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Dum loquimur, fugerit invida aetas. Carpe diem, quam minimum credula postero.

   
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◇ 寒い。
 5日の夜に帰ってまいりましたよ、イタリア。や、よく考えれば、「帰って来た」 というのも少々変な気もするんですが・・・
 今年の夏はイタリアもご多分に漏れず猛暑だったらしいのですが、なんでもここ数日で急激に気温が下がったそうな。半袖にカーディガンといういでたちで空港に降り立ったのですが、歯の根が合わないほどの寒さに震え上がりました。
 昨日も 「涼しい」 というよりは 「寒い」 といった感じで、長袖シャツに長袖ジャケットでもまだちょっと寒かったです。暑くなくて良かったとほっとする反面、なんでこんなに寒いんだよ馬鹿!とちょっぴり腹立たしかったりもして。
 要するに単なるわがままなんですけどね、早い話が。

 さて、台風到来に一歩先んじて出発し、ひとまず無事に到着したわけですが、今回、成田を出発するまではトラブル続出でした。
 まずは滅多に遅れない成田エクスプレスが、その日に限って20分ほど遅延。遅れの原因は不明なのですが、なんか事故があったのかなぁ。
 いや、駅アナウンスで説明をしてたっぽいんだけど、他フォームのアナウンスと声が混じるは、アナウンスの途中で別のアナウンスが入って声が途切れるはで、結局なんだかさっぱり分からなかったのです。

 でもまぁ、多少遅れたところでまだまだ出発まで時間があるし大丈夫大丈夫、と余裕の表情で第1ターミナルに到着したわけです。
 で、先に空港に送っておいたスーツケースを引き取りに行ったところ、そこでなんと、私のフライトは第2ターミナル発だということが判明!
 ターミナルを間違えるなんて、そんな初歩中の初歩とも言えるミスを・・・ てか、成田のサイトで便名チェックしたら第1ターミナルって書いてあったのに、あれは幻だったんだろうか・・・
 それまでの余裕の表情はどこへやら、慌ててバスで第2ターミナルに向かい、荷物の重量オーバーを窘められつつチェックイン。締め切り10分前くらいだったので、結構ぎりぎりな感じでした。

 その後暫くし、それなりに時間の余裕を持って搭乗手続きに行ったのですが、私の前に並んでいた3人組が中東系の外国人だったせいか、私の列だけやたらと時間が掛かるんだな、これが。
 前にいるのが外国の方々だと分かっていたら、時間を食うのは明らかなのでその列は回避したのですが、後ろから見た感じじゃ、普通に日本人だったのよ。いい色に日焼けしてるな、くらいにしか思わなかったのよ。振り向いた顔見てびっくりしたよ。つか、兄ちゃんたち日本に馴染み過ぎだよ!
 しかし、ああいう時って、そのままその列に残った方がいいのか、他の列に移動するべきなのか、その見極めが難しいよなー。私はこれまで大抵の場合で見極めに失敗しているんで、株とかには向いてないタイプなんだろうなぁ、きっと。

 とまぁ、株の話はひとまず措いておいて、散々待った挙句にようやくパスポートチェックを終え、出発ゲートに向ったのですが、行けども行けどもなかなか目指すゲート番号が現われない。
 これはどうもなんかおかしいぞと思い、近くの係員の人に聞いたところ、「あー、それは向こうのサテライト棟ですね・・・ 出発地点まで戻って、シャトルで移動しないとならないんですよ」 と言われたわけです。それが実に出発15分前の出来事でございました。その係員のなんとも気の毒そうな顔が今も忘れられません。
 で、キャリーバッグを引き、パソコンケースを肩から提げて空港内を必死の形相で全力疾走し、すれ違う人に振り返られながらゲートに辿り着いたのが、出発予定時刻の4分前。
 それでもまぁ、なんとか間に合って良かった良かった、と汗を拭きながら真っ赤な顔で席に着き、さぁ、これで準備OK、いつでも出発してくれたまえ、って感じでスタンバイしていたのですが、結局、出発はそれから30分後だったという・・・ あんなに必死に走ったのにさ・・・

 てか、こうして改めて書いてみると、「初めての海外旅行失敗談:空港編」 みたいな趣で、我ながらほとほと呆れました。

 さて、そんなこんなで再び舞い戻ってきたイタリアですが、昨日は日用雑貨や食料品の買出しやら諸手続きやらで一日がつぶれてしまいました。こういう時につくづく思うけど、水道の水がそのまま飲めないって、不便だよなぁ、やっぱり。
 で、一日街のあちこちを歩き回っていたら、5ヶ月程度の不在の間にちょこちょこと細かい変化があるんでびっくりしましたよ。
 我が家の前にかつて小さな食料品店があったのですが、イマイチ不景気な雰囲気の店であまり客が入っている様子もなく、「大丈夫なのかなぁ、これで食べて行けるのかなぁ」 と他人事ながら心配していたら、案の定、いつの間にか閉店。
 で、その後しばらくは空き店舗のままだったのですが、1年半ほど前にようやくお惣菜屋さんみたいな店が入ったのです。
 が、「お惣菜屋さん」 ではなく、「お惣菜屋さんみたいな」 と書いた通り、商品の種類や傾向がなんとなく中途半端な店でして、「大丈夫なのかなぁ、あんまり流行らなそうだよなぁ」 などと再びでっかいお世話な心配をしていたところ、やはりあまり流行っている様子もなく、今回、私の帰国を待たずに閉店なさっておりました。儚くも短い生涯でございました。合掌。
 なんだろうなぁ、場所が悪いってわけでもないだろうになぁ。隣の旅行会社は普通に人が入ってるしなぁ。

 それはそうと、昨日は時差の影響で6時前に目が覚めてしまったのですが、起きてテレビをつけた途端、パヴァロッティ死去のニュースにぶちあたってびっくり。71歳か。まだ若いのになぁ。
 私は彼の声が大好きだったので、イタリア到着早々、なんともショックなニュースでした。お葬式は明日の土曜日。ボチェッリが歌うんだとか。
 ご冥福をお祈りいたします。
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