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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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◇ 勝ちて帰れ!
 今年は思ったより桜が早かったですね。我が市では来週末に桜祭りを予定しているらしいのですが、その頃にはほとんど散ってるだろうなー。しかも今日は雨だしなー。
 げにままならぬは人の世と桜の花ですな。

 さて、この間、新国立劇場の 『アイーダ』 を観に行って来ました。ゼフィレッリのやつ。一度観たいと思っていたのでドキドキワクワクだったのですが、いやぁ、素晴らしかった!
 歌手陣は正直、ビミョーな部分もあったものの、名作はいつの世も色褪せることはないもんなんだなー。凱旋シーンでは生馬まで出てきちゃって、絢爛豪華荘厳華麗なこれぞまさにスペクタクル!って感じでしたよ。VIVA ITALIA!!
 以前、ヴェローナのアレーナ劇場で 『アイーダ』 を観たのですが、その時は青と白を基調としたシンプルかつ幾何学的な舞台装置で、イマイチ物足りなかったんだよなー。
舞台上にプールを作って船を浮かべたり、色々面白いことはやってたんですが、やっぱ 『アイーダ』 みたいなのはモダンでスタイリッシュな手法よりも、これでもかってくらい煌びやかな伝統的舞台の方がいいなぁと思います。
 つか、新国って今年で10周年なんだなー。いやぁ、年取るはずだよ。

 で、いやー、いいもの観た、満足満足、と思って家に着いたら、丁度バーレーン×日本戦の後半をやってましてですね、さーて、一日の締めくくりに日本の勝利を見てから気分良く寝るか、と思っていたのですが。
 ・・・もの凄いトーンダウンして布団に入ることになりました。なんだよ、もー。

 それにしても、あのスタジアムの雰囲気は摩訶不思議な感じで面白かったなぁ。いかにも中東チックな、壺から蛇が出てきそうな音楽が大音量で流れてて、異国の地で戦ってる感満載でした。
 やっぱさ、日本もヨーロッパの真似っこではなく、和物っぽい鳴り物で応援した方が、アウェイを演出できていいんじゃないかと思うのね。だってさー、それこそ 『アイーダ』 の 『凱旋』 なんかをやられたところで、あまりにもグローバルスタンダード過ぎて、ちっともアウェイな感じがしないじゃないですか。
 ここは一発、お前ら敵地にいるんだぞ、舐めた真似すんなよ、点なんか入れたら承知せんぞ、ということを相手チームに思い知らせるべきだと思うのね。
 よく、「どうせ言葉は分からないから、全部自分たちへの応援だと思うことにした」 なんてことを言う選手がいますが、そういう都合のいい解釈を許さないほどにローカル色を出すべきだと思うのね。
 味方を盛り上げ、相手選手に心理的プレッシャーを掛けてこそのサポーターでございます。

 なので、和太鼓と祭囃子で賑やかに盛り上げるも良し、スタンドの中央に津軽三味線部隊をずらっと並べ、気迫の津軽じょんがら節で闘志を掻き立てるも良し、あるいは雅楽隊が 『越天楽』 かなんかを演奏して、日本選手をめでたい気分にさせ、かつ敵のリズムを狂わせるも良し。

 まぁ、どれほど応援に工夫を凝らしたところで、選手が頑張ってくれなきゃ仕方ないっちゃ仕方ないんだけどさー。
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