Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.
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Vedi Napoli e poi muori !(ナポリを見て死ね)
本日はコッパ・イタリア3戦目のナポリ戦でした。
が、結果は3−3で延長戦の後、PK戦負け。あぁ、折角のデル・ピエーロの2得点が水の泡に・・・
地上波では放送がないので、ちょこちょことテキストライブを見ていたのですが、延長後半15分でデルピがゴールして3−2になり、よっしゃ!これで勝った!やっぱりアレは頼りになるぜ!と晴れやかな気分でリロードしたところ、「16分:ナポリの同点ゴール。3−3」の文字が。
あのー、10人で戦ってたとは言え、どうなっちゃってるんですか、ディフェンス陣・・・
PK、第一キッカーがブッフォンだったらしいんですが、どうやら空高く外していた模様です。
ジジ・・・ まぁ、いいよ、チームに残ってくれただけで嬉しいよ・・・
ナポリはマラドーナがいた頃に応援していたので、ナポリに負けるんだったらまぁいいか、という感じではあるのですが、これでUEFA出場のチャンスがゼロになってしまったのがちょっと残念。
それにしてもディフェンスなぁ・・・ もうこれ以上補強はしないのかなぁ・・・
が、結果は3−3で延長戦の後、PK戦負け。あぁ、折角のデル・ピエーロの2得点が水の泡に・・・
地上波では放送がないので、ちょこちょことテキストライブを見ていたのですが、延長後半15分でデルピがゴールして3−2になり、よっしゃ!これで勝った!やっぱりアレは頼りになるぜ!と晴れやかな気分でリロードしたところ、「16分:ナポリの同点ゴール。3−3」の文字が。
あのー、10人で戦ってたとは言え、どうなっちゃってるんですか、ディフェンス陣・・・
PK、第一キッカーがブッフォンだったらしいんですが、どうやら空高く外していた模様です。
ジジ・・・ まぁ、いいよ、チームに残ってくれただけで嬉しいよ・・・
ナポリはマラドーナがいた頃に応援していたので、ナポリに負けるんだったらまぁいいか、という感じではあるのですが、これでUEFA出場のチャンスがゼロになってしまったのがちょっと残念。
それにしてもディフェンスなぁ・・・ もうこれ以上補強はしないのかなぁ・・・
ところで、ナポリと言えば、昔語学学校で同じクラスだったイギリス人が週末に意気揚々とナポリに出掛け、そしてちょっとがっかりして帰ってきたことがありました。どうしたのかと思って尋ねた所、しょぼんとした顔で、「誰も歌ってなかった」と。
どうやら彼、ナポリでは皆陽気にカンツォーネを歌いながら街を歩いてるもんだと思っていたらしいんだよね。街行く人が皆、身振り手振りを交えながら 「オー・ソーレ・ミオ」や「フニクリ・フニクラ」を歌ってる素敵な街だと長年夢見ていたらしいのですが、いや、あのさ、「イタリアの永遠の劇場」と呼ばれるナポリとはいえ、流石に今日日それはないだろうよ・・・ 気持ちは分からないでもないけどさ・・・
同じヨーロッパの国でさえこんな感じなんだから、もしかしたら彼は日本は未だに侍と芸者と忍者の国だと思っていたかもしれないなー。
まぁ、そんなわけで、歌いながら歩いてるわけではないにせよ地元の人達は大抵陽気で人懐っこいし(ちょっとこすいけど)、街は見所一杯だし、食べ物は美味しいし、ナポリと言うのはハマる人はハマる街です。が、お世辞にも治安がいいとは言えないのが残念なところ。
表通りはクラクションが渦巻き、がやがやと賑やかで楽しいのですが、例えば中央駅周辺は地元民でも夜は近寄らないと言うし、ちょっと中心地から離れて下町の横道に入ったりすると、いきなり寂れて結構やばげな雰囲気になったりします。
実際、団体バスツアーなんかだとナポリは車窓観光のみだったりするんだよね。降りると危ないから。最近は観光客相手のひったくりが頻発しているそうで、かなり問題になっている模様です。
聞くところによれば、スリ、置き引き、ひったくりを生業としている方々にとっては、アメリカ人のお年寄りと日本人がいいお得意様なんだとか。まぁ、要するにお金を持っていて且つ警戒心が薄いということなんでしょうが、なんつーか、カモっぷりが 「アメリカの老人=日本人一般」ってのは、一日本人としては非常に微妙な気分ですよ。
もちろん対策としてパトロールを強化しているらしいのですが、観光収入がかなりの割合のナポリにとっては結構由々しき状況だろうなー。
そういえば、以前友達(日本人・男)がナポリに旅行に行った際、一人で街をぶらぶらしている内に、うっかり怪しげな細道に入ってしまったことがあったんだそうです。
すぐにこれはまずいと気が付いて引き返そうと振り向いたところ、道に入ってものの数分も経っていないのに、既に見るからに怪しげな男の二人組が後をつけて来てたんだとか。
間合いの取り方とかが明らかに獲物を狙ってる感じで、こうなったらもう、引き返そうにも引き返せない。取りあえずこの道を向こう側に抜けて大通りに出ようと足を速めるものの、相手もどんどん距離を縮めてくる。
相手は2人だし、助けを呼ぼうにも周りには誰もいないし、このままじゃまずい、何とかしなくちゃ、とかなり切羽詰った状態になったらしいんですが、しかし、神は彼を見捨ててはいなかった!
何故だか唐突に閃いてその場に立ち止まり、彼らに背を向けたまま、「はぁーーっっ」とか「ふーーっっ」とか言いながらゆっくり呼吸を吐きつつ空手の型をやってみたところ、「カラーテ、カラーテ」と言い合う声が背後で聞こえ、彼らは来た道をそそくさと戻っていったそうな。
「いやぁ、芸は身を助けるって言うけど本当だね」とその彼は言っていましたが、それはなんかちょっと違うような・・・ てか、君がやってたのは柔道であって空手じゃないだろうよ。
何にせよ、指一本触れずして敵を追い払う空手の破壊力たるや恐るべしですが、こういうことがあるということは、下手に異文化交流で相互理解を深めたりせずに、空手だの忍者だの侍だの日本に対しておかしなステレオタイプを持っていてくれた方が良いのかもしれません・・・ って、いや、そんなことないか、やっぱ。
どうやら彼、ナポリでは皆陽気にカンツォーネを歌いながら街を歩いてるもんだと思っていたらしいんだよね。街行く人が皆、身振り手振りを交えながら 「オー・ソーレ・ミオ」や「フニクリ・フニクラ」を歌ってる素敵な街だと長年夢見ていたらしいのですが、いや、あのさ、「イタリアの永遠の劇場」と呼ばれるナポリとはいえ、流石に今日日それはないだろうよ・・・ 気持ちは分からないでもないけどさ・・・
同じヨーロッパの国でさえこんな感じなんだから、もしかしたら彼は日本は未だに侍と芸者と忍者の国だと思っていたかもしれないなー。
まぁ、そんなわけで、歌いながら歩いてるわけではないにせよ地元の人達は大抵陽気で人懐っこいし(ちょっとこすいけど)、街は見所一杯だし、食べ物は美味しいし、ナポリと言うのはハマる人はハマる街です。が、お世辞にも治安がいいとは言えないのが残念なところ。
表通りはクラクションが渦巻き、がやがやと賑やかで楽しいのですが、例えば中央駅周辺は地元民でも夜は近寄らないと言うし、ちょっと中心地から離れて下町の横道に入ったりすると、いきなり寂れて結構やばげな雰囲気になったりします。
実際、団体バスツアーなんかだとナポリは車窓観光のみだったりするんだよね。降りると危ないから。最近は観光客相手のひったくりが頻発しているそうで、かなり問題になっている模様です。
聞くところによれば、スリ、置き引き、ひったくりを生業としている方々にとっては、アメリカ人のお年寄りと日本人がいいお得意様なんだとか。まぁ、要するにお金を持っていて且つ警戒心が薄いということなんでしょうが、なんつーか、カモっぷりが 「アメリカの老人=日本人一般」ってのは、一日本人としては非常に微妙な気分ですよ。
もちろん対策としてパトロールを強化しているらしいのですが、観光収入がかなりの割合のナポリにとっては結構由々しき状況だろうなー。
そういえば、以前友達(日本人・男)がナポリに旅行に行った際、一人で街をぶらぶらしている内に、うっかり怪しげな細道に入ってしまったことがあったんだそうです。
すぐにこれはまずいと気が付いて引き返そうと振り向いたところ、道に入ってものの数分も経っていないのに、既に見るからに怪しげな男の二人組が後をつけて来てたんだとか。
間合いの取り方とかが明らかに獲物を狙ってる感じで、こうなったらもう、引き返そうにも引き返せない。取りあえずこの道を向こう側に抜けて大通りに出ようと足を速めるものの、相手もどんどん距離を縮めてくる。
相手は2人だし、助けを呼ぼうにも周りには誰もいないし、このままじゃまずい、何とかしなくちゃ、とかなり切羽詰った状態になったらしいんですが、しかし、神は彼を見捨ててはいなかった!
何故だか唐突に閃いてその場に立ち止まり、彼らに背を向けたまま、「はぁーーっっ」とか「ふーーっっ」とか言いながらゆっくり呼吸を吐きつつ空手の型をやってみたところ、「カラーテ、カラーテ」と言い合う声が背後で聞こえ、彼らは来た道をそそくさと戻っていったそうな。
「いやぁ、芸は身を助けるって言うけど本当だね」とその彼は言っていましたが、それはなんかちょっと違うような・・・ てか、君がやってたのは柔道であって空手じゃないだろうよ。
何にせよ、指一本触れずして敵を追い払う空手の破壊力たるや恐るべしですが、こういうことがあるということは、下手に異文化交流で相互理解を深めたりせずに、空手だの忍者だの侍だの日本に対しておかしなステレオタイプを持っていてくれた方が良いのかもしれません・・・ って、いや、そんなことないか、やっぱ。
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