忍者ブログ

Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

◆ サ.イ.ボ.ー.グ.0.0.9 平.成.版.アニメ感想 (第32話)
 もういい加減、暑いのには飽きたよ。

 昨日、本屋さんに出かけたら、新潮文庫の限定スペシャルカバーってのを発見しました。
が、三島の 「金閣寺」 のカバーが金色だったり、宮沢賢治の 「銀河鉄道の夜」 が青だったりってのは分かるんですが、太宰の 「人間失格」 がショッキングピンクってのが良く分からん。どういうチョイスなんだろう。

 今年の夏は遠出をしたりする予定はないので、忙しくなってくる前に、心おきなく 「009」 三昧でもしようと思います。
 目下、脳内は毎日絶賛加速中!加速装置 !!

 というわけで、第32話覚書き。

#32「機々械々」 

 偽004VS004のお話です。

 ギルモア博士からの電話連絡で、なんちゃら城(名前忘れた)に向かうハインリヒ。
 いかにも廃墟なお城に着いた途端、偽004が現れ、ハインリヒが 「俺がいる!」 とひとしきり驚いたところでさっそくバトルの開始です。
 偽004はロボットなので首がくるくる回ったり、妙なシャカシャカ走りをしたり、随所でけったいな動きをしていてちょっと面白いぞ。
 けど、なんだか奇妙な作画だなぁ。いくらなんでもマフラー長過ぎだと思います。地面に届いてまだ大分余ってますよ。

 さて、かなりのダメージを負って倒れ、回想に入るハインリヒ。
 とあるメンテ終了後のエピソードらしいのですが、「破損した部分の修理にはこれまでよりいい素材を使ったから、軽くなってるしパワーアプしたはず」 言うギルモア博士に、「兵器としてレベルアップしたってことですか。自分の体がどんどん人間らしくなくなっていくのは、あまりいい気分じゃありませんね」 と答えております。

 で、意識を取り戻すと、そこにはギルモア博士が。
「ぶざまじゃな、004。これはお前の力を試すためのテストじゃ。中途半端な改造じゃ最先端の技術には勝てないのが分かっただろう。とっくに人間ではないんだから、完璧な兵器としてレベルアップしたらどうだ。そのためなら何でもしてやるぞ(要約)」
 とかなんとか言う博士にハインリヒが 「俺は兵器じゃない」 と反論しておりますよ。

 これらのやりとりには色々思うところがありますが、まぁ、平成版ということで納得しておこう。

 その後、ギルモア博士は忽然と消え、立ちあがるハインリヒ。
 ヨロヨロと歩いていると、偽004が再び襲ってくるのですが、なんだよ、だったらさっき長々と倒れてた時にサクッととどめを刺しときゃいいのに。ロボットのくせに効率の悪い奴だ。
 で、再び戦闘が始まり、結局は本物004の勝利になるわけですが、肝心のフクロウのシーンがイマイチだったな〜。本物004が北斗の拳みたいでちょっと面白かったけど。
 結局、偽004は偽ギルモア (こいつもロボット) が作ったロボットだったわけですが、一体誰が何のためにそんなことをしたのかは、原作通り不明のまま。なんだよ、その辺は原作通りほったらかしなのかよ。

 戦いが終わり、フクロウ親子に 「騒がせたな」 と言い残して光の中に去っていくハインリヒの後ろ姿がカッコ良すぎて笑えました。なんつーか、薔薇を一輪持って、「WY優勝を決めてフィールド・オブ・ドリームス云々」とか言ってるピー様と同じタイプのカッコよさ。
 てか、これは本気でクールでハードな演出を狙ったのだろうか?個人的には大爆笑だったのですが・・・ 
 気障な場面をまともにやられるとどうしても笑ってしまうのは、年を取った証拠なのかもしれないな〜。
 
 その後、ドイツに来ていた(何しに来ていたかは不明)3、9、博士と合流した4ですが、城であったことは言いません。「ギルモア博士の名を語ったいたずら電話があって」くらいしか言わないわけです。
 「電話と言えば、博士、空港で電話を掛けてましたよね?」 と尋ねるフランソワーズ(ジョーだったかも)に博士が応えて曰く、
 「アイロンのコンセントを抜いたかどうか気になって、006に電話を掛けて確認してもらったんだ」 だってさ。
「博士、研究ばっかりしてないで、早くお嫁さんをもらえばいいのに」
 と余計なお世話のフランソワーズ。
「006みたいな嫁さんか?」
 と恐ろしい突っ込みをするハインリヒ。
 この後に出てくる、女装の006がとてつもないです。ピンクのドレスに金髪で口紅べったり。
 真っ赤になって (何故そこで赤くなるんだ) うろたえる(何故そこでうろたえるんだ)博士に皆大笑い。ハインリヒも平成版には珍しく大声を上げて笑って、めでたしめでたし。
 
 ・・・なのですが、城での話をしないのは心配をかけるからってことで、ハインリヒらしいっちゃらしいのかもしれないけれど、偽ギルモアが現れて004の殺害を試みるってのは尋常ならざる事態なわけで、BGが絡んでるかもしれないんだから、あとで報告はしておいた方がいいと思うぞ。
 
 しかし、いかな勇者でも、ギルモア×張々湖 (女体化) は相当辛いよな・・・




PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
Calender
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
Search
Copyright ©  -- Carpe Diem --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]