Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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☆ fenomenAlex !
15日の土曜日、1泊でローマに行ってきました。言うまでもないかもしれませんが、もしかしたら一応言っておいた方がいいかもしれないので言っておきますと、ユーヴェの試合を観るためです。今回はラツィオ×ユーヴェ戦。
で、15日の朝起きて、よっしゃー!今日は勝つぜー!と、意気揚々と窓を開けたところ、外は吹雪だった。
なんなの、この幸先の悪さ。
比喩でなく、目の前がまっ白なんですけど・・・
ローマ行きを決めたのはほんの数日前のことだったのですが、それとほぼ時を同じくしてシベリアから寒気団ご一行様が押し寄せて来ましてですね、ここのところかなりの寒さなのですよ。で、15日当日はとうとうイタリア全土のあちこちで大雪警報発令中という事態に。
ラツィオ州にも警報が出てるし、下手するとローマに行き着く前に途中で足止め食うかもしれないし、仮にローマに辿り着いても今度は帰ってこられなくなるかもしれないし、第一行った所で試合が中止になるかもしれないし、雪が止んで試合があったとしても夜は凄まじい寒さだろうし・・・
・・・と、駅に向うバスの中で行こうか行くまいかひとしきり悩んだものの、行かないでする後悔よりも行ってする後悔って岬君も言ってるし、とりあえず行くだけ行ってみよう、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ローマに入らずんばオリンピコに行けず!ってことで決死の覚悟で電車に乗り込んだわけですが。
えー、数時間後に到着したローマは見事な快晴でございました。岬君やら虎穴やらを持ち出すまでもなかったよ。途轍もなく寒かったけど。
ローマに着いてから試合まで時間があるんで、街を少しぶらぶらしようかと思っていたのですが、あまりの寒さに気力を削がれ、結局テルミニ駅構内のショッピングモールで適当に買い物をするという実に軟弱な時間つぶしと相成りました。

上は今回のチケット。ラツィオのホーム戦だけあって、チケットもスカイブルーです。
試合が良く見えるように&夜の試合だから出来るだけ危なくないようにということで、サイドのわりと良さ目の席を取りましたよ。
ところで、気になるのはやはり先発フォーメーション。
カモラネージは残念ながら間に合わないみたいだけど、折角観にいくんだから、デル・ピエーロに出来るだけ沢山プレイして欲しいなぁ、この間イアクインタがイマイチだったから今回はデルピが先発かなぁ、やっぱりまた後半だけなのかなぁなどと期待と不安の数日を祈るような気持ちで過ごしていたわけです。
が、試合前日の金曜日にスポーツニュースをつけたところ、
「インフルエンザによる発熱のため、イアクインタはラツィオ戦に召集されず。先発はデル・ピエーロとトレゼゲのツートップ」
との報道が!
えーと、あのね、最初に謝っておきます。ごめん、イアクインタ。 いや、本当に君に何か含むところがあるわけじゃないんだよ・・・ ないんだけどさ・・・
このニュースに私、「天は我に味方した!祈りが届いた!」 と、思わずガッツポーズをしてしまいました。いやもう、本当に申し訳ない。
そんな私がこんなことを言う資格はないのかもしれませんが、暖かくしてよく眠って、早くインフルエンザ治してください。
あと、ついでといってはなんですが、「あのおでこじゃ冷えピタ貼るスペースがないな」 などと思ってしまった私を許してください・・・

ローマ、スタジオ・オリンピコの外観と内部。
夜のスタジアムって綺麗だよなー。寒さとか帰りの足とかを考えなければ、夜の試合の方がムードがあって好きです。ビッグマッチだぜ!って気分になるもんなー。

今回は周りがラツィアーレばっかりなんで、一挙手一投足に気を使ったさ。まぁ、最後の方は色々だだ漏れで、恐らく気も何も使いきれてなかったと思いますが。
下はわが同胞、アウェイ席のユーヴェサポの皆さんたち。ちょっぴりやんちゃな人たちがピッチに爆竹を放り込んで、警備の人から放水されたりしてました。
しかし、この寒空に放水って、鬼だな・・・ いや、そもそも爆竹投げる方が悪いんだけどさ。

予報によると最低気温は氷点下になるという話だったので、出来る限り着膨れて行ったのですが、それでもやっぱり寒かった。みんなタバコ吹かしながら観戦してるんだろうかと見紛うくらい、吐く息が白かったです。
つか、いつも思うんだけど、イタリアは試合開始時間が遅過ぎ。8時半だもんなぁ。せめて冬ぐらい7時開始にすりゃいいのに・・・

上は試合直前のユーヴェの面々。本日はサブユニフォームですよ。
左端が我らがキャプテンですが、股間の黒丸は別にボカシが入ってるというわけではありません。短パンに手袋をはさんでるだけなので、どちら様もびっくりなさいませんよう。あれですよ、この寒いのにわざわざ露出したりするわけがないじゃないですか、ってか、寒くなくても露出しないわな、普通。
つか、そんなことより、久々にキャプテンマークをしているデル・ピエーロが見られて、すげー嬉しいよ!
さて、そうこうするうちに前半が始まったわけですが、あまりの寒さに体が思うように動かないんだろうか、と思うくらい双方ミスが多かった。
それでも、29分にデルピのコーナーからすったもんだの末に結局トレゼゲが押し込んで、まずは1−0。
よしよしと思っていたらこの辺りからラツィオの猛攻が始まり、結局その後10分も経たないうちにパンデフに頭で決められて1−1となり、振り出しに逆戻り。

あっちでぶつかり、こっちで激突しという感じで敵も味方も倒れる選手が多く、果てはネドヴェドが相手選手と激突して流血の惨事となったりして、寒いんだか熱いんだか分からない前半でした。
ネドヴェドはユーヴェの前はラツィオにいたので、ラツィオサポからの野次も結構厳しかったのですが、その後ゼビナが倒れた時はもっと酷かった。まぁ、現在ユーヴェ、その前はローマじゃ、仕方ないわな・・・
下の写真は後半開始前、北クルヴァのラツィオサポからの 「ロティート (ラツィオの会長)、ブッフォンを買ってくれ!」 コールに応えるブッフォン。その後ラツィオサポから拍手が起こっておりました。敵サポからも敬意を表されるとは流石です。
実際、この日の試合は危ない場面が多々あったので、ブッフォンがいなかったら一体どうなっていたことやら。
現在のユーヴェのディフェンスはかなり微妙なのですが、最後の最後にブッフォンがいてくれるってのはすごい安心感です。後ろが石崎浦辺コンビでも、その後に若林が控えてるから大丈夫、って感じだと思っていただければほぼ間違いありません。

後半は負傷したネドヴェドに変わってティアゴがIN。
で、始まって早々、中央のザネッティから左前線のデル・ピエーロにロングパスが渡り、相手ディフェンダーが寄ってくるよりも早く、苦もなく左足でゴール!
あまりにも何の抵抗もなくあっさり決まったんで、本当にゴールなのかどうなのか、一瞬戸惑っちゃったよ。しかし、みんなと一緒にゴールを喜ぶのも一興ですが、周りの悔しがりようを見てゴールの重みを噛締めるのもまた一興ですな。
その後25分に、1点目のコピーかってくらいまったく同じパターンでデル・ピエーロの2点目!ゴールもさることながら、この時のデルピのトラップが実に美しかった!右後方から来たボールをトップスピードで走りながら右のかかとで綺麗にトラップし、そのまま走り続けて左足でシュート!いやぁ、あのトラップを見られただけで、ここまで来た甲斐があったよ!
下の写真は、デルピの2ゴール目の後。またもブッフォンが出張お祝いに駆けつけています。
つか、デルピっていつも私から遠いサイドでゴールするんだよなー。

その後、後半ロスタイムに入ってからラツィオがもう一点返したので、結果は2-3。デルピの2点が効いたことになって嬉しい限りです。試合後のインタビューも久し振りでこれまた嬉しい限り。
今回のゲームはデル・ピエーロのゴール、ブッフォンのスーパーセーブ、ザネッティの計ったようなロングパスはもちろんのことながら、トレゼゲが中盤まで戻ってボールを取りに来たり、時にストッパーっぽいことまでしてたのが印象的でした。ゴールも決めて、これでまた得点王ランキングで他に差をつけたしね!
何にせよ、周りのがっかり&憤然ムードの中、1人でニヤニヤしっぱなしだったんで、かなり怪しい人になってました。フードとマフラーで顔が殆ど見えなくて良かったよ。

そんなわけで、デル・ピエーロのドッピエッタでユーヴェの勝利!
寒さを除けば天気も良くて、これで今年の運を全部使い果たしたかもしれない、と思いましたが、まぁ、考えてみれば今年もあと2週間足らずで終わりだし、上手い具合に使い果たしたといえるかもしれません。
年内はあと1試合を残すのみ。次のシエナ戦も勝ってくれ!
で、15日の朝起きて、よっしゃー!今日は勝つぜー!と、意気揚々と窓を開けたところ、外は吹雪だった。
なんなの、この幸先の悪さ。
比喩でなく、目の前がまっ白なんですけど・・・
ローマ行きを決めたのはほんの数日前のことだったのですが、それとほぼ時を同じくしてシベリアから寒気団ご一行様が押し寄せて来ましてですね、ここのところかなりの寒さなのですよ。で、15日当日はとうとうイタリア全土のあちこちで大雪警報発令中という事態に。
ラツィオ州にも警報が出てるし、下手するとローマに行き着く前に途中で足止め食うかもしれないし、仮にローマに辿り着いても今度は帰ってこられなくなるかもしれないし、第一行った所で試合が中止になるかもしれないし、雪が止んで試合があったとしても夜は凄まじい寒さだろうし・・・
・・・と、駅に向うバスの中で行こうか行くまいかひとしきり悩んだものの、行かないでする後悔よりも行ってする後悔って岬君も言ってるし、とりあえず行くだけ行ってみよう、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ローマに入らずんばオリンピコに行けず!ってことで決死の覚悟で電車に乗り込んだわけですが。
えー、数時間後に到着したローマは見事な快晴でございました。岬君やら虎穴やらを持ち出すまでもなかったよ。途轍もなく寒かったけど。
ローマに着いてから試合まで時間があるんで、街を少しぶらぶらしようかと思っていたのですが、あまりの寒さに気力を削がれ、結局テルミニ駅構内のショッピングモールで適当に買い物をするという実に軟弱な時間つぶしと相成りました。

上は今回のチケット。ラツィオのホーム戦だけあって、チケットもスカイブルーです。
試合が良く見えるように&夜の試合だから出来るだけ危なくないようにということで、サイドのわりと良さ目の席を取りましたよ。
ところで、気になるのはやはり先発フォーメーション。
カモラネージは残念ながら間に合わないみたいだけど、折角観にいくんだから、デル・ピエーロに出来るだけ沢山プレイして欲しいなぁ、この間イアクインタがイマイチだったから今回はデルピが先発かなぁ、やっぱりまた後半だけなのかなぁなどと期待と不安の数日を祈るような気持ちで過ごしていたわけです。
が、試合前日の金曜日にスポーツニュースをつけたところ、
「インフルエンザによる発熱のため、イアクインタはラツィオ戦に召集されず。先発はデル・ピエーロとトレゼゲのツートップ」
との報道が!
えーと、あのね、最初に謝っておきます。ごめん、イアクインタ。 いや、本当に君に何か含むところがあるわけじゃないんだよ・・・ ないんだけどさ・・・
このニュースに私、「天は我に味方した!祈りが届いた!」 と、思わずガッツポーズをしてしまいました。いやもう、本当に申し訳ない。
そんな私がこんなことを言う資格はないのかもしれませんが、暖かくしてよく眠って、早くインフルエンザ治してください。
あと、ついでといってはなんですが、「あのおでこじゃ冷えピタ貼るスペースがないな」 などと思ってしまった私を許してください・・・

ローマ、スタジオ・オリンピコの外観と内部。
夜のスタジアムって綺麗だよなー。寒さとか帰りの足とかを考えなければ、夜の試合の方がムードがあって好きです。ビッグマッチだぜ!って気分になるもんなー。

今回は周りがラツィアーレばっかりなんで、一挙手一投足に気を使ったさ。まぁ、最後の方は色々だだ漏れで、恐らく気も何も使いきれてなかったと思いますが。
下はわが同胞、アウェイ席のユーヴェサポの皆さんたち。ちょっぴりやんちゃな人たちがピッチに爆竹を放り込んで、警備の人から放水されたりしてました。
しかし、この寒空に放水って、鬼だな・・・ いや、そもそも爆竹投げる方が悪いんだけどさ。

予報によると最低気温は氷点下になるという話だったので、出来る限り着膨れて行ったのですが、それでもやっぱり寒かった。みんなタバコ吹かしながら観戦してるんだろうかと見紛うくらい、吐く息が白かったです。
つか、いつも思うんだけど、イタリアは試合開始時間が遅過ぎ。8時半だもんなぁ。せめて冬ぐらい7時開始にすりゃいいのに・・・

上は試合直前のユーヴェの面々。本日はサブユニフォームですよ。
左端が我らがキャプテンですが、股間の黒丸は別にボカシが入ってるというわけではありません。短パンに手袋をはさんでるだけなので、どちら様もびっくりなさいませんよう。あれですよ、この寒いのにわざわざ露出したりするわけがないじゃないですか、ってか、寒くなくても露出しないわな、普通。
つか、そんなことより、久々にキャプテンマークをしているデル・ピエーロが見られて、すげー嬉しいよ!
さて、そうこうするうちに前半が始まったわけですが、あまりの寒さに体が思うように動かないんだろうか、と思うくらい双方ミスが多かった。
それでも、29分にデルピのコーナーからすったもんだの末に結局トレゼゲが押し込んで、まずは1−0。
よしよしと思っていたらこの辺りからラツィオの猛攻が始まり、結局その後10分も経たないうちにパンデフに頭で決められて1−1となり、振り出しに逆戻り。

あっちでぶつかり、こっちで激突しという感じで敵も味方も倒れる選手が多く、果てはネドヴェドが相手選手と激突して流血の惨事となったりして、寒いんだか熱いんだか分からない前半でした。
ネドヴェドはユーヴェの前はラツィオにいたので、ラツィオサポからの野次も結構厳しかったのですが、その後ゼビナが倒れた時はもっと酷かった。まぁ、現在ユーヴェ、その前はローマじゃ、仕方ないわな・・・
下の写真は後半開始前、北クルヴァのラツィオサポからの 「ロティート (ラツィオの会長)、ブッフォンを買ってくれ!」 コールに応えるブッフォン。その後ラツィオサポから拍手が起こっておりました。敵サポからも敬意を表されるとは流石です。
実際、この日の試合は危ない場面が多々あったので、ブッフォンがいなかったら一体どうなっていたことやら。
現在のユーヴェのディフェンスはかなり微妙なのですが、最後の最後にブッフォンがいてくれるってのはすごい安心感です。後ろが石崎浦辺コンビでも、その後に若林が控えてるから大丈夫、って感じだと思っていただければほぼ間違いありません。

後半は負傷したネドヴェドに変わってティアゴがIN。
で、始まって早々、中央のザネッティから左前線のデル・ピエーロにロングパスが渡り、相手ディフェンダーが寄ってくるよりも早く、苦もなく左足でゴール!
あまりにも何の抵抗もなくあっさり決まったんで、本当にゴールなのかどうなのか、一瞬戸惑っちゃったよ。しかし、みんなと一緒にゴールを喜ぶのも一興ですが、周りの悔しがりようを見てゴールの重みを噛締めるのもまた一興ですな。
その後25分に、1点目のコピーかってくらいまったく同じパターンでデル・ピエーロの2点目!ゴールもさることながら、この時のデルピのトラップが実に美しかった!右後方から来たボールをトップスピードで走りながら右のかかとで綺麗にトラップし、そのまま走り続けて左足でシュート!いやぁ、あのトラップを見られただけで、ここまで来た甲斐があったよ!
下の写真は、デルピの2ゴール目の後。またもブッフォンが出張お祝いに駆けつけています。
つか、デルピっていつも私から遠いサイドでゴールするんだよなー。

その後、後半ロスタイムに入ってからラツィオがもう一点返したので、結果は2-3。デルピの2点が効いたことになって嬉しい限りです。試合後のインタビューも久し振りでこれまた嬉しい限り。
今回のゲームはデル・ピエーロのゴール、ブッフォンのスーパーセーブ、ザネッティの計ったようなロングパスはもちろんのことながら、トレゼゲが中盤まで戻ってボールを取りに来たり、時にストッパーっぽいことまでしてたのが印象的でした。ゴールも決めて、これでまた得点王ランキングで他に差をつけたしね!
何にせよ、周りのがっかり&憤然ムードの中、1人でニヤニヤしっぱなしだったんで、かなり怪しい人になってました。フードとマフラーで顔が殆ど見えなくて良かったよ。

そんなわけで、デル・ピエーロのドッピエッタでユーヴェの勝利!
寒さを除けば天気も良くて、これで今年の運を全部使い果たしたかもしれない、と思いましたが、まぁ、考えてみれば今年もあと2週間足らずで終わりだし、上手い具合に使い果たしたといえるかもしれません。
年内はあと1試合を残すのみ。次のシエナ戦も勝ってくれ!
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