Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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◆ サイボーグ009 平成版アニメ感想 (第25話)
ようやく半分までたどり着いたぜ。
ちょうど「ミュートス」編が終わって切りがいいので今年はここまで。続きは来年見ます。
てなわけで、第25話覚書き。
ちょうど「ミュートス」編が終わって切りがいいので今年はここまで。続きは来年見ます。
てなわけで、第25話覚書き。
#25 「ミュートス、終章」
さて、お待たせいたしました。00ナンバー vs ミュートスサイボーグの総力戦かつ最終決戦の開始でございます。
本日の対戦は、
ハインリヒ vs ミノタウロス
ジェロニモ vs アトラス
ジェット&張々湖 vs ポセイドン
イワン vs ヘラ
ジョー vs アポロン
といった具合になっておりますよ!
しかしなぁ、しょっぱなから文句垂れて申し訳ないんだけれども、なぜここにまたフランソワーズを連れて来たのかと。彼女は戦闘タイプじゃないんだから、ドルフィン号に残っていてもいいと思うんですが。もうちょっと配置を考えろよ、イワン!
さて、メインはもちろんジョー vs アポロンの戦い。
今回はなかなか互角に渡り合うジョー。最初に二人がぶつかり合った時の爆発がカッコ良かった!
途中、ジェットも加速装置で加勢に入ろうとしますが、製能的に二人に追いつけずに敢無く断念。
ここの描写はちょっと面白かったな〜。辺りはすべてブルーのシールドが掛かって停止状態、ジェットには他よりも薄めのブルーがかかっていて、スローながらも動いてる。そんな中、ジョーとアポロンだけはくっきり総天然色でビシバシ動き回っているという感じ。
さて、最初こそいくつかパンチがヒットしたものの、その後はアポロンにやられっぱなしの防戦一方でズタボロのジョー。地面に叩きつけられ、胸のあたりを踏まれたりしています。
そこをまたもフランが援護射撃。全くかすりもしないのがアレですが、心意気は買おう。
死に急ぐならお前からということで、アポロンがフランソワーズの方へ向いたところ、それをジョーが後ろからはがい締めで阻止。
が、アポロンの発する高熱にやられ、挙句の果てに 「汚らわしい」 とか言われて振り払われています。
イワンとヘラはエスパー対決中。僕は大丈夫だから7、8&ギルモア博士は先へ進めというイワン。いい具合に片目が光ってますよ!
加速装置対決の次に好きなのがエスパー対決なので、久々にイワンの活躍を見られてとっても嬉しい。肩で息をするイワンもカッコいいけど、ヘラもいいよな〜。
二人が戦っている隙に7&8とギルモア博士はエネルギー装置へのある部屋へ侵入し、ガイア博士とご対面。
ガイア博士曰く、「自分はギリシャの神にも似た完璧なサイボーグを作り出した。しかし、真の神は彼らを作り出した創造主である自分だ」 とのことで、やっぱり相当マッドなお方の様子。
しかし、「一体何のために?」 と問うギルモア博士に、ガイア博士が 「偉大なるBGのため」 だと答え、「やっぱりBGはまだ滅んでいなかったのか!」 って感じでギルモア博士たちが驚いているのですが、私としては、なんだよ〜、BGのためかよ〜と、ちょっとがっかりな気分。
ここは79年版のガモ博士みたいに、誰のためでもなく単に研究が面白くって突っ走っちゃっただけで外野の事情はどうでもいいです、って方がマッドのマッドたる面目躍如で面白いのになぁ。79年版ガモ博士に比べると、小物よのう、ガイア。
さて、そうこうしているうちに、すでにエネルギー装置は暴走を始めております。どうやらイワンとヘラが力を使い過ぎたせいでマシンがおかしくなってるらしい。
やっぱりな・・・ 絶対ラストで爆発すると思ったんだよ・・・
一早く異変に気が付き、こりゃやばい、ってんで逃げるイワン。イワンを追うものの岩石流に飲み込まれて自滅するヘラ。
この時点になると、島全体が地割れするわ、火山は爆発するわでとんでもない情態に。あちこちで燃え上がる炎や溶岩のせいで、002が飛ぼうとしても酸欠でジェット噴射が上手くできなかったりしています。
一方、まだまだ戦い続けるジョーとアポロン。ジョーは流石に辺りの様子のおかしさに気が付き、一旦戦いをやめようというのですが、アポロンは 「怖気づいたか」 と相手にしません。
止むをえず、戦闘続行。
ガチンコパンチ対決ではジョーが地面にめり込むほど叩きのめされております。パンチ自体は互角っぽいので、ジョーの受け身が下手なだけな気もするな。やっぱりこの辺り、喧嘩慣れしてない教会育ちの影響なのでしょうか。格闘技の基本は受け身なんだよ、島村!精進するように!
なんつーかさ、このシリーズのジョーって、「宝の持ち腐れ」 って感じなんだよなぁ。優しい心がゆえに思わず手加減してしまうとかそういう話ではなく、せっかくのハイスペックなのに戦い方が下手だなぁ、使いこなせてないなぁという印象です。でも、時々すごく強かったりするのがよくわからんところなのだけれども。
で、マントを脱ぎ、全身を火の玉に変えたアポロンが、「勇気など何の力にもならないではないか」 とジョーに向かって言い捨て、とどめを刺そうとしたところに飛び出してきたのがアルテミス!ガイアの企みを知り、戦いを止めなくてはと、傷の痛みをおしながらやって来ていたわけです。
火の玉アポロンをまともに食らっては当然無事でいられるはずがなく、アルテミスは瀕死の状態に。
アポロンに抱き起こされながら、「ガイアの目的は力による世界の支配であり、自分たちはガイアに踊らされていたのだ」 と語るアルテミス。そして、「人は愚かな人でしかないかもしれない。でも、だからこそこんなにも愛しい」 と、アポロンの頬を撫でながらお亡くなりに。
さて、こうなったらジョーのことなどもはやどうでもいいアポロン、姉上の仇を討ちに、ガイアの元へ一直線。それを追うジョー。
さてさて、エネルギー増幅装置も既にイっちまっていますが、ガイア博士も完全にイっちまってます。「凄いエネルギーだ!私はついに神の力を手に入れたのだ!」 と、とっても嬉しそう。
7、8&ギルモア博士が崩壊し始めた地下から脱出しようとした時、アポロンがやってきます。その後から彼を追ってきたジョーも。
到着するや問答無用でガイアを撃ち殺し、「もうよせ」 と言うジョーの制止を振り切って、更にめちゃくちゃに撃ち続けるアポロン。
神殿はどんどん崩れ始め、もはや一刻の猶予もない状態。ジョーがアポロンに一緒に逃げるよう促しますが、「俺は神だ、お前たち人間とは行かない」 とその場を動かない。
早く逃げろと言うピュンマの声を余所に、説得を続けるジョー。が、「一緒に行こう、君は人なんだ」 言うジョーに、アポロンは 「とんでもない、わたしゃ神様だよ」 あ、いや、「俺は神だ」 と言い張って耳を貸しません。
「神ならばアルテミスはなぜ死んだんだ?なぜアルテミスを救えなかった?」 と、傷心のアポロンに結構情け容赦のないことを言うジョー。
結局、ジョーの説得は実ることなく、「姉上・・・」 と呟きながら炎と瓦礫に埋もれて死んでいくアポロン。切ないねぇ・・・
そして、最後の最後までアポロンの名前を呼び続けるあたりが、とってもジョーらしいなぁと思います。
イワンが運んできたドルフィン号で島を脱出する00ナンバーたち。
一方、ミュートスサイボーグの皆は島に残ります。まぁ、人に戻れない彼らはここ以外どこにも行き場がないんでしょう。
沈み行く島に飲み込まれるミュートスサイボーグたちを見詰めるフランソワーズの表情が良かったなぁ。
彼らだって求めてきたのは平和だったはずだ。自分たちと何も変わらない、というピュンマとハインリヒの言葉に、
「彼らは神として生き、神として死ぬしかなかった。人である道を閉ざされてしまったことが君たちとは唯一の、だが、大き過ぎる違いだった」 とギルモア博士。
「人か。だが、こんな酷いことをしたのも人だからな。何のために戦うのか分かんなくなっちまうよ」 とグレート。
「迷ってはいけない。戦いや悲しみのない世界は必ず来る。そのために戦う」 とジェロニモ。
その言葉に頷き、最後にジョーが一言。
「僕たちが、戦う最後の人間になろう」
あぁ、これは名セリフだなぁ。
訳が分からないうちに大爆発、「その後のサイボーグたちの行方は誰も知らない・・・」 っていう原作の打ち切りエンドをよく完結させてくれたなぁと嬉しい気分。
まぁ、よくよく考えると、これも結局棚ボタ的勝利ではあるんですが・・・
さて、お待たせいたしました。00ナンバー vs ミュートスサイボーグの総力戦かつ最終決戦の開始でございます。
本日の対戦は、
ハインリヒ vs ミノタウロス
ジェロニモ vs アトラス
ジェット&張々湖 vs ポセイドン
イワン vs ヘラ
ジョー vs アポロン
といった具合になっておりますよ!
しかしなぁ、しょっぱなから文句垂れて申し訳ないんだけれども、なぜここにまたフランソワーズを連れて来たのかと。彼女は戦闘タイプじゃないんだから、ドルフィン号に残っていてもいいと思うんですが。もうちょっと配置を考えろよ、イワン!
さて、メインはもちろんジョー vs アポロンの戦い。
今回はなかなか互角に渡り合うジョー。最初に二人がぶつかり合った時の爆発がカッコ良かった!
途中、ジェットも加速装置で加勢に入ろうとしますが、製能的に二人に追いつけずに敢無く断念。
ここの描写はちょっと面白かったな〜。辺りはすべてブルーのシールドが掛かって停止状態、ジェットには他よりも薄めのブルーがかかっていて、スローながらも動いてる。そんな中、ジョーとアポロンだけはくっきり総天然色でビシバシ動き回っているという感じ。
さて、最初こそいくつかパンチがヒットしたものの、その後はアポロンにやられっぱなしの防戦一方でズタボロのジョー。地面に叩きつけられ、胸のあたりを踏まれたりしています。
そこをまたもフランが援護射撃。全くかすりもしないのがアレですが、心意気は買おう。
死に急ぐならお前からということで、アポロンがフランソワーズの方へ向いたところ、それをジョーが後ろからはがい締めで阻止。
が、アポロンの発する高熱にやられ、挙句の果てに 「汚らわしい」 とか言われて振り払われています。
イワンとヘラはエスパー対決中。僕は大丈夫だから7、8&ギルモア博士は先へ進めというイワン。いい具合に片目が光ってますよ!
加速装置対決の次に好きなのがエスパー対決なので、久々にイワンの活躍を見られてとっても嬉しい。肩で息をするイワンもカッコいいけど、ヘラもいいよな〜。
二人が戦っている隙に7&8とギルモア博士はエネルギー装置へのある部屋へ侵入し、ガイア博士とご対面。
ガイア博士曰く、「自分はギリシャの神にも似た完璧なサイボーグを作り出した。しかし、真の神は彼らを作り出した創造主である自分だ」 とのことで、やっぱり相当マッドなお方の様子。
しかし、「一体何のために?」 と問うギルモア博士に、ガイア博士が 「偉大なるBGのため」 だと答え、「やっぱりBGはまだ滅んでいなかったのか!」 って感じでギルモア博士たちが驚いているのですが、私としては、なんだよ〜、BGのためかよ〜と、ちょっとがっかりな気分。
ここは79年版のガモ博士みたいに、誰のためでもなく単に研究が面白くって突っ走っちゃっただけで外野の事情はどうでもいいです、って方がマッドのマッドたる面目躍如で面白いのになぁ。79年版ガモ博士に比べると、小物よのう、ガイア。
さて、そうこうしているうちに、すでにエネルギー装置は暴走を始めております。どうやらイワンとヘラが力を使い過ぎたせいでマシンがおかしくなってるらしい。
やっぱりな・・・ 絶対ラストで爆発すると思ったんだよ・・・
一早く異変に気が付き、こりゃやばい、ってんで逃げるイワン。イワンを追うものの岩石流に飲み込まれて自滅するヘラ。
この時点になると、島全体が地割れするわ、火山は爆発するわでとんでもない情態に。あちこちで燃え上がる炎や溶岩のせいで、002が飛ぼうとしても酸欠でジェット噴射が上手くできなかったりしています。
一方、まだまだ戦い続けるジョーとアポロン。ジョーは流石に辺りの様子のおかしさに気が付き、一旦戦いをやめようというのですが、アポロンは 「怖気づいたか」 と相手にしません。
止むをえず、戦闘続行。
ガチンコパンチ対決ではジョーが地面にめり込むほど叩きのめされております。パンチ自体は互角っぽいので、ジョーの受け身が下手なだけな気もするな。やっぱりこの辺り、喧嘩慣れしてない教会育ちの影響なのでしょうか。格闘技の基本は受け身なんだよ、島村!精進するように!
なんつーかさ、このシリーズのジョーって、「宝の持ち腐れ」 って感じなんだよなぁ。優しい心がゆえに思わず手加減してしまうとかそういう話ではなく、せっかくのハイスペックなのに戦い方が下手だなぁ、使いこなせてないなぁという印象です。でも、時々すごく強かったりするのがよくわからんところなのだけれども。
で、マントを脱ぎ、全身を火の玉に変えたアポロンが、「勇気など何の力にもならないではないか」 とジョーに向かって言い捨て、とどめを刺そうとしたところに飛び出してきたのがアルテミス!ガイアの企みを知り、戦いを止めなくてはと、傷の痛みをおしながらやって来ていたわけです。
火の玉アポロンをまともに食らっては当然無事でいられるはずがなく、アルテミスは瀕死の状態に。
アポロンに抱き起こされながら、「ガイアの目的は力による世界の支配であり、自分たちはガイアに踊らされていたのだ」 と語るアルテミス。そして、「人は愚かな人でしかないかもしれない。でも、だからこそこんなにも愛しい」 と、アポロンの頬を撫でながらお亡くなりに。
さて、こうなったらジョーのことなどもはやどうでもいいアポロン、姉上の仇を討ちに、ガイアの元へ一直線。それを追うジョー。
さてさて、エネルギー増幅装置も既にイっちまっていますが、ガイア博士も完全にイっちまってます。「凄いエネルギーだ!私はついに神の力を手に入れたのだ!」 と、とっても嬉しそう。
7、8&ギルモア博士が崩壊し始めた地下から脱出しようとした時、アポロンがやってきます。その後から彼を追ってきたジョーも。
到着するや問答無用でガイアを撃ち殺し、「もうよせ」 と言うジョーの制止を振り切って、更にめちゃくちゃに撃ち続けるアポロン。
神殿はどんどん崩れ始め、もはや一刻の猶予もない状態。ジョーがアポロンに一緒に逃げるよう促しますが、「俺は神だ、お前たち人間とは行かない」 とその場を動かない。
早く逃げろと言うピュンマの声を余所に、説得を続けるジョー。が、「一緒に行こう、君は人なんだ」 言うジョーに、アポロンは 「とんでもない、わたしゃ神様だよ」 あ、いや、「俺は神だ」 と言い張って耳を貸しません。
「神ならばアルテミスはなぜ死んだんだ?なぜアルテミスを救えなかった?」 と、傷心のアポロンに結構情け容赦のないことを言うジョー。
結局、ジョーの説得は実ることなく、「姉上・・・」 と呟きながら炎と瓦礫に埋もれて死んでいくアポロン。切ないねぇ・・・
そして、最後の最後までアポロンの名前を呼び続けるあたりが、とってもジョーらしいなぁと思います。
イワンが運んできたドルフィン号で島を脱出する00ナンバーたち。
一方、ミュートスサイボーグの皆は島に残ります。まぁ、人に戻れない彼らはここ以外どこにも行き場がないんでしょう。
沈み行く島に飲み込まれるミュートスサイボーグたちを見詰めるフランソワーズの表情が良かったなぁ。
彼らだって求めてきたのは平和だったはずだ。自分たちと何も変わらない、というピュンマとハインリヒの言葉に、
「彼らは神として生き、神として死ぬしかなかった。人である道を閉ざされてしまったことが君たちとは唯一の、だが、大き過ぎる違いだった」 とギルモア博士。
「人か。だが、こんな酷いことをしたのも人だからな。何のために戦うのか分かんなくなっちまうよ」 とグレート。
「迷ってはいけない。戦いや悲しみのない世界は必ず来る。そのために戦う」 とジェロニモ。
その言葉に頷き、最後にジョーが一言。
「僕たちが、戦う最後の人間になろう」
あぁ、これは名セリフだなぁ。
訳が分からないうちに大爆発、「その後のサイボーグたちの行方は誰も知らない・・・」 っていう原作の打ち切りエンドをよく完結させてくれたなぁと嬉しい気分。
まぁ、よくよく考えると、これも結局棚ボタ的勝利ではあるんですが・・・
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