00ナンバーたちがジョーに呼びかけるんですが、これがなかなか上手くいかない。
飽きっぽいジェットが、「やってられるか、こんな子供だまし!」 と言いだすのがとてもお約束です。
しかし、同調までにかなりの時間と集中力が必要らしいんだけど、ジョーとリナはいともあっさり同調してすっ飛んで行ったがのう。
ジョーとリナは相性抜群ってことなんでしょうか。
それとも実は皆、大してジョーのことを心配してないんでしょうか。
さて、その後無事にワープに成功し、00ナンバー+リナが再会してもとの世界に帰ることに。ギルモア博士の事を思って心を一つにすることで、博士の元へ戻れるというのです。
リナってギルモア博士のこと知ってたっけ?
・・・まぁ、いいや。
しかし、こうなると、前々回のエスパーたちの作戦がよく分からなくなってくるな。
ドルフィン号を攻撃して、00ナンバーたちが皆揃って 「ドルフィン号が!」 と思ったところをすっ飛ばす手はずだったみたいだけど、実際のところは、「ドルフィン号が!」 と思ったら、、ドルフィン号のところに移動するだけなんじゃ?
さて、一生懸命集中するものの、なかなか飛べない00メンバーたち。
何故かと思ったら、ジョーの心に迷いがあるからなんですね。ジョーも上記のことを疑問に思ったのかと思ったらそういうわけじゃなく、
「平和な未来を信じて戦ってきたのに、これまでの自分たちの戦いは無駄だった。元の世界に戻っても、再び無意味な戦いを繰り返すだけ・・・」
ということらしい。
前回で 「僕は平和な未来を信じて戦っている」 と言ってましたからね。現実がこんなもんだと知ったら、そりゃ、やる気をなくすでしょう。平成ジョーらしいですな。
そんな迷える島村君を一喝するのはジェロニモ兄さんです。
「言いたいことはそれだけか」
ですって!こえー!
「俺たちは決められた未来を信じているわけじゃない。未来を自分たちの望む形に変えることを信じて、そしてこの仲間たちを信じて戦ってきたんだ」
って言うんだけれども、ここまで来てもどうもそれほど 「仲間たち」 って気がしないのが困りもの。だって、さっきジョーに呼びかけた時も、 みんな名前じゃなくてコードネームで呼んでるっすよ。微妙だよねぇ。
やっぱ、コードネームで呼んでる間はお仕事中って感じがしてしまう。これまでジョーとフランソワーズ以外は名前で呼び合っていることが皆無なわけで (この2人にしたって偶にだし)、どうもその辺が、「職場の同僚」 くらいにしか感じられない原因なのではないかと。
さてさてギルモア博士のもとに戻ってきた00メンバーたちとケインとの最終決戦。ミーとフィルはもう00ナンバーたちと闘う気はないので、相手はケインだけです。
で、改めましてジョーVSケイン。
いきなりジョーが片膝を折ってその場に跪いたので、ケインがテレパシーで膝カックンをやったのかと思ったら、違いました。そうだよなぁ、未来から来たエスパーがいくらなんでも膝カックンはないよなぁ。
実際は、ギルモア博士の心を読んで、ジョーの体について学習したらしい。
まぁ、いやらしい!ジョーの体の隅々まで知り尽くしているというのね!
で、ジョーってちっちゃなパーツを破壊しただけで、動けなくなっちゃうんだっていうんですが、いやぁ、これはちょっと萌えたぞ!こういう機械な話は大好きだ!
小さいパーツを壊され、両足を折られて動けなくなるジョーというのはワタクシ的にはとってもツボでした。
体のあちこちを破壊されてもはやこれまでかと思いきや、例のペンダントを握ったリナがケインに飛びかかり、一緒にシンクロワープしてどっかへ行っちゃった。
あ、リナの恋人のニコルを殺したのはケインだったんでした。
ケインはとうの昔に記憶が戻っていたので、別にガモ博士に操られていたわけではないんだって。闘いが面白くなったので、00ナンバーに助けを求めにいったりして邪魔になったニコルを殺したそうな。
そんなこんなで、またもや敵が勝手に自滅しての棚ボタ勝利です。
フィルは老化でさようなら。ミーは過去が変わったことで存在が消滅。
ところで、イワンは同じエスパーなのになぜ力を使っても老化しないのかと思ったら、この老化現象ってのは、未来から過去への移動途中にラビリンスに引っかかったのが原因だったんだって。ラビリンスの不思議な力の作用らしい。
で、ラビリンスに巻き込まれる前にはぐれたニコルはその影響を受けていなかったから、ジョーたちのもとに現れた時も老化してなかったんだってさ。
ふーん。
ラビリンスがなんだか分からないから、どうしてそうなるのかも分かりません。分からないことを逆手にとってつじつま合わせをするとは、やるな、スタッフ。
さて、ここになっていきなり出てくるイワンとガモの父子問題。
なんでもイワンには先天性の病気かなんかがあって、ガモ博士はイワンの命を救うために脳外科手術を施したんですってよ。
「自分の子を愛さない親がいるか!」 とギルモア博士に向かって言っちゃったりして、ワタクシのテンションだだ下がり。
失望したよ、ガモ。私の知っている貴方は、そんな詰まらない男ではなかったよ。
「イワンがあなたと話したがっています」 と言われても、「話すことなんかない!あいつは研究材料に過ぎん!」 と言ってのける、スケールのでっかいマッドだったはずだよ。
・・・いやまぁ、それは79年版のガモ博士であって、原作ではもともとあんまり出てこないんでどっちが正しいとかっていうのはないわけで、要するに単に好みの話なんだけどさ、中途半端に 「本当はいい人だったんです」 「悪党の彼にも、隠された辛い過去が・・・」 みたいなのは詰まらんよねぇ。悪としての生き方がブレとるよ。悪は悪を全うしてこそ輝くんだよ。
今シリーズ、善側の00ナンバー達のキャラも大概ブレブレですが、だからガモさん、せめてアンタにだけは一本筋の通ったマッドでいて欲しかったよ。
大体、延命のための手術云々って言ったってさ、なんでそのためにエスパー手術までせにゃならんのよ、っつー話だし、そのあと研究費のためにモルモットとして売ってるわけだしさ、どう頑張ったって言い訳の立つわけがない。
だったらいっそ潔く、「子供?下らん!そんなもん、作ろうと思えばいくらでも作れるわ!それより研究じゃ、研究!」 くらいの方が見てるこっちもすっきりするんですが。
やっぱり、昨今の放送コードではまずいのかねぇ。
ラスト、「イワン、ガモも本当はお前のことを・・・」というギルモア博士に対して、「分かってる。分かってるよギルモア博士」 とイワンが答えるのですが、何をどう分かっているのでしょうかね、イワン。
考えてみれば、イワンって他人の思念を読めちゃうわけだし、ガモ博士の心もとっくの昔に読んで知ってたって不思議はないんだよなぁ。
ガモ博士の本拠地が爆発した際、ガモ博士だけ助けなかったということは、彼の仕打ちを赦していないのか、赦していたからこそ 「ここで助けないのが世のため人のため本人のため」 と思ったのか、それとももっとほかの思惑があったのか。
さて、このミュータント編、あまりにも突っ込みどころが多過ぎて、ある意味、面白かったです。元ネタは 「移民編」 「時間漂流民編」 だと思いますが、まるっきり違っちゃってるんで、「これはこういうもんだ」 と思えるしさ。
まぁ、「どうしてこうなったんだ」 とも思うけど。
ところで、第39話において、誰にも望まれていなかったのに復活を果たしてしまった加速装置の使用制限ですが、ワタクシ、これは今回の話のキーとしてどうしても必要になるために、痛みをこらえて復活させたのかもしれないと思っていました。
が、違ったよ。その後、全くストーリーに絡んで来ず、いたずらに過去の話の矛盾を膨らませただけになっておりました。
連続使用がまずいんだったら、スイッチがずーっと入りっぱなしになってた 「凍結時間」 とかどうなんの。
てか、結局シリーズ通して全く意味なかったよなぁ、この設定。そもそも第3話で設定が明らかになったと思ったら、第4話でさっくり無視されてるくらいだし。一体何をしたかったんだか・・・
ついでに言えば、「時間」がテーマだし、この「ミュータント編」の直前に 「黒い幽霊団」 をわざわざ持ってきているってことは、例の第一世代設定がなにかしらポイントになるのかと期待もしていたんですが、これまた全くの肩すかしでした。
次からは 「ヨミ編」 だから、もう第一世代設定って出る幕ないよなぁ、多分。てことはやっぱり、ハインリヒの過去エピソードのためだけに作られた設定だったってことだよなぁ。
どうなっとるんだね、まったく。
さて、ミーとフィルからの協力要請に応じた00ナンバーたち。作戦としては、
皆で同調してジョーに呼びかける → ジョーが反応→どこの時代にいるか判明 → ミーがその時代に00ナンバー達を送る → 帰りはリナの力で戻ってくる
という手順らしい
で、00ナンバーたちがジョーに呼びかけるんですが、これがなかなか上手くいかない。
飽きっぽいジェットが、「やってられるか、こんな子供だまし!」 と言いだすのがとてもお約束です。
しかし、同調までにかなりの時間と集中力が必要らしいんだけど、ジョーとリナはいともあっさり同調してすっ飛んで行ったがのう。
ジョーとリナは相性抜群ってことなんでしょうか。
それとも実は皆、大してジョーのことを心配してないんでしょうか。
さて、その後無事にワープに成功し、00ナンバー+リナが再会してもとの世界に帰ることに。ギルモア博士の事を思って心を一つにすることで、博士の元へ戻れるというのです。
リナってギルモア博士のこと知ってたっけ?
・・・まぁ、いいや。
しかし、こうなると、前々回のエスパーたちの作戦がよく分からなくなってくるな。
ドルフィン号を攻撃して、00ナンバーたちが皆揃って 「ドルフィン号が!」 と思ったところをすっ飛ばす手はずだったみたいだけど、実際のところは、「ドルフィン号が!」 と思ったら、、ドルフィン号のところに移動するだけなんじゃ?
さて、一生懸命集中するものの、なかなか飛べない00メンバーたち。
何故かと思ったら、ジョーの心に迷いがあるからなんですね。ジョーも上記のことを疑問に思ったのかと思ったらそういうわけじゃなく、
「平和な未来を信じて戦ってきたのに、これまでの自分たちの戦いは無駄だった。元の世界に戻っても、再び無意味な戦いを繰り返すだけ・・・」
ということらしい。
前回で 「僕は平和な未来を信じて戦っている」 と言ってましたからね。現実がこんなもんだと知ったら、そりゃ、やる気をなくすでしょう。平成ジョーらしいですな。
そんな迷える島村君を一喝するのはジェロニモ兄さんです。
「言いたいことはそれだけか」
ですって!こえー!
「俺たちは決められた未来を信じているわけじゃない。未来を自分たちの望む形に変えることを信じて、そしてこの仲間たちを信じて戦ってきたんだ」
って言うんだけれども、ここまで来てもどうもそれほど 「仲間たち」 って気がしないのが困りもの。だって、さっきジョーに呼びかけた時も、 みんな名前じゃなくてコードネームで呼んでるっすよ。微妙だよねぇ。
やっぱ、コードネームで呼んでる間はお仕事中って感じがしてしまう。これまでジョーとフランソワーズ以外は名前で呼び合っていることが皆無なわけで (この2人にしたって偶にだし)、どうもその辺が、「職場の同僚」 くらいにしか感じられない原因なのではないかと。
さてさてギルモア博士のもとに戻ってきた00メンバーたちとケインとの最終決戦。ミーとフィルはもう00ナンバーたちと闘う気はないので、相手はケインだけです。
で、改めましてジョーVSケイン。
いきなりジョーが片膝を折ってその場に跪いたので、ケインがテレパシーで膝カックンをやったのかと思ったら、違いました。そうだよなぁ、未来から来たエスパーがいくらなんでも膝カックンはないよなぁ。
実際は、ギルモア博士の心を読んで、ジョーの体について学習したらしい。
まぁ、いやらしい!ジョーの体の隅々まで知り尽くしているというのね!
で、ジョーってちっちゃなパーツを破壊しただけで、動けなくなっちゃうんだっていうんですが、いやぁ、これはちょっと萌えたぞ!こういう機械な話は大好きだ!
小さいパーツを壊され、両足を折られて動けなくなるジョーというのはワタクシ的にはとってもツボでした。
体のあちこちを破壊されてもはやこれまでかと思いきや、例のペンダントを握ったリナがケインに飛びかかり、一緒にシンクロワープしてどっかへ行っちゃった。
あ、リナの恋人のニコルを殺したのはケインだったんでした。
ケインはとうの昔に記憶が戻っていたので、別にガモ博士に操られていたわけではないんだって。闘いが面白くなったので、00ナンバーに助けを求めにいったりして邪魔になったニコルを殺したそうな。
そんなこんなで、またもや敵が勝手に自滅しての棚ボタ勝利です。
フィルは老化でさようなら。ミーは過去が変わったことで存在が消滅。
ところで、イワンは同じエスパーなのになぜ力を使っても老化しないのかと思ったら、この老化現象ってのは、未来から過去への移動途中にラビリンスに引っかかったのが原因だったんだって。ラビリンスの不思議な力の作用らしい。
で、ラビリンスに巻き込まれる前にはぐれたニコルはその影響を受けていなかったから、ジョーたちのもとに現れた時も老化してなかったんだってさ。
ふーん。
ラビリンスがなんだか分からないから、どうしてそうなるのかも分かりません。分からないことを逆手にとってつじつま合わせをするとは、やるな、スタッフ。
さて、ここになっていきなり出てくるイワンとガモの父子問題。
なんでもイワンには先天性の病気かなんかがあって、ガモ博士はイワンの命を救うために脳外科手術を施したんですってよ。
「自分の子を愛さない親がいるか!」 とギルモア博士に向かって言っちゃったりして、ワタクシのテンションだだ下がり。
失望したよ、ガモ。私の知っている貴方は、そんな詰まらない男ではなかったよ。
「イワンがあなたと話したがっています」 と言われても、「話すことなんかない!あいつは研究材料に過ぎん!」 と言ってのける、スケールのでっかいマッドだったはずだよ。
・・・いやまぁ、それは79年版のガモ博士であって、原作ではもともとあんまり出てこないんでどっちが正しいとかっていうのはないわけで、要するに単に好みの話なんだけどさ、中途半端に 「本当はいい人だったんです」 「悪党の彼にも、隠された辛い過去が・・・」 みたいなのは詰まらんよねぇ。悪としての生き方がブレとるよ。悪は悪を全うしてこそ輝くんだよ。
今シリーズ、善側の00ナンバー達のキャラも大概ブレブレですが、だからガモさん、せめてアンタにだけは一本筋の通ったマッドでいて欲しかったよ。
大体、延命のための手術云々って言ったってさ、なんでそのためにエスパー手術までせにゃならんのよ、っつー話だし、そのあと研究費のためにモルモットとして売ってるわけだしさ、どう頑張ったって言い訳の立つわけがない。
だったらいっそ潔く、「子供?下らん!そんなもん、作ろうと思えばいくらでも作れるわ!それより研究じゃ、研究!」 くらいの方が見てるこっちもすっきりするんですが。
やっぱり、昨今の放送コードではまずいのかねぇ。
ラスト、「イワン、ガモも本当はお前のことを・・・」というギルモア博士に対して、「分かってる。分かってるよギルモア博士」 とイワンが答えるのですが、何をどう分かっているのでしょうかね、イワン。
考えてみれば、イワンって他人の思念を読めちゃうわけだし、ガモ博士の心もとっくの昔に読んで知ってたって不思議はないんだよなぁ。
ガモ博士の本拠地が爆発した際、ガモ博士だけ助けなかったということは、彼の仕打ちを赦していないのか、赦していたからこそ 「ここで助けないのが世のため人のため本人のため」 と思ったのか、それとももっとほかの思惑があったのか。
さて、このミュータント編、あまりにも突っ込みどころが多過ぎて、ある意味、面白かったです。元ネタは 「移民編」 「時間漂流民編」 だと思いますが、まるっきり違っちゃってるんで、「これはこういうもんだ」 と思えるしさ。
まぁ、「どうしてこうなったんだ」 とも思うけど。
ところで、第39話において、誰にも望まれていなかったのに復活を果たしてしまった加速装置の使用制限ですが、ワタクシ、これは今回の話のキーとしてどうしても必要になるために、痛みをこらえて復活させたのかもしれないと思っていました。
が、違ったよ。その後、全くストーリーに絡んで来ず、いたずらに過去の話の矛盾を膨らませただけになっておりました。
連続使用がまずいんだったら、スイッチがずーっと入りっぱなしになってた 「凍結時間」 とかどうなんの。
てか、結局シリーズ通して全く意味なかったよなぁ、この設定。そもそも第3話で設定が明らかになったと思ったら、第4話でさっくり無視されてるくらいだし。一体何をしたかったんだか・・・
ついでに言えば、「時間」がテーマだし、この「ミュータント編」の直前に 「黒い幽霊団」 をわざわざ持ってきているってことは、例の第一世代設定がなにかしらポイントになるのかと期待もしていたんですが、これまた全くの肩すかしでした。
次からは 「ヨミ編」 だから、もう第一世代設定って出る幕ないよなぁ、多分。てことはやっぱり、ハインリヒの過去エピソードのためだけに作られた設定だったってことだよなぁ。
どうなっとるんだね、まったく。
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