Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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◆ サ.イ.ボ.ー.グ.0.0.9 平.成.版.アニメ感想 (第33話)
第33話覚書き。
#33 「結晶時間」
よっしゃーーーーぁぁっっ!
と大声で叫んでしまうくらい、脚本も作画も演出も全て大満足の回でした。この回だけDVDが欲しいと思うくらい!第1話以来初か?
原作の雰囲気も生きているし、プラスαのエピソードもよく出来ていてストーリーに幅が出てるし、最初から最後まで凄く引きこまれるお話になっておりました。
私の乏しく怪しい物理知識でも、ちょっとおかしいと思われる描写が所々にあるんですが、そんなことはどうでもいいんですよ!お話的によく出来てるから!ジョーがカッコよくて可愛いから!上手く騙してくれればノープロブレムなんですよ!
核となる話は原作通り。
メンテが終わって目が覚めたら、加速装置が入りっぱなしになっていて切ることができない。周りの物は何も動かないし、音も聞こえない。
いつ果てるとも知れぬ静寂の世界に独り生きることになってしまった島村君の孤独と苦悩の物語であります。
もうね、メンテのために白パンツ一丁で横たわってる島村君の可愛いこと!グンゼですか?ゴムの所にマジックで名前が書いてあるんですか?いやぁ、本当に今回は作画がよくて、嬉しい限り!
そういや、前回もハインリヒが上半身裸で寝てるシーンがあったんだけれども、まるっきりスルーだったあたり(今思い出した位だし)、自分がジョー好きであることを改めて再確認。
てか、冒頭からテンションが違うよな、我ながら。
もうね、目が覚めて、ゆっくりと目を開ける時のアップの横顔が可愛くてさぁ!可愛くてさぁ!!可愛くてさぁ!!!
そんな可愛い島村君が、何も音がしないんで耳元に手をやって耳を澄ませてみたり、加速装置が入ったままになってることに気が付いて、自分の頭をコツンとやりながら、「馬鹿だなぁ」とかやったりしてんですよ!
可愛い!可愛すぎて死ぬ!!
その後も、「なんでもいいから動いてくれー!」って叫んだり、「馬鹿か、僕は」とか呟いたり、胡坐を組んで「落ち着け、考えるんだ」とか言ってたり、何度もカチャカチャと加速装置のスイッチを切ろうとしたり、顔を覆って涙をこらえてたり、段々精神的におかしくなってきて妙な笑い声をあげたり、なんだかもう、萌えポイントがたくさん!
体感時間が1ヶ月に及び、本格的に参り始めたジョーが、ギルモア邸のデッキの桟にずるりと凭れて力なく座っている姿が特に色っぽくて大変よろしかったと思います。そしてまた、
「しっかりしろ・・・ 子供のころから独りには慣れてるはずじゃないか。ずっと、独りだったはずだ・・・」
っていうセリフと口調が堪らんね!
惜しむらくは、平成ジョーは「ずっと独り」だったわけではないところで、これが原作及び79年版だったら・・・と思わないでもないですが、もはやそんなことはどうでもいい!どうでもいいのだ!!
原作では瞬きで瞼を閉じたフランソワーズを見て、 「その美しい瞳に僕の姿を映すことはないのか云々」 というビミョーなポエムを口にするジョーですが、今回、それはカット。これもナイス判断だったと思います。原作でもちょっとどうかと思ったのに、平成ジョーじゃ似合わないことこの上ないしなぁ。
そして、加速装置が元に戻った時、原作だとフランソワーズを抱き上げて大喜びしますが、今回は黙ってゆっくり歩み寄り、ギュッと抱きしめるのみ。
でも、平成の2人ならばこれが妥当だろうし、何より、この方が万感の思いが伝わって良かったなぁと。
ラストは島村君が1人でデッキに出て、控え目な笑顔で静かに涙を流してるんですが、これも原作よりこっちの方が好きだな〜。
原作の 「50億の人間も〜」 ってのも好きだけど、こっちの方がジョーらしいっていうかさ。
辛い涙にせよ、嬉しい涙にせよ、こういう風に独り俯いて静かに泣いている図っていうのが、私にとっての島村ジョーです。
それにしてもさ、これだけ苦しんだのに、ジョーは誰にも何にも言わないんだよね。言ったら皆を心配させるだろうし、何よりギルモア博士が気にして自分を責めるかもしれないって思って言わないんだよね、多分。
私だったら文句言いまくってギルモア博士に何か奢らせるところですが、心優しいジョーはそういうことはせずに、「なんでもない」 で笑ってすませちゃうんだよね。
こういうところが、岬君とジョーって似てるよなぁと思う所以でもあります。
このお話、そのほかにもこの2人の類似点と相違点について改めて考えさせられました。そういう意味でも実に美味しかった。
やっぱ脚本と演出って大事だよなぁ。
今回は、ジョーが孤独と不安に押しつぶされそうになり、徐々に精神的に参っていく様子と、それでもなんとか持ちこたえようとする彼の強さがよく描かれていて、それを表現する櫻井さんも上手いなぁと思いました。
それだけに、今までジョーの強さがしっかり描かれていれば、弱って行く過程がより味わい深かったのにと思わないでもないのですが、まぁ、今回はあまり言うまい。弱いと思っていた平成島村くんの隠れた強さを垣間見たと思おう。
プラスαのエピソードには敢えて触れませんが、賢い島村君が大活躍でしたよ!
時間が止まった瞬間の演出も良かったなぁ。絵だけじゃなくてBGMの残響も上手く使われていて秀逸。
そして、今回はジョーの私服が赤ハイネックセーター&ベージュのパンツ、もしくは白いシャツブラウス&ブルージーンズという至ってシンプルな普通の格好だったこともポイント高し。
ジョーがカッコよくて可愛くて賢くて寂しくて強くて優しくて、この1本だけでこれまでの全てをチャラにして、「よかった貯金」が出来たような気分です。
よっしゃーーーーぁぁっっ!
と大声で叫んでしまうくらい、脚本も作画も演出も全て大満足の回でした。この回だけDVDが欲しいと思うくらい!第1話以来初か?
原作の雰囲気も生きているし、プラスαのエピソードもよく出来ていてストーリーに幅が出てるし、最初から最後まで凄く引きこまれるお話になっておりました。
私の乏しく怪しい物理知識でも、ちょっとおかしいと思われる描写が所々にあるんですが、そんなことはどうでもいいんですよ!お話的によく出来てるから!ジョーがカッコよくて可愛いから!上手く騙してくれればノープロブレムなんですよ!
核となる話は原作通り。
メンテが終わって目が覚めたら、加速装置が入りっぱなしになっていて切ることができない。周りの物は何も動かないし、音も聞こえない。
いつ果てるとも知れぬ静寂の世界に独り生きることになってしまった島村君の孤独と苦悩の物語であります。
もうね、メンテのために白パンツ一丁で横たわってる島村君の可愛いこと!グンゼですか?ゴムの所にマジックで名前が書いてあるんですか?いやぁ、本当に今回は作画がよくて、嬉しい限り!
そういや、前回もハインリヒが上半身裸で寝てるシーンがあったんだけれども、まるっきりスルーだったあたり(今思い出した位だし)、自分がジョー好きであることを改めて再確認。
てか、冒頭からテンションが違うよな、我ながら。
もうね、目が覚めて、ゆっくりと目を開ける時のアップの横顔が可愛くてさぁ!可愛くてさぁ!!可愛くてさぁ!!!
そんな可愛い島村君が、何も音がしないんで耳元に手をやって耳を澄ませてみたり、加速装置が入ったままになってることに気が付いて、自分の頭をコツンとやりながら、「馬鹿だなぁ」とかやったりしてんですよ!
可愛い!可愛すぎて死ぬ!!
その後も、「なんでもいいから動いてくれー!」って叫んだり、「馬鹿か、僕は」とか呟いたり、胡坐を組んで「落ち着け、考えるんだ」とか言ってたり、何度もカチャカチャと加速装置のスイッチを切ろうとしたり、顔を覆って涙をこらえてたり、段々精神的におかしくなってきて妙な笑い声をあげたり、なんだかもう、萌えポイントがたくさん!
体感時間が1ヶ月に及び、本格的に参り始めたジョーが、ギルモア邸のデッキの桟にずるりと凭れて力なく座っている姿が特に色っぽくて大変よろしかったと思います。そしてまた、
「しっかりしろ・・・ 子供のころから独りには慣れてるはずじゃないか。ずっと、独りだったはずだ・・・」
っていうセリフと口調が堪らんね!
惜しむらくは、平成ジョーは「ずっと独り」だったわけではないところで、これが原作及び79年版だったら・・・と思わないでもないですが、もはやそんなことはどうでもいい!どうでもいいのだ!!
原作では瞬きで瞼を閉じたフランソワーズを見て、 「その美しい瞳に僕の姿を映すことはないのか云々」 というビミョーなポエムを口にするジョーですが、今回、それはカット。これもナイス判断だったと思います。原作でもちょっとどうかと思ったのに、平成ジョーじゃ似合わないことこの上ないしなぁ。
そして、加速装置が元に戻った時、原作だとフランソワーズを抱き上げて大喜びしますが、今回は黙ってゆっくり歩み寄り、ギュッと抱きしめるのみ。
でも、平成の2人ならばこれが妥当だろうし、何より、この方が万感の思いが伝わって良かったなぁと。
ラストは島村君が1人でデッキに出て、控え目な笑顔で静かに涙を流してるんですが、これも原作よりこっちの方が好きだな〜。
原作の 「50億の人間も〜」 ってのも好きだけど、こっちの方がジョーらしいっていうかさ。
辛い涙にせよ、嬉しい涙にせよ、こういう風に独り俯いて静かに泣いている図っていうのが、私にとっての島村ジョーです。
それにしてもさ、これだけ苦しんだのに、ジョーは誰にも何にも言わないんだよね。言ったら皆を心配させるだろうし、何よりギルモア博士が気にして自分を責めるかもしれないって思って言わないんだよね、多分。
私だったら文句言いまくってギルモア博士に何か奢らせるところですが、心優しいジョーはそういうことはせずに、「なんでもない」 で笑ってすませちゃうんだよね。
こういうところが、岬君とジョーって似てるよなぁと思う所以でもあります。
このお話、そのほかにもこの2人の類似点と相違点について改めて考えさせられました。そういう意味でも実に美味しかった。
やっぱ脚本と演出って大事だよなぁ。
今回は、ジョーが孤独と不安に押しつぶされそうになり、徐々に精神的に参っていく様子と、それでもなんとか持ちこたえようとする彼の強さがよく描かれていて、それを表現する櫻井さんも上手いなぁと思いました。
それだけに、今までジョーの強さがしっかり描かれていれば、弱って行く過程がより味わい深かったのにと思わないでもないのですが、まぁ、今回はあまり言うまい。弱いと思っていた平成島村くんの隠れた強さを垣間見たと思おう。
プラスαのエピソードには敢えて触れませんが、賢い島村君が大活躍でしたよ!
時間が止まった瞬間の演出も良かったなぁ。絵だけじゃなくてBGMの残響も上手く使われていて秀逸。
そして、今回はジョーの私服が赤ハイネックセーター&ベージュのパンツ、もしくは白いシャツブラウス&ブルージーンズという至ってシンプルな普通の格好だったこともポイント高し。
ジョーがカッコよくて可愛くて賢くて寂しくて強くて優しくて、この1本だけでこれまでの全てをチャラにして、「よかった貯金」が出来たような気分です。
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