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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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♥ 若林ジャパン
 倉庫サイトに新作 「Two of a Kind」 をアップしました。
「On Your Mark」 の姉妹品というか、対になる話しというか、そんな感じです。対というには分量が違いすぎますが、まぁ、内容的に。というか、私の気分的に。
 実は、これはかなり前からほぼ出来上がっていたのですが、何せ 「On Your Mark」 が絶賛放置中だったのでこれだけ出すわけにもいかず、長年の間PCの奥底に眠っていたのでした。ようやく表に出せてめでたい気分です。

 しかし、つくづく思うに、Jr.ユースの源三さんって、実質的に監督だよなぁ。
 ハンブルクとの試合ではわざと攻めさせて日本の力を測り、その後は悪役になって世界へ立ち向かう心構えを叩きこみ、更には対戦相手のデータ分析し、まとめたりもしている。
 他のメンバーたちがいわば単純に、アスリートとしての本能として 「優勝したい」 「勝ちたい」 と考えていた中で、唯一源三さんだけが理論を持って、「日本を強くするにはどうすればよいのか」 ということを考えていたのではないかと思います。
 あとは、三杉君もそうですね。ただ、彼の場合はどっちかっていうと 「戦略」 よりも 「戦術」 に特化している感じ。
 根本的に日本代表の強化を考えていたのは源三さんくらいなんじゃないかなぁと。
 この辺りが、私が源三さんに将来、代表監督をやって欲しいと考える所以でもあります。

 それに引き換え、三上さんって全然仕事してないように見えるぞ。
 キャプテンを決めたのも投票だし。しかも、「監督、出してください!」 と言われると、駄目だと言えずにほいほい出してしまうし。
 そういや、三杉君に「松山をDFで起用するという君の考えたフォーメーションが上手く機能した」 みたいなこと言ってたなぁ。フォーメーションも選手任せか。
 WY編ではこれから合宿が本格始動ってところで、いきなりぶっ倒れちゃうしさ〜。
 甘ったれるな、辰夫!と言わねばならんでしょう。

 なんにせよ、進んで悪役やっちゃうような所に加え、この 「データ作成」 っていうエピソードが私の中では源三さんのキャラを想像する上でとっても大きかったりします。
 感情表現豊かなんで直感型、直情型のように見えながらも、その本質は 「理論の人」 というのが、私の源三さんのイメージ (私の書く源三さんがそうかどうかはまた別問題)。
 一方、岬くんは聡明で、感情よりも理性が勝ってる部分が大きいんだけど、実は 「感性の人」 って感じです。
 まぁ、一口に 「感性」 って言っても色々あって、時々、誰も付いて行けないような凄い 「感性」 を見せてくれますが。最先端過ぎて背中すら見えないような。例のハチマキとか。
 
 ところで、原作では源三さんが翼に裏事情を話しているのを小次郎が偶然聞いていて、後々彼の口から事情が暴露されるわけですが、あの時の小次郎って通りを隔てた、2人からかなり離れた場所にいるんですよね。あの距離で聞こえるような大声での会話ってちょっと不自然だよなぁ。
 源三さんと翼、もしかしたら小次郎がそこにいるのを知っていて、わざと聞こえるように話していたのかもしれません。だとしたら、とんだ茶番だな。

 
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やはり、かおり様宅の若林くんは強さも弱さも含めて素敵格好良いです
かおり様、こんにちは。
ワクワクドキドキしながら拝読いたしました。
姉妹品のお話は、てっきりパリデートの前後、若林くん編かと想像してたので、悪役話?と意表をつかれました。
そうか。他の人とは何かが違うぞというのから、はっきりone and onlyになるお話なんですね。(違ってたらごめんなさい)
そのままシリーズをまた読み返したんですが、恋人未満な二人は手探りで余裕がなくてひたむきで純粋で良いですね。
恋人同志のいちゃいちゃとはまた違う甘さで、大好きです。

お話の中で手紙を書かない岬くんエピソードが出てきましたけど、経済的な理由に一票です。(笑)
あと個人的には、滞在期間の短さと相手かなとも思ってます。
ざっくり計算しても、30回以上の転校だと、一ヶ所平均、約1ヶ月強。
天候や岬パパの筆の進み具合でも大分変わりますし。
あとは誰隔てなく仲良くする岬くんは、この人には手紙を出して、この人には出さないって事が出来なかったんじゃないかと思っています。
だからこそ、最初の一歩の若林くん訪問が凄い転機。

ごめんなさい。セーブしてるんですが、ここにくると語りたくて止まらなくなってしまいます。
  • 銀月星夢 さん |
  • 2010/10/18 (13:00) |
  • Edit |
  • 返信
お褒め頂きありがとうございます。我が家の源三に伝えておきます♪
星夢様、こんにちは!
新作をお読み頂きまして、ありがとうございます♪
>他の人とは何かが違うぞというのから、
>はっきりone and onlyになるお話なんですね
はい、正にそんな感じです。one and onlyへの道の第一歩、ってところでしょうか。

恋人未満な2人は書いていて楽しいので、読んで下さる方にも楽しんで頂けると、私としても楽しさ倍増です。ありがとうございます♪
相手に惚れちゃってるが故のあれこれを、本人たちはまるっきり分かっていなくて普通に友達同士のつもり、というのがベタながらとっても好きなのです。
互いをそういう意味で意識していないからこそ、きわどいスキンシップをナチュラルにやってたりとか。

岬君が手紙書かない理由は興味深いですよね〜。これ1つでも色々妄想のネタになるあたり、やっぱり面白いキャラだなぁと思います、岬君。
今回のお話の中ではわりとドラマチック(?)な理由になってますが、経済的な理由ってのが、現実的に一番ありそうかなぁと。
星夢様のおっしゃる通り、滞在期間とか相手との関係にもよりますよね。誰にも彼にも分け隔てなく手紙出してたら、ホント、お金も時間も大変なことに。
一郎さん、ただでさえ稼ぎが少ないし、岬君、学校以外にも家事の一切合切もやらなくちゃならないし、わざと筆不精にならないと、とてもじゃないけれどやってられないだろうなぁと思います。

で、どんな理由で手紙を書かなかったにせよ、そんな岬君が自ら源三さんに会いに行っちゃうっていうのが、やっぱり源岬派としては重要な萌えポイントですよね〜!
ということで、セーブなさらずにアクセル全開でどんどん語ってくださいませ!
  • かおり さん |
  • 2010/10/18 (22:35) |
  • Edit |
  • 返信
若林ジャパン ←素敵すぎます☆
「Two of a Kind」楽しく読ませてもらいました。
そうそう、舞台裏ではそんなことがあったに違いないわ!!と、
原作をすばらしく完璧に補完して下さるお話、とても嬉しいです。
何も言わずに視線すら合わせずに、そっと一瞬だけぎゅっと手を握る岬くん。うっとりです〜(ハート)
いつも素敵なお話をありがとうございます。

私も源三さんは直球型に見えますが、根は理論の人だと思います。
そして岬くんは理性的な感性の人だと思います。勘も鋭そうですし…(でも自分へ向けられる好意にはなぜか疎かったりして…)
しかし、あのハチマキは衝撃でした。イタタタタ…って感じですよね(涙)
私の中ではすでになかったことになっていて、その部分だけすっかり忘れてました(笑)

小説だけでなく、Blogもとても楽しく読ませてもらっています。
かおり様の洞察力には脱帽です!
次回更新を楽しみにしています。
コーチは岬君です☆
N様、こんにちは。「Two of a Kind」 のご感想ありがとうございます♪
とりあえず、我が家のJr.ユース合宿所ではこんなことが起こっておりましたよ。
ちょびっとずつですが確実に愛を育む2人でございます。

勘も鋭く、場の空気を読むことには長けているのに、自分への好意には鈍感な岬君っていいですよね!

そして、やっぱり皆さん、あのハチマキは衝撃だったのですね〜。
当時、久々に岬君がフィーチャーされていて有頂天になっていたところに、頭にタイガーショットを喰らったようなきつい一発でした。いやはや。
しかもあれ、デザインもさることながら、走っている内にすぐに解けてしまっていたので、一体何の意味があったのか全く分からないという・・・ 
気合いを入れるためだったらしっかり結んでおけ!
私もあれはなかったことにして、「フランスチームに殴り込みを掛けた時の岬君は凛々しくてカッコよかったなぁ」 と、うっとりしてみようと試みるのですが、忘れようと思えば思うほど、「でも、ハチマキ・・・」 と、思わず笑ってしまいます。
ハチマキの呪い、恐るべし。
まぁでも、大日本帝国旭日ハチマキだろうと、ブーメランシュートだろうと、それもまた岬君。
全部ひっくるめて源三さんが抱きしめて受け止めてくれることと思いますよ♪

言いたい放題のテキトーブログですが、楽しんでいただければ嬉しいです。
また遊びに来てくださいませ!
  • かおり さん |
  • 2010/10/21 (23:12) |
  • Edit |
  • 返信
ハチマキはジャパンショップで(^-^)
かおりさま 
こんにちは。
「Two of a kind」拝読です。
原作の記憶が岬くん中心にインプットされている私、かおり様の新作を読むまで、若林くんが悪役を担ったことをすっかり忘れていました。不届き者です。
見上さんの人選はけっして間違ってはいないし、このことで若林くんの監督としての資質が見えました・・・が、推定14歳のお子に見上氏は期待をしすぎ!大人が担わなきゃダメでしょ。と、読んだ当時では思わなかったことを思いました。WY編でも無茶をする岬くんに「将来を考えてここは我慢しろ」とも言わずに煽った賀茂監督といい、C翼界、大人がいいかげんです。(小学生相手の監督とはいえない吉良監督ってのもいましたね)
こういう大人に指導をされて、かえってしっかりと成長した若林くんや冷静に提言をする三杉くん、すごいですね。

悪役を担って世界を分からせようとする若林くんに、そっと手を握る岬くん。
どちらもかっこいいです。
分かってくれている人がいれば、若林くんも心強くなったでしょう。
と、後で、チクチクっと「あれは言い過ぎだったよ?」「あそこまで言わなくても・・・」なんて岬くんに怒られたりするといいなぁと思います。

さて、衝撃的なハチマチですが、あれはきっとパリのデパートかなんかで開催された日本物産展(そういうのがあるかどうかも知りませんが)で買ったのでは?はどうでしょう。「大日本帝国」ですから。昭和の岬くんとはいえ、ここまで遡らなくてもいいでしょー。けっして家にあった・・・とは思いたくない私です♪もしかして!岬くんのフランスの友達からのプレゼントかもしれません。「日本人は、これが好きなんだろ?」と、すき焼き、侍の乗りで渡されて。
一人でこんなことで盛り上がってすみません(爆)。
  • なお さん |
  • 2010/10/22 (16:09) |
  • Edit |
  • 返信
ハチマキ・ショック
なお様、こんにちは!
分かります分かります。贔屓キャラについてはどうでもいいことまで覚えてたりするのに、他のキャラのことはかなりの重要事項も忘れたりしますよね・・・ 
私なんか、つい最近まで翼がサンパウロに所属してたことを忘れてましたよ。はっはっはっ!
高校時代に翼が日本にいなかったことはもちろん分かっていたんですが、どこで何してるか、まったく気にしてなかったという・・・ 

それはともかく、C翼界の大人連中は隅から隅まで皆むちゃくちゃですよね(含・一郎さん&由美子さん)。
>推定14歳のお子に見上氏は期待をしすぎ!
>大人が担わなきゃダメでしょ。
は、正にその通り!
世界の壁の厚さを教えたり、やる気を出させるためにハッパかけたりってのは一選手じゃなくて監督の役目なわけで、自分の負担を丸投げです、三上さん。
今回のお話では、悪役をやるということ自体は源三さん自身が考え、三上さんは最初反対したってことにしましたが、そもそも話を持ちかける時点でねぇ。そして、結局はその選択をよしとしちゃってるわけですし。

なので、老け顔だけど源三さんだってまだ14歳の少年なんだよ!チーム内での憎まれ役なんて辛くないわけないだろう!という遣る瀬なさが、このお話を書くきっかけだったりします。
まだ子供なのに、大人や周りの期待にこたえるべく、自分を犠牲にし無理をして「大人」であろうとしている。でも、本人は無理をしてるなどとは微塵も思ってなくて、無理をすることで生じる痛みなんかも見ないフリで笑ってやり過ごしている。
源三さんと岬君は色んな所が正反対ですが、その辺の根本がとっても似ているなぁと。そして、だからこそ互いの孤独を深いところで分かり合えるのだ!と妄想したりしておりますよ♪

そうそう、賀茂監督!
あの人、当初あんなに偉そうに 「使えない奴はいらない」 的なこと言ってたくせに、ブラジル戦で劣勢になったと見るや、「はっきり言おう。打つ手はない!」 と真っ先に試合を放り投げちゃうんですよ。その挙句にあの状態の岬君を出場させちゃうし。
てか、「打つ手はない!」って、そんな監督があるか!誰よりお前が一番使えないだろう!
・・・はっ!思わず賀茂への愚痴になってしまいました。いやぁ、でも、ダメ過ぎると思うんです、賀茂監督・・・

で、ハチマキですが。
なるほど、物産展ですか!フランスは日本趣味が流行したりしてますし、アリかもしれません(あれを選んじゃったセンスはともかく・・・)。
私は、前日の夜に岬君が自分で白ハチマキにマジックで描いたのかと思い、その情景を思い浮かべてちょっぴり欝な気分になったりしてました。
最初は赤丸だけだったのが、「ん?これじゃちょっと寂しいかな?」とか言って光の放射線を付け加えたりして・・・
・・・いやいやいや、なお様のおっしゃる通り、ここはフランスの友達からのプレゼントだと思うことにしましょう!友達思いの岬君は、せっかくもらったんだからどこかで使わなくちゃ、と思ったんですよ!
まぁ、それにしたって、よりによって一世一代のあの場面で使わなくたっていいじゃないか!誰も見ていない風呂掃除かなんかの時にしてくれよ!と思わないでもないですが。
  • かおり さん |
  • 2010/10/22 (20:14) |
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無題
若林ジャパン、私も観たいですvv
14歳の時点で既に日本がどうすれば強くなるかを考えていた(成功した)人なので、将来は絶対に監督になれそうですよね!
そういえば、小学生大会の時から、作戦を考えるのは全て若林君でした。心の折れたエースに喝を入れて立ち直らせたのも……11歳にして……なんて頭のいい子……!
翼が倒れたときとかにチームに喝を入れて立て直すのはいつも若林君なので、やはり彼の存在は大きいですよね。最初は翼と若林のダブル主役だったらしいですし。
JYでは見上さんよりもよほど若林君のほうが監督らしかったのですが(私は個人的に萌えておりましたが)、この辺は大人の事情というか、若林君が出てしまったら、勝ってしまうので。全日本を苦しめマンガとして面白くさせるには若林君が出場しないかケガをするかのどっちかしかないので、ああいう方向に持っていったというのが先にあるのでしょうがないのですが、見上さんにはどこかで監督らしさを見せて欲しかったですね。
  • みや さん |
  • 2010/10/26 (03:19) |
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  • 返信
栴檀は双葉よりなんとやら。
そうそう、思えば最初のころから作戦考えてチームに指示を出しているのは源三さんでしたよね。試合に出ていなくても激励の電話を掛けたり、突然ピッチサイドに現れて喝を入れたり。
G-23でも迷える岬君に喝と信頼のこもったパスを送ってくださいました。

源三さん、この漫画では翼に次ぐNo.2のポジションだとは思っていましたが、No.2どころか当初はダブル主役の予定だったんですか。
なるほど確かに、翼と源三さんの最初の対決の時に、「日本サッカー界を担う2人の最初の対決だった」みたいなナレーションが入りますもんね。

そう、源三さんはPA外無失点神話があるだけに、出場させちゃうと話が回らなくなっちゃうんですよね。予選やらトーナメント途中やらで簡単に失点させるわけにはいかないし。その点、森崎君ならばスリル満点!(失礼です)
大一番しか出場できないというのが、ある意味源三さんの最大の弱点でしょうか。

なんにせよ、若林ジャパン、いいですよね〜♪
実現の暁には、スーツ姿の渋い中年の源三さんが見られるのかと思うと、また別の意味でもワクワクします!
  • かおり さん |
  • 2010/10/26 (21:40) |
  • Edit |
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