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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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◆ サ.イ.ボ.ー.グ.0.0.9 平.成.版.アニメ感想 (第31話)
第31話覚書き。

#31「怪物島(モンスターアイランド)」 

 話のチョイスの基準がよく分からん。「青いけもの」 みたいな重いテーマをわざわざやったかと思いきや、一転 「怪物島」 だよ。

 このお話、悪役の博士軍団がワニやらライオンやらの風貌で、原作からしてちょっと古臭いお子様向け活劇っぽい雰囲気と展開ではあるんですよ。
 でも、話の内容自体はそんなにふざけているわけでもないし、博士たちを普通の人間の風貌にすれば、それだけで随分印象が違うと思うんだけど、これまで色々と大胆かつ根本的な改変をしているわりに、そういうところはそのままなんだなぁ。敢えてそうしてるのかなぁ。
 それにしたって、明らかにヘンテコな風貌をしているのに誰もびっくりしないし、なんでそんな風貌なのか、「ミュートス編」 と違って何の説明もないので、すごく変っていうか、テキトーな感じ満載です。
 そんな無意味にヘンテコな風貌の人たちに、「変な奴らが来たぞ」 とか言われてしまう00ナンバー達も心外であろう。 
 どうせギャグテイストになるのであれば、原作通り、ほっかむりして漁舟で怪物島に乗り込むジョーたちが見たかったですが、そこはカットでした。残念だ。
 
 さて、怪しげなゾンビやら巨大生物やらを作って「ぺット」などとのたまう博士軍団はBGの人たちなのかと思ったら、BGなんぞは単なる金づるなんだそうです。その心意気やよし。
 で、自分たちが作った「ペット」とBGのサイボーグを戦わせてみよう!ってことで戦闘開始。
 が、00ナンバー達相手では全く勝負にならず (ただ、敵のやられ顔がギャグっぽいので、00ナンバー達が強いというより、相手が弱過ぎるという印象なのがもったいない・・・)、最後は 「ペット」 だったはずの巨人たちが反逆を起こして大暴れをし、毎度お馴染み平成名物の大爆発エンドなんですが、そこでジョーが巨人たちに、「早く君たちも逃げろ!」 とか言うのね。
 仮に巨人たちが逃げて本土にやってきたら、それはそれで困ると思うんだけども、そういうことにまでは頭が回らない・・・ いやいや、誰に対しても優しいジョーの本領発揮です。

 けど、今回の島村君はちょっと可愛かったな〜。6&7の漫才口喧嘩を隣で聞きながら 「やれやれ」 といった表情をして見せたり、ずっこけ顔になったり。
 そしてラスト、巨人たちを助けられなかったことを悔やんでいるのか、膝を抱えて怪物島の爆破跡を見詰めるジョーの頭をジェットがくしゃくしゃと撫でて、「帰ろうぜ」 と言ったりしてるんですよ。
 ジェットよ、 「髪の毛くしゃくしゃ」 は女性向け同人界では 「お前に惚れてる」 っていう意味ですよ!
 なんなんだ、お前ら!この暑いのに、私に妄想しろと言うのか!

 ところで、なんだか毎回文句ばっかり言ってるこの平成版ですが、素直に良いと思う所ももちろんあります。
 その1つが劇伴。いやぁ、これがすごくカッコいいんだな〜。
 平成版の音楽担当は等じゃない方の小室でして、OP&EDはglobe。
 私は小室サウンドが苦手、というか、彼が好むタイプの女声ハイトーンが苦手なので、これまで念入りに避けて通ってきたんですが、いや、正直言って見直したよ。「見直した」 なんて言い方したら、ファンの方に怒られるかもしれませんが。
 ま、劇伴は気に入っているものの、OPとEDは当然のことながら歌が入っているので、毎回イヤホン外して絵だけ見てるんですけれども。
 なんだか、結局誉めてるんだか落としてるんだか分からなくなりましたが、いや、本当に劇伴に関してはいい仕事していると思います。





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