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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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☆ ブログ始めました。
 夏と言えばやっぱりブログ!ってことでブログ始めました。
 やー、実は以前にもやろうかなとちらっと考えたことがあったのですが、その時は結局なんだかんだで面倒くさくなってやめたんですよ。が、昨日朝ごはんを食べながら何故だか再びその気になり、まぁ、思い立ったが吉日というし、気持ちが冷めない内にたったか始めてしまおう!ということになった次第です。
 そんなわけで今後に向けての展望とかブログのテーマなどというものは爪の先ほども見当たらないのですが、まぁ、サイトをやってた頃と同じ感じで適当に萌えだの燃えだの綴っていこうかと。取りあえず目標は6ヶ月。
 あ、今のところ作品をアップしようという気はあまりなく、単なる日記サイトみたいな感じになるかと思われます。
 ぶっちゃけ、「ブログ」である必要があるのか既に今現在自分の中に疑問が沸きつつあるのですが、それにまともに取り合っていると再び頓挫しそうなのでその辺は軽くいなしつつ、皆様何卒宜しくお願い申し上げます。

 で。記念すべき第1日目に何を書こうかなーと考えたのですが、この間までやっていたサイトのW杯観戦メモについて、「どうせだったら3決、決勝も・・・」というお声を結構頂いたので(ありがとうございます)、みっしりずっしり濃厚な今更感を漂わせつつも、景気付け(?)と自分自身のまとめも兼ねて、観戦メモの延長戦などをひとつ。かなり長い延長戦になりそうですが。

 まずは3決のドイツ×ポルトガル。
 その日私はシチリアはパレルモの某ホテルにおりまして、一人ぽつねんとテレビ観戦しておりました。
 でもね、あれですよ。この身は一つでも心意気だけは大応援団。もちろん全身全霊を込めてのポルトガル応援だったわけですが、まぁ、内容的にはフレンドリーマッチみたいな感じでしたね。全身全霊が勢い余って空回りするっつーの。

 開催国としての面目を保ちたいドイツと、自国の過去最高記録を塗り替えたいポルトガルとの熱い対戦になるかとちょっぴり期待してみたりもしたのですが、決勝進出や優勝を掛けた戦いとはやっぱモチベーションも緊張感も全く違うからなー。当たり前だけどさ。
 でも、個人的には最後に相変わらず美人なヌーノが見られて、しかも点を決めてくれて嬉しかった!しかもフィーゴ兄さんからのアシストと来た!そうそう、カーンも見られたしね。
 てなわけで、それなりに楽しんだ3位決定戦でした。

 一夜明けての決勝の日は、同じパレルモながら別のホテルにおりました。
 昼間タクシーに乗った際、運転手さんと当然のようにW杯の話になったのですが、今回の代表にはパレルモから3人(グロッソ、ザッカルド、バローネ)が選出されていたので、
「パレルモの選手達活躍してるよね。特にグロッソは凄いね」
 と言ったら、
「だろ?みんなよくやってるよ。グロッソがいなかったらオーストラリア戦で終わってたしな!」
 と、めちゃくちゃ嬉しそうでした。
 そうだよねー。やっぱり嬉しいよねー、自分の贔屓チームの選手が代表で活躍してくれるってのはさ。が、私は意地が悪いので、
「ま、ザッカルドはちょっと面白いことやらかしてたけど」
 と言ってみたら、
「・・・あれはさぁ・・・ あれは誰にでもあることなんだよ。たまたまだよ・・・」
 とちょっとしょんぼりしてしまったのが面白かったです。や、もちろんその後、そうだよね、あれは仕方ないよねー、とフォローしておきましたけどね。
 
 さて、肝心の試合の方は同窓生&現役生によるユヴェントス追悼会というような趣でしたが、なんつーか結局は、マテラッツィに始まり、マテラッツィに終わった一戦だったような。 つか、マテラッツィは今大会を通じ、ディフェンスをこなし得点を決めただけでなく、ネタキャラとしての役割もきっちり果たしてくれたように思います。流石だよ、MATRIX!

  まぁ、PK決着だったり、ジダンの退場があったりで今ひとつすっきりしない終わり方ではありましたが、何はともあれ24年ぶりのイタリア優勝ですよ!!
 私個人としては、デル・ピエーロが優勝の瞬間のピッチに立っていたことが嬉しくて嬉しくて、本当に嬉しくて仕方ない。試合中、デルピとジダンが一対一になった場面は、なんかもう、勝敗とかを越えてそれだけで胸が一杯になりましたよ。
 今回、デル・ピエーロは本番前に調子が上がらず、最終的な先発メンバーから外れそうな気配が濃厚でした。大会直前の記者会見では、
「今は一歩下がって丘の上から状況を見守っている。ちょうどアキレスがやったみたいにね。そうやって、自分がやるべきこと、出来る事を考えている」
 と答え (あの時のデルピの光の消えた目は忘れられないよ・・・)、以降のマスコミ報道ではずっと、”アキレス=デル・ピエーロ”の比喩が様々な形で使われてきました。
 そして迎えた優勝直後のインタビュー。「今大会、君は自分をアキレスになぞらえてきたわけだけど」という質問に、「今やトロイは征服された」と嬉しそうに答えたデルピにぐっと来ましたよ!
 この言葉を彼の口からリアルタイムで直接聞く事ができただけで、イタリアにいて良かったと思ったさ。
 
 さて、ユーロ2000ではトレセゲのゴールデンゴールにやられたわけですが、今回はそのトレセゲが唯一外してイタリアが優勝。因縁というかなんというか。 
 試合直後のインタビューでは「これもサッカーだし仕方がないさ」みたいな感じで結構あっさりしてたんで、ちょっとほっとしてたんですが、翌々日の新聞に国民に挨拶するフランスチームの記事が載っておりまして、そこにテュラムの肩に額を寄せて泣いてるトレセゲの写真が。思わず貰い泣きしそうになりましたよ。そうだよなぁ。やっぱ、そんなにあっさり割り切れるわけないよなぁ・・・

 そしてデル・ピエーロ。彼はPK大得意なのですが、それでもやっぱり彼の番ではかつてのバッジョのことが思い浮かんで生きた心地がしませんでした。細かく助走を始めた時は、うわぁヤバイ、と思ったのですが、決めてくれてよかった!
 それにしてもPKの間、腕を組み、どっしりと微動だにせず成り行きを見守っていたカンナヴァーロは漢でしたね!それに抱きついていたピルロは乙女だった!

 えー、ジダンの件は本当に残念でした。手出したら、いや、頭出したらイカンよなぁ、よりによってあの場面で。
 最初映像を見た時は吃驚呆然で文字通り開いた口が塞がらなかったんですが、同時に「またか!」とも思ったり。あの瞬間、多分かなりの人がそう思ったんじゃないかなぁ。何せこれで3回目だからなぁ、頭突き。
 ユーヴェ在籍中にやらかした時に故・アニェッリが言った、「可哀想な奴だ。この1年間その足で築き上げてきた全てを、頭突き一発で台無しにしてしまった」という言葉がふと脳裏を過ぎったりしましたよ。 
 まぁ、突然ぶち切れるのはある意味彼のレパートリー(?)だし、今更頭突きの一つや二つかましたところでジダンが偉大な選手だったことに変わりはないけれど、やっぱり最後の最後ででっかい汚点を残してしまった感は否めない。
 どちらが勝つにせよ負けるにせよ、心からの「ありがとう」と共に拍手で引退を見送りたかったなぁと思います。返す返すもそれが残念。あんな形で去っていくジダンは見たくなかった・・・ 

 それはさておき、優勝決定後にはしゃぐアッズーリは本当に見ていて楽しかった!
 注目のガットゥーゾはいつもより激しくリッピさんをど突き、髪を毟っておりましたね。リッピさんが代表監督を辞任したのは点を入れたり勝ったりするとガットゥーゾにど突かれるからだとかいう説もありますが、さもありなんと思わないでもない。凄い勢いで行ってたもんなー、あれ。

 カモラネージの断髪式、マテのトリコロール帽、トッティのほっかむり、オッドをお姫様抱っこするブッフォン、何故か短パン脱いでるガットゥーゾ、彼を肩車するデルピ、カップにキスしまくりの選手達。ホント、見渡す限りアホばっかりで、見てるこっちもとっても楽しかったんですが、ブラッターがカップ授与式に姿を見せなかったのは何故なんだろう。
 リッピさんは早速葉巻に火をつけてましたね。こらこら、ピッチ上、ピッチ上!などと言うのは野暮というものでしょう。さぞや格別の一服だったでしょうな。

 その日のホテルは街の中心地からかなり離れている上、大道路沿いで周りに何にもないようなところだったので、残念ながら優勝の瞬間の大騒ぎは見られず。でも、クラクションや歌声は彼方よりばっちり届いてきていましたよ!その夜のW杯番組も当然の事ながら大興奮でした。

 で、興奮冷めやらぬまま翌朝、ガゼッタ・デッロ・スポルトを買いに行こうと思ったのですが、困ったことに周辺にキオスクがない。 その後一日中機会を見ては出先であちこちの店を当たってみたんですが、どこもあっという間に売り切れたらしく、残念ながらゲットならずでした。何でも過去最高部数だったとか。

 その夜のローマ凱旋も、私はもちろんテレビで見ただけですが、それはまぁ、凄まじい大騒ぎ。「Chi non salta e` un francese !( ジャンプしない奴はフランス人だ!)」と歌いながら選手もサポも跳びまくり、跳ねまくってましたよ。

 イタリア、優勝おめでとう!SIETE CAMPIONI DEL MONDO !!
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